紙の本
内容は良いが、カタログの写真が小さい
2020/10/03 19:52
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うむうむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和40年代を中心に、日本の懐かしい自転車のカタログ写真が豊富に掲載されていています。デコラティブな電動フラッシャー付き自転車が最もページを割かれていて、なかなか楽しめます。
しかし、1ページに複数のカタログが掲載されていて、いかんせんカタログ写真のサイズが小さ過ぎます。これでは細部がよく見えませんし、カタログの文字もほとんど読めません。タツミムックのサイズでは無理があるのではないでしょうか。内容は良いので、A4サイズ位にして欲しいところです。
(補足:私が乗っていたブリジストン・ヤングウェイパルスYG-5BWは、派生モデルのトランシーバー付きが掲載されていました。この機種は、ププププというフラッシャーを点灯させて、プーーというブザーを同時に鳴らすと、プレロレプレロレという変な音になるので、面白がってよく鳴らしていました。)
電子書籍
自転車
2023/08/25 16:56
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投稿者:hamu - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供のころにあこがれた自転車があってテンションが上がりました。当時はかっこいいと思っていましたが、今見ると面白い。
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よくぞ集めたカタログや雑誌記事の数々。作者を見たら、プロでしたというオチ。そもそも、カタログって存在していたのね。
カタログ等が転載されているのですが、サイズ的によめなくてモヤモヤしたので減点です。
・ジュニアスポーツ
もう数ページでおなかいっぱい。メーカーの残存数を考えるとカンブリア爆発な感じ。
見たことはあるけど乗ったことは無いのですが、世代も微妙に違うし、ウチの経済力じゃ買えるわけない値段でした。通学用途とありますが、当校では禁止で軽快車のみ可でした。おかげで2台持ち。
※現実をご存知無い人へ
単一電池6本+すぐ電池切れな仕様なので、点灯させている人は少なかったかと。あと、倒れるとすぐにライト/フラッシャーは割れるしで、掲載状態の自転車なんてありました?ってレベル。フレームの空気入れ?盗まれるに決まってますよね?
P60 アリタリアカラーのランチャストラトス モンテカルロラリー仕様なのは、夜間走行なのでライトポッド装着車だからかと。
P66 モンテカルロ要素は?なポルシェタイプ。
・サイクリング車
有名なロードマン。やっぱり高い。カタログがあって、全体像を知ることができました。ちなみに、カタクラを乗ってました。
・ミニサイクル
20インチから24インチとか、あいまいなタイヤサイズ。ママチャリの祖?
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フラッシャー自転車を買ってもらえなかった自分としては、見て見ぬふりしてきた自転車たち。当時は羨ましくてたまらなかったけれど、今、見るとカンブリア紀の変な生き物みたいに異常進化の見本みたいで笑っちゃいます。たぶんコトラーいわくのマーケティング2.0時代の典型で、子ども用自転車というガラパゴス諸島で瞬間的に生まれた差別化のための異形の自転車オールスター列伝です。乗るのは子どもだけど、買うのは親、ということで安全というテーマが機能とデザインでこんなに肥大しちゃうんだ、とは今だから言えること。そして、実は今見ても、カッコいいとときめいてしまいます。さらに本書に掲載されている広告に、ランサーとかギャランとかクルマが当たるキャンペーンが付随しているのを見てると、親の欲望も取り込もうとする努力が見て取れます。ジュニアスポーツという市場は子どもの数が多かったからこそ成立するジャンルで、その差別化のために、見せ筋だけじゃない、オーバースペックな技術(ちょっと読んでもわからないぐらい…)も投入していくこころに、日本企業の真面目さも感じたりしました。オイルショックが訪れ、そして長きにわたる少子化でこの市場も幻にように消えています。今のジュニアは自転車に夢を見ないのだろうか…
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昔はフラッシャー付きのスポーツ車に憧れていたな!高すぎて自分には無縁だったけど。。。フラッシャーの爆発的増殖の様子を改めて知ることによって、あの時代は何だったのだろうと思う!でもその中にも油圧ディスクブレーキとか今に繋がる技術が登場していていたことにも驚いた。