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投稿者:牡丹 - この投稿者のレビュー一覧を見る
怪異に迫る、2人のやりとりや、場面の緊張感にもドキドキします!
紙の本
澤村御影氏による人気シリーズの第5巻です!
2021/01/06 09:28
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『憧れの作家は人間じゃありませんでした』(角川文庫キャラクター小説大賞)でデビューされ、その後も、人気の「准教授・高槻彰良の推察」シリーズを次々に発表されている澤村御影氏の作品です。同書はそのシリーズの第5巻目に当たります。内容は、大学2年の夏に主人公の尚哉は自らの耳と「死者の祭」の真実を探るべく、高槻・佐々倉と長野の旧小山村へ出かけます。再会した従兄から、亡き祖母が「尚哉は山神様にとられた」と不吉な言葉を口にしたと聞ききます。地元でも「死者が歩く」と噂される件の村に着き、調査を開始するのですが、その最中、尚哉は高槻と共に再びあの真夜中の不思議な祭へと招かれていきます。この後、尚哉たちはどうなるのでしょうか?ハラハラドキドキの展開です!
電子書籍
大好きなシリーズです。
2020/11/30 07:45
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投稿者:harumin - この投稿者のレビュー一覧を見る
大好きなバディ物・キャラクター物。そしてまたまた大好きなオカルト要素と民俗学要素が盛り込まれ全てのバランスがとても良いと思います。軽く読めますが内容は複雑。今後様々な謎が明かされていくのかなと思うとドキドキと心配が混ざり合って悩ましいですが、これからも読み続けます。
紙の本
大きくうねる物語
2020/12/14 22:59
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投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る
いよいよ、本物の怪異と遭遇。前巻から、現象と人の解釈だけでは説明のつかない本物の怪異らしきエピソードが出始めていたが、今回、主人公の特異能力の原因が本物の怪異によるものだと明らかになる。
本物の怪異の出現により、これまでと明らかに局面が変わった。今後どんな展開になるのか、物語の行方が楽しみである。
電子書籍
まだ終わらない
2020/12/07 08:13
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投稿者:MIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ五作目。
いよいよ大詰め。完結編か?!とわくわくしつつ、どこか寂しく思いながら読んだが、終わりではなかった。
帯にもあるように「新展開」でした。
そうくるか。
番外編には初めての女子目線なお話があります。
電子書籍
民俗学
2023/07/23 07:11
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
民俗学とミステリーのコラボといえば聞こえはいいですが、自分にはやや、ファンタジー系ミステリーみたいな感を受けました。それに、幼い頃、「死者の祭」に迷い込んで以来、尚哉は、嘘が歪んで聞こえる……。まだまだ続きそう
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時代が変わって行燈が蝋燭に、蝋燭が百均のライトに取って変わっても、百物語という文化そのものは受け継がれているところに、ホラー話ながら妙な感動を覚えてしまった。
怪談の中にはどうしても廃れてしまうものもあるけれど、百物語はどの世代でも通じる話ではないかなと思う。
それは、人々が伝え続けてきたからこそ残ってきた物だと思う。
百物語に限らず、多少形を変えたとしても受け継がれていく文化って尊いなと。
ただ死者や死者を大事に思う人たちの気持ちを踏み躙る行為は許されることではない。
そこはビシッと諌める高槻先生である。
前半はそんな百物語の話。
後半は尚哉が過去に踏み入れたあの謎のお祭りの話。
先生がいるから大丈夫だと、こちらは勝手に楽観視していたら、予想していたより大ごとになってびっくりした。
そうだよな。
死者の世界に「2回」も紛れ込んで無事で済むタイプの話はそうお見かけしない。
ただでさえ1回目で対価を支払っているから余計に2回目が無事な訳がない。
ただここで助けに入ってくれたのが、これまた意外や意外、でも寧ろこの人でなければ切り抜けられなかった(要はこのために用意されたかのような)人の登場で、チートな切り抜け方を見せてくれた。
でも、結果的に高槻先生は対価を支払った気はする。
引き換えに一度は欲しかったものを得て、再び失って、トータル的にはマイナスな気がする。
何しろ、先生は引っ張り出してしまったから。
彼の背中の傷に関わる存在を。
命は助かったラストではあるが、不穏を残す形となった。
これからの先生が本当に心配である。
番外編の瑠衣子先輩の話が、余計にその不安を煽った気がする。
基本的にほんわかな話だし、瑠衣子先輩の先生への想いは物凄く理解できるのだが(ぽわんと丸い、言い得て妙)「ここに留まってくれない」みたいな不安感も確かに存在していたので。
最後の最後、「よかった、ちゃんといる。」この一文が、今回の本編を読んだ後だとより心にしみる。
改めてこうして振り返ってみると、いつも以上に噛み締め甲斐のある一冊だったと思う。
どうかどうか、皆が笑っていられる未来に繋がっていきますように。
そのためには、尚哉くんはますます先生を制御する術をマスターせねばだな。
まずは体力づくり、頑張ってくれ!
