『神奈川県警「ヲタク」担当 細川春菜』
2021/07/26 19:43
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
江ノ島署の防犯少年係で3年を過ごした細川春菜
異動先は県警本部刑事部の捜査指揮・支援センターという部署
仕事内容は各分野の専門的知識を持つ一般の登録捜査協力員──「ヲタク」の担当だった
初仕事は東海道線の清水谷戸トンネル付近で起きた殺人事件
殺された「撮り鉄」の情報を求め、ベテラン刑事とともに「鉄ヲタ」に話を聞いてまわる
28歳にして女子高生に見間違えられる童顔の美女をヒロインに据えた警察小説の新シリーズ、文庫書下ろしで2021年6月刊
「そうです。あなたは片桐元也さんを殺害しました」
神奈川県のご当地本にして鉄ヲタ狂喜のディープな情報が満載
ヲタクの力もすごいね!
2021/08/23 10:36
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
江の島署から刑事部の捜査指揮・支援センターに異動となった細川春菜は初日から殺人事件の捜査に駆り出される。鉄道マニアが列車を撮影しようとしていたところを殺害されたようだ。細川は鉄道ヲタクから情報をえるため、鉄道に詳しいものに話を聞き始める。鉄道ヲタクには「乗り鉄」「撮り鉄」「音鉄」「駅鉄」等の4つグループが存在することを知る。そして情報を集めるうちに撮り鉄が引き起こした過去の事件との関連が浮上する・・・。
細川刑事がヲタクだと誤解して読み始めました。次はどのようなヲタクの話になるのか楽しみです。自分の楽しめる分野であればもっと面白く感じれるでしょうね。
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投稿者:まかゆら - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヲタクを担当するだけあってヒロインたちの知識もすごい
だけどそれ以上に書いている作者の知識がすごい
どれだけ調べているんだろうか
ちょっと気になる
春菜の雰囲気は良いが。
2025/01/16 18:52
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校生に見える警察官、細川春菜。
捜査指揮支援センターに異動となり、特殊な民間の捜査協力者から話を聞き、犯人を追うことになるが。
今回は鉄道関係の事件。
鉄道に関わる様々な趣味を持つ捜査協力者から話を聞き、相棒となるバツイチ浅野警部補と共に犯人をあぶり出していくが。
主人公の春菜のキャラ性は良いとして、鉄道関係の専門知識を羅列し、直接事件に関係のないと思われる内容が多く見られ、ちょっとな、と言う感じ。
骨となる部分を贅肉で覆っている感じに思え、今ひとつかなと。
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タイトル通り所謂ヲタクに捜査協力を頼むお話です。今回のお話では鉄道ヲタクが登場します。
ヲタクたちが好き勝手に話すので、お話に半分くらいは蘊蓄で埋め尽くされます。その分本筋のミステリーの部分は圧縮されているように感じます。
ただ蘊蓄話は結構面白く、読み終わる頃には夜行列車で旅しなきゃって心境になります。
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ヲタクと言うにはふさわしい内容。今回は鉄道についてだったが、シリーズと書いてあるには第2弾も期待するが、作者の取材が大変なんだろうなと余計な心配をしてしまうほど、狭く深い1冊。ダメな人間には全く面白く無いと思う。
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ネライは分かるし面白いとも思うんだけど、これって細川春菜さんは基本、話聞いているだけでほとんど存在感ないよね~ということで。
シリーズ第一弾だそうなので、回を重ねると色々ヲタク道を極めて行って面白くなるのかもしれませんが。
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神奈川県の警察官細川春菜は28才だがとても若く見られる。その親しみやすい外見を生かして協力者から情報を聞く、優しく素直な態度は好感が持てた。被害者は鉄道マニアとのことで、鉄道の知識を持つ協力者に話を聞き、鉄道ヲタクといっても撮り鉄、乗り鉄、駅鉄、音鉄、録り鉄、車輛鉄、時刻表鉄、廃線鉄、模型鉄など細分化されていることを知る。走行音に詳しい高校生が事件解決につながる事実に気づく場面にドキドキした。
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真田夏希シリーズと同じ舞台ですが、こちらは地元密着な感じです。
江ノ島署の加藤さんが冒頭少しだけ出ていました。
「ヲタク」担当となった細川春菜巡査部長が浅野康長警部補と登録捜査協力員(ヲタク)から話を聞いて、事件の真相に迫る話です。
鉄道にまつわる様々な見解がすごい(熱)量で伝わっていきます。
元々知っているスポットとか、利用したことある列車が出てきてイメージしやすかったです。
今回は「捜査指揮・支援センター」のメンバーはほぼ出てきませんが、活躍が期待できそうな濃そうな人達だったので、次作も楽しみです。
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舞台は神奈川県警。ときに捜査協力を得るための専門家登録精度みたいなものがあり、主人公の細川春菜はいわゆるオタクの担当という設定。着任早々、発生した殺人事件の捜査で、そのオタクたちに話しを聞いて事件解決に奔走する、というストーリー。
本作では鉄道オタクたちに聞き込みを重ねる設定でしたが、事件解明につながる聞き込みにいたるまでの過程がちょっと長いかな、と感じました。聞き込みを重ねるうちに少しづつ事件のヒントが集まってくる、という展開のほうがおもしろかったのは、などと思ってしまいます。捜査にムダはつきものといいますが、読み手にとってのムダはあまり多くない方がよい、かなと。
とはいえ二作目もあるようなので、そちらに期待。
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Twitterで呟かれているのを見て、読みたいなぁと思い2巻目も一緒に引き取り♪
まぁ、ここまではね。で、読み始めてある部分で、「え! えええええ!!」 と叫んでしまった。えー、ある意味ではいろいろ問題があり、変な声を上げたことの理由は言えないんですけどね(;^_^A
物語はいわゆる鉄ちゃんとも呼ばれる一人の鉄道ヲタクの人物が、撮影中に殺害されたこと。そのために知識のある人々(ヲタですね)にいろいろな話を聞かせてもらうことになるのです。
その知識量たるやすごい!
