紙の本
読みやすい短編集
2021/01/22 18:15
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投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は3本の短編が収録された短編集。
サブタイトル通り、3本ともミステリー系のお話です。
シリアスなお話ありほのぼのありと、バランスの良い取りそろえ。
ただ、これから読んでも大丈夫というなにかで見た煽りはあまりあてにならない気が。
紙の本
藤木稟氏による興味深い作品集です!
2021/01/06 16:49
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『陀吉尼の紡ぐ糸』や『太古の血脈』、それに「朱雀十五」シリーズ、「陰陽師 鬼一法眼」シリーズなどを次々に発表されている藤木稟氏の作品です。同書は、イタリアの小さな村に「蜘蛛男」が出没したということで始まる物語です。壁を這って移動し、車に貼りつくなど、人間ではありえない動きをするらしいのです。噂を聞きつけた平賀は、ロベルトと共に調査旅行へ出かけます。蜘蛛男の正体とは一体何なのでしょうか?そのほか、フィオナ&アメデオが犯人不在の狙撃事件を追う「透明人間殺人事件」、シン博士の親族が遺した暗号にロベルトが挑む「ダジャ・ナヤーラの遺言」も収録され、読み応え十分の作品集となっています。
電子書籍
短編集でした
2021/01/16 18:21
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投稿者:えぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る
フィオナの唐突な人気ぶりとローレンのコンサルタント具合がわかる話、シン博士がロベルトを頼る話(スリランカの文化が垣間見えるので興味深い)、平賀と料理上手なロベルトが怪奇事件に挑む話の3本でした。気軽に読んで、知識が増える感じの安定のシリーズです。
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短編集第5弾
透明人間殺人事件・・・フィオナ&アメデオが犯人不在の狙撃事件を追う。
ダジャ・ナヤーラの遺言・・・シン博士の親族が遺した暗号にロベルトが挑む。
スパイダーマンの謎・・・イタリアのちいさな村に「蜘蛛男」が出没。噂を聞きつけた平賀は、ロベルトと共に調査旅行へ。
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本編のぎっしり詰まった情報量の中にいると疲弊することを考えたら、本当に読みやすい短編集。
重みを持たせたいのは十分理解するところだけど、制限された中で展開される方がこのシリーズには合っていると思う。
本編では逃亡中のローレン。
高みの見物な態度が嫌いなんだけど、いつになったら絡んでくるのだろう。
小出し感はいらないと思うんだけど、ガルドーネ然り、しっかり平賀とロベルトに絡んでこないから、面白くないんだよね。
シン博士の話は、トリックに隠された謎解きでサクッと読めてほっこり。
平賀を敬遠するのは相変わらず(笑)
スパイダーマンの話は、誤認から始まり見せかけの関係から起きた、ちょっと寂しさを感じる哀愁の物語。
誰が悪いわけでもない、双方に取ってメリットある事柄だったのだから。
ただ、疑問なのは本物のチェーリオは自死だったのか殺人だったのか解らずじまいだよね?
彼には何が起こっていたの?
そこには言及してくれないの?
まあ、二人は奇跡調査官であって警察ではないからお開きってことですか。
でも何だかしっくりこないまま終わった感じ。
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短編3つ。
ローレン物というか、謎解き系と、シン博士とロベルトのちょっと良い話系のお宝さがしと、平賀のプライベート版奇跡発掘話。シン博士とロベルトの話が一番好きでした。
ローレンはにおわせ系なので、彼が出てくると他がかすんじゃうんだけど、お話し的にはそれほど面白くならないというイメージが。天才の心理なんてわからないですしね。
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お久しぶりにローレン様が出てきまして、とても楽しかったです。
そう思うと、以外と魅力的なキャラが揃ってるんだなと
改めて思った次第でした。
チャンドラさんの下りは、ちょっと感動しちゃう感じで
改めてバチカン奇跡の奥深さを感じたのでありました。
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ほんわか切ない感じの短編
物理法則に従うっていう鉄則が面白い
人の心に入っていく職業なのにその動機を無視して、あらかた見えてきてからすり合わせていくのも面白い
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アメデオ&フィオナコンビの議員殺害事件の捜査、ロベルトによるシン博士の親戚の暗号遺言解読、平賀&ロベルトの蜘蛛男事件調査の3本。
(後日追記)
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短編集。
本編より重くないため3割とも楽しく読めました。
1話目は事件としては少しやり切れないですが、天才に振り回されている大佐が際立ち、天才ばかり出てくる作品にしてはスムーズに行かない感じがいいです。
2話目はロベルトとシンさんの組み合わせで謎解き要素がメインの良い話でした。
3話目がようやく平賀ロベルトペアの話で安定感あって終わりもよかったです。ロベルトの調理シーンは毎回美味しそうですね。
本編も楽しみです。
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「透明人間殺人事件」
人気の国会議員がテレビの取材中に突如射殺される。しかし、その遺体が纏っていた衣服には弾丸の跡などが何もない。どのようにこの議員は殺されたのか、をフィオナとローレンが解き明かしていく。
ローレンの再登場が嬉しかったのと、この殺人事件のカラクリである無痛覚症という難病を知れた。
実世界でも罹患している人がいる難病らしい。
「ダジャ・ナヤーラの遺言」
シン博士の親族の問題をロベルトが手助けする話。前回の平賀にネズミの助けを求めることといい、やっとシン博士も仲間の一員になってきたように感じられた短編だった。
「スパイダーマンの謎」
イタリアの小さな村に蜘蛛男が出現する。彼の正体と目的とは?
犯人はなりすまし犯であったが、結果的には老婆を思いやるような優しい人間であった。
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久しぶり(?)の短編集。そのためか、内容もライトなものばかりで読みやすい。いつもの長編のようなダラダラ感はない。
まあ、その分謎もライトだし人間関係も分かりやすい。
長編の中の箸休めのような感じで、軽く読むにはちょうど良いかも!?
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3編。シン博士の話やが好き。それにしても、IOT家電だのVRだのと随分現代的なエピソードばかりで驚く。
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3つの短編集。
一つ目は透明人間にしか犯行が不可能と思われる殺人事件について、ローレンとフィオナと捜査していく大佐の話。
フィオナのローレンの崇拝ぶりがすごかったし、ローレンの冷淡ぶりがなんとも言えなかった。
安楽椅子探偵のようだった。
人の噂も怖いなと思ったし、思い込みも怖いし、初めて聞く疾患を知ることができたりいろいろ知ることができた。
ロベルトとシン博士の遺言状の謎も、平賀ロベルトコンビのスパイダーマンの事件も面白かった。
最新科学とか歴史を知ることができてとても勉強になります。覚えてるかというと…うん。
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大好きなシリーズの短編集第五弾。このシリーズは長編の方が好きで、短編集はメイン二人以外の話が多いこともあって少し苦手。毎回読むのにすごく時間が掛かる。今作も前半はローレン側のお話でした。面白かったけど、やっぱり二人の謎解きが見たいと思ってしまう。