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いよいよ、本物の怪異と遭遇。前巻から、現象と人の解釈だけでは説明のつかない本物の怪異らしきエピソードが出始めていたが、今回、主人公の特異能力の原因が本物の怪異によるものだと明らかになる。
本物の怪異の出現により、これまでと明らかに局面が変わった。今後どんな展開になるのか、物語の行方が楽しみである。
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子どもの頃に遭遇した出来事と、それによって身についてしまった特殊能力の謎を探りに行く物語。こちらは次の段階に向けて中間の盛り上がりになってくる。次作以降、本編をどのように繋げていくのかが楽しみ。
もう一編、大学内での百物語の話が収録されているが、こちらは(個人的に)中だるみ感しか感じられず、残念に思う。
そろそろ本シリーズも終結に向け、どのように伏線や謎を回収していくかを考える時期に入ってきたのかな?このままズルズル続くと、似たような話になってしまい面白くなくなってしまうのではと危惧している。
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百物語。猫は良いものだなと改めて感じる。2編目は最初から出てきていた尚哉の耳の原因のお祭りの話。こんなにもガッツリあちらの世界に行くのか!と驚きつつ。それにしても、あの村の死者は山神様に縛られているようで浮かばれないなと思ったりもした。孫の寿命を差し出せと言う祖父母のことを考えたら辛い。
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ここで読むのをやめて寝るとかこわすぎる、むり、、ってぞくりとするの、久しぶりだった。
でもそこを越えたらあとを引く感じじゃなかったので多分有り難かった。
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5巻目は百物語と死者の祭と瑠衣子視点の番外編。
とうとう尚哉が力を得た祭りを調べに行く。
その前の百物語に絡めた数字の意味合いと死者を悼む在り方が補足となって効いてくる。
尚哉が迷い込んだ祭りの真相は。
そこで遭遇した出来事と人物。
そして過去を思い出したはずの高槻。
だが沙絵の正体も明かされたが忘れてしまった高槻にはどう説明するのだろう。
ただの怪異ではない、神との契約は恐ろしいものだ。
高槻が子供の頃に遭遇したものも恐ろしそう。
尚哉は戻ってこれた。高槻がそれと対峙した時何が起こるのか。
ますます続きが楽しみになった。
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図書館本、シリーズ5巻。だいぶんと民俗学的考察が増えてきて、嬉しい限り。百物語でのからくりは、いかにも現代ならではの理由に、逆に素人の動画投稿などに危惧感を覚えた。面白ければ、何をやっても良いと思う輩が多くなっている事実をこんなところで知る。
そして、尚哉の抱える問題が、とうとう明らかになるが・・・まさかの高槻先生の事態に、『この人は一生こういう星の元にいるんだろうな・・・・』と哀れに思った。いつの日か、高槻先生の真実が明らかになったとき、この日のことも思い出すのかな‘・・・。次巻も期待していますよ。民俗学的に。笑
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(ネタバレにはならないと思うけど)ついに祭りの現場に!今回はハラハラしたなー。そう来たかって場面が多すぎて大満足。巻末の瑠衣子のエピソードも良かった!猫も良かった!
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一気に話が進みました。
ついに「死者の祭」に踏み込んだ内容になり、シリーズ急展開です。
沙絵さんも再登場していい味を出しています。
少し盆踊りについて詳しくなれる感じでした。