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紙の本
著者の「法華経解釈論」を堂々と紹介
2020/12/29 21:08
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
長年法華経を研究している著者が、法華経の原典をどう解釈するか、著者独自の論を惜しみなく当書で紹介した1冊です。難しい研究ですが、当書は表にまとめるなど、中公新書としては分かりやすく説明されています。
当書を読んで最も勉強になったのは、法華経解釈の研究者が国内に数多くいらっしゃる事実を知ったことです。著者は当書で、自論と違う解釈には堂々と理詰めで反論しています。著者の研究者としてのプライドがヒシヒシと伝わる内容でした。ためになる話でした。
紙の本
サンスクリット原典の徹底的な精読を通じて法華経の神髄を明らかにした貴重な一冊です!
2021/03/02 10:32
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『仏教、本当の教え』、『仏教学者 中村元』、『梵文「維摩経」翻訳語彙典』、『梵文「法華経」翻訳語彙典』などの宗教についての興味深い著作で知られる植木雅俊氏の作品です。同書の中で筆者は、「諸経の王と称される大乗仏典『法華経』が誕生したのは、釈尊入滅から500年ほどのち、紀元1世紀末から3世紀初頭のインド北西部だとされ、538年の仏教伝来によって日本にもたらされると、宗教・文化・社会に絶大な影響を与えた」と述べられています。同書は、『法華経』成立の背景から、各章の詳細、全編を貫く「人間主義」の思想性に至るまで、その全貌を解説した貴重な一冊です。サンスクリット原典の徹底的な精読を通じて明らかにした教えの真意と現代的意義を分かりやすく説いてくれます。
紙の本
誰もがブッダになれる
2020/12/27 11:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
法華経といえば南妙法蓮華経というフレーズが有名だが中身は全然知らなかったので勉強になった。権威主義化していた当時の仏教に対して元祖仏教の理想に還れと性別や身分に関わらずブッダになれるんだと説いた教えだということがわかった。(と言っても原始仏教と法華経の世界もまたかなり変容していると思うので原始仏教=法華経の理想と捉えるのは言い過ぎではあるが)
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