少年しのび花嫁御寮【特別版】 みんなのレビュー

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投稿者：apple2　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

忍者自体が浪漫ですよね～。

伊賀の少年忍者、晶は甦りの術を持つ。
但し、術を使うにはそれなりの代価を伴う。
自身の命を削る秘術。
晶が父と同じその力を受け継ぐと見ると、祖父は晶を連れて抜け忍となった。
その祖父亡き後は、愛犬のシンシャと息を潜め山奥で暮らしていた。

その晶の術を狙ったのが、敵対する甲賀の忍者の頭領である、虎目。
攫って身も心も奪った後に、相手の術を自分に転写する……それが虎目の持つ力。
虎目はデモクラシーの活動に手を貸し、また激動の中で愛する者を喪っていた。
自分の命に変えても蘇らせたい相手とは。
そして虎目が晶の無垢な愛情を受け入れた時、また強かに変わりゆく……。

大正時代を舞台に、伊賀と甲賀がぶつかり合う、大正忍者浪漫です。

髪の毛のシーンでは何故か、糸通しで細い穴に、刺繍糸を通す図を思い浮かべてしまった……色気ないな。
特に触手にはツボが無いので、忍術の一つとして読みました。

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投稿者：kumo　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

作家買い。私自身忍者が大好きです。
イラストは眼福、アキラは無邪気でかわいい少年だ、嫁さんの姿すごく可愛い。沙野先生のファンだから、毎回の裏テーマを楽しみに。絵を描く才能の代償として、アキラの体も心も無垢な少年である。純潔な少年に触手プレイをさせるのは悪趣味だwww今回の裏テーマは髪の触手です、挿絵は色気たっぷり。オススメ！

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投稿者：はな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

異能を持っていたり、伊賀と甲賀が対立していたりと、まるで山田忍法帖のような雰囲気。主役カップルの二人はもちろん、脇役も魅力的で、楽しく一気読みでした。
裏テーマの触手(笑)に力が入りすぎていらっしゃるようですが、それはそれということで。

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投稿者：赤犬　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

沙野風結子先生作の中でも、傑作のひとつに数えられると思います。
読み終わるのがもったいない、けれど先が気になる…。
結局、一気読みしました。
晶は文句なしにかわいいけれど、かわいいだけじゃないところがよい。大好きなキャラクターになりました。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

大正時代
なのに伊賀忍者と甲賀忍者
そして、少年花嫁御寮
ってエンターテイメントてんこ盛りなあおり
そして、それにふさわしい作品でした。
作者さんの相変わらずの力量に感服
自分の好みとは別のところで
エンターテイメントとしてレベルの高さを感じさせます。
なので、読ませる力がある作品でした。
その中に作者さん大好きな触手突っ込んでくるとは
さすがと申しますかなんと申しますか・・・。
思わず触手きたーって言ってしまいました。
（いや、触手嗜好は私にはないのですけど。。。）

晶と虎目の関係もじわじわくるけど
月長の想いの切なさが痛々しい。
綾坂侯爵の手も・・・もだもだします。

あと、ツツジが廊下を足音たてて歩く理由がいけてます。
「取り込み中だとまずいので・・・」

さすがの力量で読み切らせてもらいました。

☆３．５評価の４です。

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投稿者：まるみ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

なかなか読み応えもあっていい話でした。受けも真っ直ぐで健気で好みの受けでした。ただ攻めがちょっと物足りなく感じました。設定ではピカイチなのにいまいちスパダリ感がなくて。もっと能力的に凄いとこがあったり活躍してたらカッコいいってなったと思うんですが唯一やったことといったら蘇らせたことくらい。裏切った幼馴染に対する対応も甘いしなんだかなってなりました。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

まずタイトルと表紙のイラストにハートを鷲掴みにされました。大正浪漫で少年で忍びで花嫁、ワンコに髪触手と盛りだくさんの内容です。
外連味のある娯楽映画になったら面白そうなお話でした。