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業界では大変有名な方が
ここまで咀嚼して
まとめてくれるなんて!
事例の規模がデカすぎるが笑
私でもできるかも、と思わせてくれる。
それくらい分かりやすい本。
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偉大なブランドは、自分自身についてではなく、自分が愛するものについて語る。 Apple、Nike
Lovemarks
RespectとLoveの4象限
サイモン・シネック
Golden Circle
Start with Why
Purpose/Cause/Beliefとは、根源的には自分の愛するもの/好きなもの
優れたブランドはwhyから語り、普通のブランドはwhatから語る
人間は好きなものについていってしまうようにプログラムされた生き物である
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なにかをつくりだす、自分なりの価値を付加することを目指す人にとって、一つの指針となりえる一冊だと思います。
第二章「好き」というプログラム
世の中の大勢を動かすことは、確かに巨大現象を生み出すことだけど、そのはじまりはたったひとりが持つ「好き」という感情で、その連鎖が巨大現象につながっていくということです。つまり、自分の「好き」やだれかの「好き」を刺激することが、巨大現象に結びつきます。
ただしそれをビジネスとする場合には、その再現性と普遍性によって差がつきます。
-プロのクリエイターには、100万人の「好き」がどう動くか、ということが見える。素人に見えるのは、自分が「好きか嫌いか」に過ぎない。つまり市場性のランクの低い人の「個人的な好き」は再現性や普遍性を欠いているという致命傷があり、一方プロのクリエイターには、その「個人的な好き」に再現性と普遍性があるのだ。-
第三章 クリエイティブ必勝法
クリエイターと聞くと、完全に自分のオリジナルで独立した存在と考えがちですが、
実際には「巨人」=「偉大な元ネタ」に知恵を借りているものです。
第二章で触れた、「好き」という感情を生み出しそれを連鎖させるのがクリエイターである、とするなら、
①「好き」になる=優れた作品に触れることで、自分の「好き」のストックを増やす
②「好き」を盗む=「好き」になった要素を抽象化し自分が関わるテーマに重ね合わせる
③「好き」を返す=①②を踏まえ、自分らしいクリエイティブをアウトプットする
これらが優れたクリエイティブに向かうプロセスです。
この部分に触れられたことに、自分にとっては大きな価値がありました。
非常にオススメです。
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・広告とは好告である
・良いプレゼンは、相手の理解を得るために説得することではなく感情を揺さぶるような伝え方ができている
・人は論理ではなく感情でうごく
・嫌い=マイナスの好き。好きを見つけるためには嫌いから探るべし
・この本をみて、自分の周りで活躍する人の共通点があると思った。きっと自分の好きが理解できているからこそ、人やチーム、組織を動かす力があるのだなと。自分の好きを再現性をもって表現できる人達であるということ。
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「ゴールデンサークル」のTEDも見て、本も読んでいたし、ヒーローズジャーニーも勉強したし、ブラビアの広告にも感動していたけれど、原野さんのようなアウトプットが出来ていなかった。本書を読んでみて、これではかなわないと思ったし、ちょっと秘密を知ったような気分。タイトルは「ビジネスパーソンのための」「入門」になっているが、ブランドに関わるクリエイティブの人も、企業のブランドの担当者も、入門者も経験者も読んだ方がいいと思う。『アイディアのつくり方』と双璧をなすのではと思ったりした。何かの案件でちょっと「盗んで」プレゼンして見たくなる。
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ベンチャー企業の法務関係をサポートしている友人が読んで薦めてくれました。きっと彼が手にしたのはタイトルの力だと思います。ビジネスパーソンという自覚がある人ほど、クリエイティブというマジックワードに興味津々なのかもしれません。山口周『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』に相通ずる潮流を感じます。でも山口本は引いた目のコンサル視点ですが、本日は徹底的にクリエイター、つまりつくる人目線で書かれています。アップル復活のチームのジョブズとリー・クロウに当てはめるとリー側かも。イケている現役のクリエイターが、自分の方法論を惜しげもなく共有していることが魅力です。そこで、自分はビジネスパーソンと自認している人々が、クリエイターってそう考えるのか…ではなくて自分のビジネスでクリエイティビティをどう発揮しようか、というやる気スイッチが入るのだとしたら素敵です。ちなみに薦めてくれた彼は「ヒトのOSはサルとしての本能」と思ってるから、この本が訴えている「人間はロジックじゃなくて感情で動く」という主張が腑に落ちた、との感想でした。その感想、どう自分のビジネスに落とし込むのだろう?
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よかった!