春菜が話を聞く人物たちは警察に協力をしている人たちなので、良心的な人たちなのですが、どんな世界にも問題児はいるもので、その話を聞いていく春菜のライフがゼロになりそうになるのも分かりますね。
好きなことを突き詰めていくことは楽しいし、素敵なことだと思うのですが、その趣味の中で自分たちが中心と考えるのは間違い。
そうならないようにしたいと自戒を読みながらしてしまいました。
ですが、楽しい時間を過ごさせていただきました♪ 次の巻も楽しみです(*^-^*)
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ヲタクと呼ばれる人たちに捜査依頼をする高校生くらいにしか見えない童顔女子
今回は鉄道ヲタク
鉄道ヲタクと言っても、幅広いことに驚いた
乗り鉄、撮り鉄、音鉄、駅鉄…
音でも走音やら、アナウンスやらとジャンルが広い
と、話の内容よりも鉄道ヲタクについてのインパクトが強すぎた
撮り鉄が迷惑行為をしているというニュースを見たことがあるが
それが原因で悲しい事件へと繋がっていった
娘が急病で急救急車を呼ぶも出払ってて来てくれず
仕方なしに自走で行く
そんな途中の道路で撮り鉄たちが道路を塞いでる…
こっちは命に関わりそうなのに、撮り鉄たちに気をつけながら、ゆっくり走ると
「邪魔、ドケ」など言われ
しまいには車をパンクさせられる
で、病院にはたどり着けず救急車がきたが娘は手遅れ…
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事件解決のため専門家(ヲタク)に協力を依頼し手助けをするという部署に異動した細川春菜。
まずは鉄道ヲタク。
こんな職場が本当にあるのかわかりませんが、専門的なことを知るにはヲタクに、というのは理解できます。
色々詰まってて楽しかったです。
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図書館で。
特にオタクでもないヒロインがオタク専門になった経緯は何だろう。童顔でアニメ声で聴き上手だからだろうか。
それにしても一課だかの一緒に捜査している男はもともとバディは居なかったんだろうか。なんか仕事しろって感じ。←いや、仕事してるんだけどね。
そういえば少し前に路上電車の写真を撮ろうと待ち構えているところに自転車で通りかかった人が居て、罵詈雑言を浴びせられたって動画を見たなぁ…なんて思い出しました。普通に暮らしている人には関係無いですものねぇ。電車が走っていれば車両が変わろうが変わるまいがそれほど生活に変化はないし。良い撮影スポットに入ろうとしてフェンスを壊したなんて話も聞くし。もちろん、大方の人はマナーを守って趣味を楽しんでいるんでしょうが、一部目に余る行為をする人のせいで、その周辺一帯が同族のように思われるのはつらいですよねぇ。
と言う訳でなし崩し的な犯人確保とそのあたりちょっとな、と思うところがあったのでまぁ次は良いかな、という感じです。
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ヲタクの専門知識を捜査に生かすために、ヲタク専門の部署が警察にあるという設定が面白い。事件に関係する分野のヲタクを訪ねて、意見を聞くのだ。今回は、鉄タクのコアな専門知識が上手く殺人事件の解決に生かされている。撮り鉄とか、乗り鉄とか、音鉄とか、いろいろ細分化しているんだねえ。28歳なのに高校生に間違えられる細川春奈巡査部長が主人公だが、この設定もいいかも。しかし、作者は鉄タクについてよく調べたもんだ。ルドルフ・ケンペやロッド・スチュワードが鉄道模型ヲタクだったとは驚いた。