電子書籍
巧みな漫画化
2022/04/03 02:08
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投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る
まさかこの名作が漫画化されているとは思いませんでした(しかも最近)
原作の雰囲気や空気感が、絵と文字で見事に漫画化されていると思いました。
漫画として絵で魅せるところは絵で、しかし原作の言葉による表現を大事にしたいところでは大胆に原作の文章を画面内に取り入れていて、面白かったです。
特に「赤頭巾」は、モノクロの漫画なのに、それぞれの色彩の絶望的な美しさが感じられました。
その後の「空飛ぶ馬」は対称的に、不思議と温かさを感じる画面作りで良かったです。
原作を久し振りに読み返したくなりました。
紙の本
余白のある読後感
2021/08/30 23:37
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投稿者:じん - この投稿者のレビュー一覧を見る
原作未読。試し読みで気になって購入しましたが良作でした。淡々と、人について考えさせるエピソードと、その雰囲気に寄り添う絵柄。読後に何を思うか、読み手に委ねる作りが心地よく感じられました。
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原作を読んだ後の爽やかな読後感をまた味わえるとは…。
ぜひ「円紫さんと私シリーズ」続編をお願いいたします!
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うん、原作準拠で読後感を大事にしてるのかな?バチんと終わる手法は。
絵柄は寄せてあるのか?もとから、フォロワーなのか高野文子感が有って、いい感じ。しかし、正ちゃんのイメージがあって無かった。原作の描写を確認したくなるよね。
しかし、本の山から探し出すのは不可能なので、また買おう原作。
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「空飛ぶ馬 タナカミホ漫画」読了。北村薫の小説の漫画。途中の話しが、嫌な感じになったので、少し閉じて、積んどくした。今日最後まで読んだ。良い漫画であった。小説と同じ気分を味わえた。
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原作で想像していた以上に円紫さんがイケメン。
「赤頭巾」はこんなに後味の悪い話だったか、と思って原作を読み返した。
ううむ、漫画はやはり抄篇。ページの関係でいくつかのエピソードを端折ってしまうのが残念。
雰囲気はとてもうまく掴んでいるけど。
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織部の霊
砂糖合戦
胡桃の中の鳥
赤頭巾
空飛ぶ馬
園紫さんが良い男で良かったです。
お話しの中にはザラザラした話しもあって、それも含めて世の中なのね。
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高野文子みたいかも
「織部の霊」と「砂糖合戦」は拍子抜けしたが、「胡桃の中の鳥」と「赤頭巾」は比較的おもしろかった。最後の「空飛ぶ馬」だけは、ほかと比べてちょっと漫画のタッチが変った気がする。しかし円紫さんの見た目が若い。
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短編集が5篇。
文学部の学生と、噺家・春桜亭円紫との謎解きストーリー。
それぞれ味のある作品ですね。
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東西ミステリー国内版17位の本作をマンガ版で読了。
僕は原作は読んでいないけど、新しいミステリのジャンルとして日常の謎系、人が死なない系ミステリです。"日常の謎"とと言う題材に"落語家の探偵役"と言うマッチングが効いていて良いです。特に前半の三篇がなかなか良いです。
いつもじゃ無いけど、たまにはこうゆう系統もあって良いと思います。