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モノを売る時代から体験を提供する時代に変化する中でマーケティングも変わっていくという哲学的な話が中心で興味深い部分は多かった。一方であまり具体的なマーケティングの話ではなく、あくまで考え方中心ではあったので実践に使うためにはもっと考える必要がありそうに感じた。
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マーケティングがHuman to Humanになり始めていると。太古、人が作ったり獲ったりしたものを、人に売るという単純な構造だったが、間にいろいろな企業が介在して複雑になったと。モノを売るのではなく価値を交換するという観点で見直すと一方的にモノやサービスを売るのではなく、価値の交換であり、人と人のつながりで共創するモノであると。すべてのマーケティングは、モノを売っているのではなく、サービスの交換で、デザイン思考、デジタル化を取り入れることにより、そのH2Hが実現できると。
最近のコトラーを銘打った書籍は本人が主に執筆していなく、本書もドイツの方が書いていて、引用もドイツの事例だったり、理詰めだったりでわかりにくい部分も多かった。各章の最後にテストがあったり、監修の方の日本人向けの解説があったりするところが新鮮。
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デザイン思考について1章分使って触れられており,マーケティングの神様と言われるコトラーがマーケティングとデザイン思考の融合を試みています。
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人間回帰!そのためのマーケティングを!というお題のもと、過去の様々な理論の統廃合を試みる一冊。
結論として導かれる理論は、(翻訳者もおっしゃる通り)ツッコミどころ多々あるものの、その過程で、50年以上のマーケティング論と周辺経営戦略論が整理されるプロセスに価値がある。その意味で読み応えあり。
何より、90になってなお、新しいフレームワークの提示を続けるコトラー大先生の誠実な欲深さに感服