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南アフリカW杯でのビジャのプレーに魅了され、そこから海外サッカーに興味を持つようになりました。
ストライカー=エゴイストのイメージが強かったけれど、彼の魅力はプレーにおける献身性と、どんな時も周りへの感謝の気持ちを忘れない謙虚さだと思います。数々のタイトルを獲得し、2020年ヴィッセル神戸での天皇杯優勝というこれ以上無いほどの有終の美を飾りました。彼の華々しいキャリアも幼少期からひたむきに努力を積み重ねてきた結果なのだと思います。
この本は、彼の設立したサッカーアカデミーのメソッドをまとめた一冊ではありますが、技術的な部分は現役時代のプレーを思い出させてくれますし、彼の人柄も感じさせてくれます。
彼のアカデミーで育った選手がこれから世界で活躍するのが楽しみです。これからも応援し続けたいと思います。
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自分が得意なことを見つけて、全力で取り組むこと。
失敗を怖がらないこと。
何でもそう言われるけれど、考えて→動く。
そのスピードを上げていく。
その繰り返し。
車の運転と同じ。
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「サッカーに引退させられたくない。引退の時期は自分で決めたい。」と日本のJリーグを自身のキャリアの集大成として、まだまだやれると思われながらピッチを去ったダビドビジャ。あれだけの輝かしい実績を残してきた選手であるにもかかわらず、決して奢らず、真摯にサッカーに取り組む姿勢や言動や振る舞いから伝わる人間性は多くの若い選手のいいお手本になったのではないか。
そんな彼がどんないい指導者になるのかと楽しみにしていたら、この本によるとこのDV7サッカーアカデミーを立ち上げたのは2015年というではないか、現役プレーヤーとして一線で活躍しながら、指導者への道筋をつけていたことに感心するし、日本のサッカー選手も見習うべきところがあるのではないだろうか。日本の場合はボロボロになるまで現役を貫く人が多く、それが美徳とされるような風潮があるが、ヨーロッパなどのトップ選手は引き際の大切さをすごくよく考えているように思う。
現役を引退してからのほうが人生は長いのだから、J2やJ3とランクを下げてまで現役にこだわるより、ビジャのように潔く次のステージに活路を見出す人がいてもいいのでは、そういう人も少なからずいるにはいるが、もっと増えてくるとより日本サッカーのレベルも上がって、活性化するのではないかと思う。
本書はプロのサッカー選手を目指す子供たちやその親御さんや子供を指導する立場の人を対象に書かれているが、1サッカーファンとしてもとても興味深く読めた。特に日本人プレーヤーの特徴を分析しているような記述には納得させられる箇所がいくつかあった。
そしてタイトルにもなっている「試合で活躍するための11科目」はサッカーのみならず、語学のマスターや仕事のスキルや技能の習得、その他様々な学びに通じる内容であった。
世界のトップクラスで活躍する選手を一人でも多く育てたいという夢に向かって歩み始めた彼の指導者としての活動をサッカー好きとして温かく見守っていきたい。
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体の向きの大切さや、ゴールへのスピードを意識することなど、なるほど!と思える内容が多かったです。
ただ、対象としては、どちらかというとコーチ向きで、本来、それを学んでほしい子供向けな内容になっていないことが残念なところ。小学校低学年の息子に直接読ませたかったです。