一途な第二王子は不遇の伯爵令嬢に真実の愛を囁く みんなのレビュー

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

美しい双子の妹ばかりを愛し優遇する周囲と、愛されているがゆえの全能感でヒロインから全てを奪うのが当然という思考の妹に虐げられていたヒロインが、幼い頃療養先で知り合ったヒーローに救われて愛されて前を向けるようになる話。

冷遇され慣れすぎたヒロインが、ヒーローの婚約者になった時に他者から向けられる悪意には慣れてるから平気だけど、ヒーローから向けられる好意だけ慣れないから戸惑うという展開が切なすぎて驚いた。
どうしても家族から愛され祝福されて嫁ぐことを諦めきれずに妹の呼び出しに応じてしまう展開も。

正直この「家族から愛されたい」という思い、他作品でも見かけるたびに首を傾げてしまう。
それまで自分を虐げ冷遇してきた相手が急に愛情を向けてくるほうが打算的に見えると思うんだけど、それを受け入れられるんだろうか。

ヒーローは本当にタイトル通りひたすら一途で溺愛系でちょっと強引だけど愛情深い良い男だったし、なんなら妹の婚約者になる予定だった初恋の幼馴染も良い男だったよ。

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投稿者：レイローズ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

伏線も無し。タイトル以外の意外な事件やエピソードも無し。
妹とその信者達の異常っぷりをもっと出せばもっと違う小説になったんだろうけど、それじゃ違うお話しになってしまうので。まあ無理か。。。
タイトル以外の物を求める人には不向きです。私には合わなかった、読書時間の無駄使いでした。