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紙の本
鎌倉時代
2022/01/26 05:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
北条氏を中心に鎌倉時代の高官たちの命運を辿る。どのような構想があったかも時系列的にわかり詳しい。親本があるものの今の時代に加筆訂正されており遜色なし。
紙の本
かなり高度に感じた
2022/01/19 09:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル通り北条氏を軸に鎌倉時代130年を追った内容である。歴史に詳しい人には何ともないのだろうが、内容が詳しく、濃いだけに一般人には少々難解に思えた。かなり高度だと感じる。
その分、本気でこの時代を調べようとした場合には、とても勉強にはなる。
驚くのは、本書が1980年代から何度も出版されているということ。それだけ古びず、読み継がれているということは、内容の確かさゆえなんだろう。
紙の本
北条氏の歴史
2022/01/18 15:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mt - この投稿者のレビュー一覧を見る
鎌倉幕府の歴史=北条氏による他氏排斥の歴史とでもいうべきか。梶原氏、比企氏、和田氏、三浦氏、安達氏いずれも将軍や得宗と結びついた盤石かと思うポジションでも、一寸先は闇とばかりに失脚し族滅していく。また北条氏内部でも、得宗家と庶流の対立や御内人の専横など不協和音が絶えないヒリついた雰囲気。足利将軍家のような貴種性も、江戸幕府のような制度もない執権北条氏の苦闘の歴史にも読める。もとは1983年刊だが、2度目の復刊。2010年代の研究も多く参照しており、古びてない内容の一冊。
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