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みんなのレビュー302件

みんなの評価4.5

評価内訳

302 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

あまりにも広大で無機質な宇宙に対して、私たちに残されたものとは。

2021/06/08 22:45

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゲイリーゲイリー - この投稿者のレビュー一覧を見る

SFというジャンルは、通常ならば考えられないような脅威に対して、私たち人類に何ができるかを考えさせてくれる。
つまり、人類共通の課題を明確に突きつけるのだ。

「三体」シリーズの最終巻となる本作では、宇宙という途方もないスケールの世界を描くことで、私たち人類を人類たらしめるものが何かを浮き彫りにしている。
もちろんそれは、地球が危機に瀕していようとも自己の安全だけを追求する利己的な姿勢であったり、
都合が悪くなると手のひらを反す自己保身であったりと、決して美しいものばかりではない。
特に「生存の障壁となるのは弱さや無知ではなく、傲慢さだ」という記述は、私たちが肝に銘じるべきであろう。

計り知れないほど広大で、私たちの理解など足元にも及ばないほど未知数で、冷酷無比な宇宙。
宇宙という膨大な世界から見れば、私たちなど自宅の部屋に引きこもり、玄関からすらも出ることができない子供に過ぎない。
なんと無力なことか。
しかし著者は、そんな宇宙においても人間の持つ「愛」には価値があることを信じている。
本作のクライマックスで描かれるシーンが、まさにそのことの証左と言えるだろう。

今現在コロナ禍で世界が混乱している中、カミュの「ペスト」が注目を集めている。
将来的に人類社会では太刀打ちできない、予期せぬ出来事に遭遇した時、
本作も「ペスト」のように人類の指針として再注目される可能性は大いにあるだろう。
SFの歴史を変えた超大作をリアルタイムで読むことができるのは、今この時代に生きている私たちだけに許された特権だ。
その幸福を享受できることに、感謝しながら最後のページを読み終えた。

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電子書籍

宇宙論版の「人新世」

2022/01/21 11:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る

完結編です。
今回のストーリでは、人類や文明といった範囲を超えた、宇宙の生成・終焉、次元の成り立ちなんかの内容が出てきます。
いま、「人新世」とか言われていますが、宇宙・次元のなりたちにも、手付かずの自然、なんていうものはなく、宇宙のさまざまな文明が、影響を与えているっていう展開がされます。
スケールが大きくて、人類やその文明がどうなる、なんていうことは、ちょっと吹っ飛んでしまう感じです。でも、それを、いまの世界にフィードバックさせて、いろいろと考えたほうがいいこもともあるのかもしれないのかな。

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紙の本

三体完結!

2021/12/12 15:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Ap - この投稿者のレビュー一覧を見る

全部読み終わって、一番難解だったのはやはり『2』だったと。『3』はあくまで「程心の物語」として、宇宙の物理法則あたりの頭の混乱は割り切って読めました。好きだったキャラは『1』にしかいませんでした。

個人的には、雲天明の『三体世界』での生活の話が読みたかったです(結局全然入らんかった…_| ̄|○)。

あとがきで、『映画版エヴァ』のラストと重なるとありましたが、自分は思い出しもしなかったです(程心のラストが、ハッピーエンドに思えませんでした)。どちらかというと、最終パートあたりは、『百億の昼と千億の夜』を思い出してました。

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電子書籍

面白かったです

2021/12/03 10:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る

地球人類と三体人たちの戦いの物語第三弾後編、そして最終巻です。前作では、三体人の侵略を退ける代わりに、太陽系の座標を全宇宙に知らせてしまうという大きな犠牲を払いました。今作では、未知の地球外文明の攻撃に備えるためにあらゆる努力を行います。そのまま、太陽系を死守する物語かと思いきや、想像をはるかに超えたスケールで物語が進行し、物語の着地点も想像を絶します。素晴らしい作品でした。

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紙の本

完結

2021/10/30 16:09

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投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る

三体は科学の知識がほぼ皆無な読者でも話についていける(よう作者が書いてくれている)ところが大変ありがたい作品だと、ここまでは思って読んできたのですが、次元がどうこうのあたりでついについていけなくなった…というのが正直に白状した感想であります。わからねえ!!
でもここまで来たからには最後まで辿り着きたい一心で読了。なので正確に理解できてはいないものの、それでもやっぱり面白い。面白かったです。特に天明が命懸けで創り上げた物語が最後の最後まで示唆していたところとか。あと自分が躓いた次元については上巻冒頭の楊冬のくだりを読み返したらなんとなくわかった感がある。
それにしても、巻が進むにつれてどんどんスケールがでかくなっていくお話だったけど、ここまで広げに広げた大風呂敷をきちんと畳んだところが本当にすごい。すごいもの読んじゃったなあ。

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電子書籍

すんごい力業

2021/07/24 22:23

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投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

三部作の最後はハッピーエンドになるかと思いきや、結局のところ、人類は間違った選択をしてしまっており、太陽系とともに人類は滅亡というすごい展開。そのあとは、さすがに、従属願望的な小さなハッピーエンドになると(半分期待を込めて)考えていたのが、それも外されてしまう。それでも最後の最後はビッグクランチになって、あとはもうわからない、というありがちな最後ににしかならないと思っていたのが、そうなるのかも不確定と、とことん予想を裏切る展開で終わります。

 それにしても、この三部作で、宇宙に対する考え方が確実に変わってしまった部分があるように思います。先日も米国からのニュースとして、人類がこれまでに電波を使って(それとは意図せずに)宇宙に向かって発信していたのが、最も近い恒星に届く、というような内容(細部は違っているかもしれません)があり、以前から警鐘を鳴らしていた科学者もいたようですが、実際に一般向けのレベルで報道されるというのは、本作の影響なのかなぁと考えてしまいます。

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紙の本

虚無感

2023/01/22 18:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み終えてから虚無感でいっぱい…。

宇宙のあまりの大きさ、人類のあまりの小ささ。
それらはほとんど暴力的ですらあった。

疲れた…。

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電子書籍

とうとう結末が

2022/01/04 21:40

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投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る

なんというか、想像を超えるスケールの大きな展開でした。本当に、驚きとしかいいようがないというか。この著者の別の作品もぜひ読んでみたいです。

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紙の本

物理学と宇宙論

2021/06/12 07:04

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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る

三体3の主人公・程心は、いつの間にか、人類の運命を担う境遇になるが、その場その場での心の動きは、人類愛に基づいていると思う。その選択の結果が地球人類の消滅に向かったとしても、それは個人が責任を負うもではなく、人類そのものがおうものであろう。三体1および三体2に比較して、ハードコアなSF観が隅々まで及び、検索で物理学用語の確認が欠かせなかった。しかし、とても読みごたえがあった。

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紙の本

最終巻まで

2023/05/30 10:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

一応の最終巻。
テンションを下げること無く描ききった手腕は素晴らしい。
どんよりとした雰囲気の漂うシリーズであったが、飽きずに読めた。

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電子書籍

ラスト以外は

2022/09/26 04:32

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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

ラストだけは…ですが、全体的には、良かったです。三体文明の地球侵略に対抗する「面壁計画」の裏で、チェン・シンが発案した「階梯計画」が進行していきます。チェンは、女性でまだ若いのに優秀。

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2022/06/03 06:01

投稿元:ブクログ

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2021/06/22 09:55

投稿元:ブクログ

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2021/12/05 20:06

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2021/12/25 18:00

投稿元:ブクログ

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