たまたま、なにかをきっかけにエモいという言葉を私なりに定義したいと思っていろいろ例を考えていたときだったこともありタイミングもよかった。
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論理と感情という視点で見ると、感情が論理にフィルターを欠けているという論を立脚点に論理ではなく感情に訴えかけるクリエイティブが強い。と、筋道立てて説いてくれている本。講演アプリの、vooxで、作者の考えが聴けるので合わせて聴くとより理解が深まった。
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脳の仕組みは感情と思考に分かれていて、
意思決定は感情で決めている。
ブランディングとは愛されるもので、
自分自身が愛しているものを語ること。
色々と普段仕事している中で改めて考えるべきことがたくさん詰まっている本だった。
そもそも好きを認知すること自体に疎く、
自信が持てないタイプなので少しでもプラスの感情を、持ったことに対して好きと捉えてみようと感じた。
本を読み終わったときに自分の中での好きの捉え方や考え方が少し整理できたようなそんな本でした。
自分の感情って、どうなんだろう、
人に対してどんな感情を持ってもらいサービスを届けられるんだろう。
この事を考えながら仕事できるとより良い成果に繋がりそうだなと整理できました。
読みやすくていい本でしたので、おすすめです。
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クリエイティブの概念が完全に変わった。
「人間は非論理的な生き物である」ことが考え方のベースである点がいい。
気がついたら2時間で読み切っていた。
原野さん。心に刻まれました。
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森の木琴や、OK Goのドローン撮影のクリエイティブを手がけたクリエイティブディレクターの本。
先人のクリエイティブに学び、自分の「好き」を磨くやり方や、クリエイティブのプロの価値を作るもの、ブランド論まで、独自の試行錯誤や過去の仕事に基づいて論が展開される。インプットへの柔軟性と、クリエイティブに対する追究・芯の強さがエピソードの随所に表れていて読み応えがあり面白い。
人を動かすためには、理性ではなく感情に訴えろというメッセージにも同感。
ただ、その理論づけとして、聞きかじり・付け焼き刃感のある脳科学を繰り返し使っているのはちょっといただけない。ハリウッド映画やプレゼンのストーリー、彼のクリエイティブそのもののほうが、よほど説得力がある気がする。
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「名著でしょ、この本は」
by私の大脳辺緑系
論理的な思考も大事だけど、
「好き」の意思決定はそれだけで決めたらアカンのよ と。
読後にタイトルをみると、"ビジネスパーソンのための"というのが何とも皮肉的にも見えますね。
全ビジネスマン(クリエイティブに関係あろうとなかろうと)へ、超おすすめです。
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・広告の目的は、売ることではない。愛されること。販促とブランディングは違う。
・大脳新皮質ではなく大脳辺縁系が良いと感じるか。」
・ブランドは、自分ではなく「自分の好きなもの」を語れ。表出せよ。
それによって連帯が生まれる。
・個人的な「好き」に再現性と普遍性の高さを。
それが表現アイデアのコアになると強い。
・最も個人的なことが、最もクリエイティブなことである。マーティン・スコセッシ
・借りて、盗んで、返す。それが創造。
・広告は、生物学。
・「ちょっといい未来」を提示する。
・ブランドボイス。GODIVAじゃないのにGODIVAのふりをすると失敗する。
・創造することとは、無視すること。
・愛と尊敬。
ケビンロバーツ Lovemarks
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大脳新皮質:思考、言語、ビジネスパーソン、what
大脳辺縁系:感情、信頼、クリエイター、howとwhy
・感動を論理的に言語で説明することは不可能
・なんかいい の直感の正体はこれ
・情動が欠如すると、知能が健全でも、意思決定や行動には異常が出る(ダマシオ)
・感情に訴えろの正解はこれ!
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テーマ:広告業界におけるクリエイティブ側とそれ以外の人の思考の違い
内容:
優れた広告がなぜ優れているのかは本質的なところで誰も言語化できない。
理由:
人間は大脳皮質で考える自分と大脳辺縁系で感じる自分の二人羽織で生きているから。
詳細:
大脳皮質の自分と大脳辺縁系の自分の両方を理解できているかどうかがクリエイターとビジネスパーソンの違いである。
ビジネスパーソンは大脳辺縁系の自分に気づいておらず、物事を言語化しようとする大脳皮質の自分のみが自分であると思っている一方で、クリエイターは大脳辺縁系の自分を経験則で理解している。
ビジネスパーソンは筋道立てて論理的に販促をしようとするが、消費者は論理的な行動を取らない場合が多くある。
(例)体に悪い食べ物を購入したり。
これは大脳皮質では理解できない「感情」が大脳辺縁系に刺さっているからである。
経験があるクリエイターは経験則で感情に訴えかける理論では説明できないクリエイティブにリアリティを感じている。
筆者の原野さんは入社して10年ほど(?)で制作ではない部署から制作に異動している。
本書はその際に感じたビジネスパーソンとクリエイターの間にある思考の差を脳科学的に読み解いている。