ロヒンギャ危機―「民族浄化」の真相 みんなのレビュー
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紙の本
今が歴史になる
2021/03/25 08:04
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投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
近時話題のロヒンギャについて知るために購入。
ちょうど軍事政権によるクーデターが起きる。
人種問題などが絡まり、複雑な歴史をたどるミャンマー。
巻末の関連年表は2020年11月まで掲載されていますが、
今、まさに続きが記入されている状況です。
平和に解決されることを望みます。
紙の本
アジア最大の人道的問題の全貌をミャンマーを巡る国内・国際政治から読み解いた画期的な一冊です!
2021/03/01 15:43
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際研究大学院・客員研究員、ヤンゴン大学国際関係学科・客員教授などを歴任され、現在、京都大学東南アジア地域研究研究所・准教授の中西嘉宏氏による作品です。2017年8月25日、武装グループがミャンマー、ラカイン州の警察・軍関連施設を襲撃しました。これに対し国軍は、ロヒンギャ集落で大規模な掃討作戦を実施し、人々は暴力を逃れるため、隣国バングラデシュへと避難し、半年という短期間に難民は70万人にのぼりました。この事件から三年が経過したが、帰還は進んでいません。同書は、アジア最大の人道問題の全貌を歴史的背景やミャンマーをめぐる国内・国際政治から読み解いた一冊です。
紙の本
複数民族における争い
2022/10/21 19:07
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投稿者:nobita - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本国内にいるとアウンサンスーチー氏が最善と思われていたが、実際は複数民族の争いがあり、被抑圧者の彼女も抑圧者でもある。日本も士農工商の下にエタ非人層を作っていた。他国のことは笑えない。この本は現地にいた人が見た真実であろう。このような真実を知り、世論を動かしていくことしか我々はできない。アジアの悲劇をなくしていくことが、日本政府の役割である。
紙の本
複雑に絡み合う、宗教問題
2022/01/19 21:47
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
副題が「民族浄化」の真相、民族浄化って、ことばの響きが怖い。ミャンマー政府はロヒンギャはバングラデッシュから不法に入国した人々だといい、バングラデシュ政府はミャンマー国民だと主張する、そのうえに国民の9割以上が仏教徒のミャンマーにおいて、彼らはムスリム、複雑に絡み合う難問、スー・チーという平和の象徴を掲げていたミャンマーの影の部分が明らかになる書物だ
紙の本
ベンガル人とスーチー
2021/07/02 17:16
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投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
民主主義の原則である多数決主義が中立性を欠き、少数民族排除を引き起こした結果、バングラデシュに隣接する無国籍ムスリムがミャンマーの被差別民族として難民化したことの事実解明と責任追及がどこまで進むのか。これからも注視していなければならないトピックス。
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