紙の本
元捜一のエース
2020/11/30 11:35
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
元捜査一課のエース・伊達が「お客さま」相談係へ異動となる。伊達は配属早々、ある老人のクレームを受ける。内容は「娘は自殺ではない」きちんと調べてくれというものだった。老人の言い分にも一理あると考えた伊達は同僚の小笠原と事件の確認を行う。関係者をあたるうちに、伊達は自殺という判断に対して疑問を持ち始める。この事件の真相は・・・。
よくあるサスペンスとは違ったアプローチで面白かった。
真田シリーズ、桜子シリーズに続き伊達もシリーズ化になればと思う。
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警察への苦情受付から、ほんのわずかの違和感を手掛かりに再捜査をするお話。舞台が場末部署なので、キャラのクセが強い。
神奈川県警、トィンクル、北海道出身などなどのキーワードが出てきます。このシリーズは夏希のシリーズにつながるのかな?
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エース刑事の左遷先は「苦情処理」係!?
元捜査一課のエース刑事、伊達政鷹は異動先に初出勤したものの、挨拶の機会を逸していた。
老朽化した神奈川県警中村町分庁舎の別棟が、
まるで病院診療科の待合室のように騒々しいのだ。
どうやら、複数の人たちが何らかの順番待ちをしているらしい。気を取り直し、胸に「巡査長・小笠原亜澄」と記されたIDカードを下げた女性に声をかけたが、それも六十歳くらいの男が派手な音を立ててドアから入ってきたため、邪魔されてしまう。神保長治と名乗るその男は、亜澄を捕まえるなり、口論しはじめたではないか。
相談受付の予約日時に間違いがあったようだ。
対応できる人員がおらず、困り果てた亜澄は、
ろくに異動申告も終えていない政鷹に神保を押し付ける。訳も分からず相談を受ける羽目になった政鷹に、「うちの娘が自殺なんてするはずないんだ」神保はそう声を荒らげた。娘の眞美は8ヶ月ほど前、箱根の芦ノ湖に浮いた亡骸となって、見つかったという。「あっちの特四」と掃き溜め扱いされ、「県警お客様相談室」と皮肉をもって呼ばれる、刑事特別捜査隊第四班の、一癖も二癖もある刑事5人が難事件に挑む!
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脳科学捜査官シリーズがページ数の割に次々と事件が起こるのに対し、こちらは回り回ってやってきた苦情の対応から地道に捜査する話なので、ややテンポがゆっくりな上に本筋と関係の薄いエピソードがいくつかあるのと相棒の亜澄があまり好きになれない状態で終わってしまいました。
脳科学捜査官シリーズと同じ神奈川県警が舞台なのでそのうちリンクするのか楽しみです。
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05月-22。3.5点。
神奈川県警捜査一課のエリート、分室(苦情受付)へ左遷される。自殺した娘の再捜査の依頼を受け、調べてみると。。
芦ノ湖を舞台にした、人情味ある捜査。面白い。
上手くまとめた。次作も期待。
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県警お客様相談室。他で対応しきれなかった件を扱う部署。元捜査一課の伊達は8ヶ月前の自殺を調べ直す。
真相は事故だったので事件ではなかったけどなんなのこの事故の関係者たち。犯人(と誤解した)自分たちの仲間を守るため自殺に仕立て上げる、て。確かにもともと犯罪は無かったけど家族の自殺に苦しんでいる遺族はいるのよ。変な隠蔽工作しなければその遺族の苦しみはなかったのに。その辺伊達達もちゃんと指摘しなさいよ、事件じゃなかっためでたしめでたしじゃないんだよ。
気分が悪い。