電子書籍
纏まってます
2021/03/13 22:14
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Masaru_F - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みやすい文体。江副氏の人格、その変貌をうまく描写している。バブルという時代の波にうまく乗っているつもりが、気がついたら溺れていた、ということかと。但し、以前読んだ江副本で書いてあったエピソードから大きく違う点がなかったのは少し残念。
電子書籍
インターネットを予見
2022/07/16 20:38
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
リクルート創業者、江副浩正って人は、あのリクルート事件の人ってイメージがありました。しかし、これを読んでいると、すごく先見の明のある経営者だったのですね……。ちょっと……イメージ変わりました
紙の本
タイトルには物足りない
2022/01/21 17:28
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投稿者:UMA1001 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルを見て購入したが、思っていた内容とは少し違った。もっと起業や斬新な視線などを期待したが、淡々と事実を述べる程度になっている。リクリートは今でも立派な会社だが、うまくいけばグーグルのような会社になっていた可能性もあり、もったいない。
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なんだろ、この読後感の悪さ。
リクルート事件というものがなんであったのか。
江副浩正という人がどんな人だったのか。
根拠もないのに人を落とし入れた、新聞社。
検察の傲慢さ。
秘書のせいにして難を逃れる大物政治家。
最後に酒によって頭をうって亡くなった
悲しい人。
決して、起業の天才というタイトルに
引かれて読むべき本ではない。
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江副浩正さん寄りに書かれた彼の功罪を余すことなく書いた本。ドラッカーを元にした経営哲学がとても参考になる。
社長のカリスマ性ではなくモチベーションでマネージメントする。社員にどうしたい?と聞き、それで?誘導し意見を促し、江副さんの考えていた正解や、それより素晴らしいアイディアにたどり着く。さすが先生と言い、君がやってよといい、一人一人の社員に経営者意識を植え付ける。
悪い情報ほど早く伝える。
組織は多様性が重要。エリートと型にハマらない人間が競い合うことで成果を出す。今で言うと、在日朝鮮人や女性、LGBTQ、障がい者に平等にチャンスを与えることに近い。
池田さんの部下への接し方は、手柄は部下、失敗は池田さんの責任とする。
特に上の4つが参考になった。
江副さんがいなくても教えを消化し、進化し続けるリクルートの凄みを感じる。とてつもなく大きくかけがえのないものを残したと思う。
徹底した合理主義は革新を生むが、時に倫理に反してしまう。日本社会は倫理に厳しい。世界を変えるためには倫理とどう折り合いをつけるかが重要になる。
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一気に読めた
まさに「ニュースプラス1」で賄賂受け渡しのスクープを見ていたので感慨深い
でも江添氏、真藤氏が失脚しなければ日本のITは......という言い方は魅力的なのだけれど
うーんうーん
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江副さんという人を初めて知った。
今なお印象強い「イケイケのリクルート」の根本を作ったのはこの方だったのか、ととても衝撃。
リクルート事件の時に生まれてすらなく、今回の情報のみで判断するのは浅慮だけども、日本の文化というものはゼロを1にするイノベーション、創造的破壊とはとても相性の悪い「古き良きもの」の価値観が根強いのだと改めて感じた。
自分の進路としては、より競争社会に身を投じるべきだという認識が強まった。
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リクルートの創業者江副浩正さんの生涯を描いたノンフィクション(著者はジャーナリストの大西康之さん)。江副さんといえば、戦後最大の企業犯罪「リクルート事件」の主犯としてしか知らなかったが、本書を読んだかんじだと(破天荒さ含め)スティーブ・ジョブズみたいな人だと思った。江副さんの創ったリクルートは、今注目されている(リーダーのいない自律組織)ティール組織のような感じで、どこよりも早くコンピュータを取り入れ、グーグルやアマゾンよりもはるか前に「検索」や「クラウド」に注目していたらしくかなり先駆的。
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すげー。そして日本がショボい。
自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ
変化対応を超えろ!
圧倒的当事者意識と社員皆経営者主義。
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就職、結婚、住まい、生活に密接する全てのサービスの日本の覇者の創生の本。実際、ライフステージが変わりつつある自分は、最近リクルートのサービスに触れることが多いが、
何がすごいって、仕組作りとその仕組を徹底させること。
ルールやプロセスを決めること自体ももちろん難しい。
でも、それを、バックグラウンドが多岐にわたるであろうこれだけの規模の会社で全員に従わせることの方が難しい。
凄い。
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面白かった。この手のノンフィクションものは久しぶりに読んだ。
リクルートという会社とはほとんど接点がなかったため、今回初めてまともに向き合うことになった。
ベンチャー気質な会社は当時珍しかっただろうなと思う。リクルートの創成期はまさに今のベンチャー企業とさほど変わらないと思う。ただ残念だったのは、今ほどこういう会社にチャンスや経験者からのアドバイスが受けられる環境になかったため、政治家に頼るしかなくリクルート事件が起こってしまったのではないか、と思う。ただ一方で、人のアドバイスを江副氏が受け入れる性格であれば、リクルートは生まれなかったかもしれない。いずれにしても歴史にもしは存在しない。
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リクルート創業者の江副氏の生涯を描いたノンフィクション。創業当時、次々と仲間を集めて組織を大きくしていき、成功をおさめる様子は読んでいて痛快であり、そこから江副氏がダークサイドに落ちていく過程は物語として読み応えがあった。
社外の関係者はいずれも豪華で、日本人の誰もが聞いたことがあるようなレジェンド経営者、政治家ばかりが登場するので華がある。
帯に書いてある「ベゾスも部下だった」というキャッチは事実ではあるだろうが、大袈裟な表現だと思う。
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リクルート江副浩正氏の偉業をGAFAを知る現在の視点で解釈し直した書。
河野栄子社長が、安比を売っ払ったエピソードが面白かった。(江副さんに知らせず。。株主でも取締役でもない)
また、ダイエー中内氏と江副氏の関係もよくわかった。
リクルートコスモスとファーストファイナンスが背負った1.8兆円負債を自力で返した方が、創業より偉業な気がする。
文体の冒頭、結部は、小説を意識してるのだろーか。感傷が過ぎた気もしたww
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引き込めまれて一気に読んだ。
江副という1人の人間が熱狂したもの、リクルートという会社のビジョン、それらを取り巻く日本社会の駆け引きとその結果が今現在にどう繋がっているのか。
自分が何かに熱狂すれば、何かは分からないが何かが残る、と信じさせてくれる一冊。
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「Zero to One」を読んでから、本書を読むと天才の思考法の一端が分かる。情報の非対称性と初期投資と利益率のバランス。
リクルートの情報産業の利益率と不動産業の利益率の対比。日本の新聞、広告業界と新興ベンチャー、リクルートの戦い。成功して変わっていく江副さんと、江副さんの言葉に触発され会社に参画したメンバー。
最後のダイエーの中内さんの貢献に感動する。