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著者の文章というか、ロジックというか、端的に浅薄な概念操作が鼻につくのはいつものことで、それだけで個人的な評価は⭐️3以下確定なのだが、本書の現場レポートとしての希少性とタイムリーさを加味して評価した。9か月で24000件の相談は、まさに野戦病院。うち何件を弁護士+SWで対応したのかはわからないが、ただ圧巻である。しかし、ホワイトハンズ+ソーシャルワーカーズが風テラスなんだな。ますます近付きがたくなったな。
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国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11494760
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どっちかというと野次馬的に手に取ったもの。でも、ちくま新書というからには、俗ぽさは僅少で、大方固い内容なんだろうな、とは思いつつ。実際読んでみて、やはりいたって真面目な論考。もちろん、そういうのを求めていたから問題なし。密だからこそ成り立つ部分が大きい業界だけに、コロナによるダメージは想像に難くない。確かに通常時においては、公助と相性の良くない世界かもしれないけど、非常時には四の五の言ってる場合じゃない。ニッチな部分に、能動的に目を向けられる視点を持ちたい。改めてそう思わされる一冊。
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コロナの性風俗で働く女性への影響について、興味があって購入した。
著者の彼女たちへの支援内容というか、自慢話?がつらつらと書かれているだけで、活動に対して特に共感、賛同は出来るものではなかった。と言うのも、著者達の問題意識が、夜の女性を救いたい、と言う事であるが、彼女達の苦労や不幸は私含む一般市民とは殆ど関係ないからだ。
彼女達を救う事が、社会全体、一般市民にどのように資するのか、どんな関係があるのか、そこを深掘りできれば、共感できてのかもしれない。
良い暇つぶし、日本語の勉強にはなった。
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ただでさえ危うい働き方をしている人たちが、コロナによって更なる窮地に立たされてしまったことは想像に難くない。そのような人たちを支援する著者らの活動がまとまっていた。
こうした活動に熱心な著者らには本当に頭が上がらないのだが、著者の本を何冊か読んだ身としては、今回の内容は著者の活動にフォーカスしており、風俗で働いている人の苦しさがあまり伝わって来なかった。著者らの努力は賞賛されるべきものであろうが、そこで終わってしまっていて少し物足りない印象であった。