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島田虎之介の「ラストワルツ」は、自分の中では、あらゆる漫画の中でもベストのうちの一つ。一見、バラバラの物語を収束させて、時間や、世界などの大きなものを感じさせる力量は秀逸と思っている。
その島虎の新作。
今回作も、時間が主役。
しかし、ちょっと個々の話が(彼にしては)普通かなと思う。
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このマンガがすごい2020オトコ編第2位。ロボットとの結婚も可能になった未来。この手の世界観はおじさんなので星新一さんの方が好きかも。
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未来SFになってもシマトラさんの作風はそのまま。ロボットが優秀なのはいいのだけど、人類として読んでいると、人類の立場がどんどん薄くなっていくのが寂しい。擬音がほぼないしセリフも少なくて、読んでいて静かな気持ちになる。
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上下巻、読了。
漫画ではありますが、絵本に近い感じ。
描き込みは少ないけれどアート感のある絵柄、寓話的なストーリー。
星新一や手塚治虫・火の鳥のようなテイストがあります。
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シンプルな絵とシュールな背景、未来に迷い込んだようです。ロボットが主人公でとても静か。未来は本当にこんな感じかも。放射能処理施設を守るロボット、外の世界はどうなってるのか、人間はどうなってるのか考えると少しゾクリとします。
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【あらすじ】
ロボットが、ヒトと同じように街中を歩く未来。流れゆく時は、ヒトに、ロボットに、どのような変化をもたらすのか。ロボットの捜索を職とするサルベージ屋、誰の所有物でもない「自由ロボット」、半永久的な耐用年数を持つ「時間航行者」……。さまざまな視点で描かれる未来の世界像は、1つの終着点へと収束していく。この世界の行く末を丁寧に夢想した、ロマンティック・フューチャー。
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超長期耐用型ロボット・タイムノート(時間航行士)のお話し。星間旅行、放射能汚染物質の管理など、人間のライフ・サイクルの中では納まらないミッションの合間に、孤独な金持ち老人の思い出の謎に迫る話、ラスコーの壁画から現代までを一気に時間旅行するエピソードや各地の様々なニーズにこたえるアンドロイドの話がアンソロジーのように集められている。
「AIがヒトを超えた未来」という煽りが目に付いたのだが、それぞれのお話しは意外と古典的で、どれもどこかでみたようなストーリーばかりだ。
むしろこの作品の特徴はシンプルな線、デザイン的な画面構成の中に滲みでてくる独特な浮遊感である。一つ一つのコマは明快に描き切ってあるのに、明快さの連続の中からぞっとするような時間・空間感覚が表れている。
キャラクターが何人か登場しているが、これらが下巻でどう絡まっていくのか/いかないのか。