紙の本
ミステリ好きの溜まり場カフェにて
2022/02/01 22:02
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作家、古書店主兼評論家、同人誌の主幹、編集者が集まってミステリ談義。
そして、溜まり場になっているカフェの店長。この店長が切れ者。
参加者の何気ない疑問「あの時のあれが未だに謎なんだよね・・・」みたいな会話からみんなで推理を展開します。
皆が一方向からしか見ない現象を、ちょっと視点を変えて解決へと導く店長。かっこいいです。
紙の本
ミステリ好き
2024/03/07 11:40
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者さんがミステリ好きなのは、あとがきを読んでるとよく分かる。
最初の居酒屋の話が良かったかな。
たぶんこうかなって想像はついたけど。
紙の本
ゆるっと読みたい人向き
2024/03/05 13:22
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投稿者:MIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る
表題にある通り、コージーミステリの短編集。
コージーミステリ好きが集って日常の謎を解いていくという展開。
とはいえ、緩いです。
謎自体も緩いし、登場人物も薄くて緩い。解決した後もゆるゆるっと過ぎてゆく。
まあ、深読みせずにゆるっと読みたい時にはちょうど良いでしょう。
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期待外れだったかな。。。文庫なら十分楽しめたけど
単行本でのお値段を考えるとちょっと微妙。
あっと驚くような展開でもなし、流れが毎回同じで(あえてだろうが)
単調でしつこく感じてしまった。
私には合わない本で残念。
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笛吹太郎『コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎』読了。肩肘はらない"コージー"な謎の数々。読みやすく楽しい。
しんどいことがあってもこういう本ならするする読める。こんな短編集を読みたかった!
中学の図書室で読み漁ったアガサ・クリスティを思い出さずにはいられない。本格だけがミステリじゃないよな、と。続編を待望する。
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【収録作品】コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎/コージーボーイズ、あるいはありえざるアレルギーの謎/コージーボーイズ、あるいはコーギー犬とトリカブトの謎/コージーボーイズ、あるいはロボットはなぜ壊される/コージーボーイズ、あるいは謎の喪中はがき/コージーボーイズ、あるいは見知らぬ十万円の謎/コージーボーイズ、あるいは郷土史症候群
古き良き「黒後家蜘蛛の会」の系譜に連なる作品集。探偵役はもちろん古式ゆかしい執事然としたカフェ店長。雰囲気はいい。謎もそこまで捻っておらず、わかりやすいが、〈コージーボーイズの集い〉という会の雰囲気には合っている。
ただ、好みの問題なのだが、あとがきが多すぎるのと、タイトルが長すぎるのがひっかかる。
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面白かった。
カフェで美味しいお茶とお菓子をいただきながら、ミステリの話に興じ、マスターが持ち込まれた謎を解くという、コージーミステリでもあり、安楽椅子探偵ものでもあるミステリ。
私は各話の冒頭で出てくる定型文、『作品の悪くちはおおいにやるべし、ただし人の悪くちは言ってはならない。もっとも後者の誓いはしばしば破られる。』という《コージーボーイズ》のルールがとても好きだ。
さて、収録作の内容について。
最初の「居酒屋の謎」は以前雑誌に掲載されていたものを読んでいたので、初読の衝撃はやや薄れつつも、改めてシンプルではあるが気持ちのよいパズラーだな、と思った。
私がおぼろげながら真相を予想できたのは「コーギー犬とトリカブトの謎」「ロボットはなぜ壊される」の二編。
一番驚いたのは「謎の喪中はがき」、これはアイデアがすごい。(もちろんどの話もアイデアありきではあるが)
「十万円」の真相は、分かってみればそこまで複雑さはないが、心理の穴というか、読んでいて全然思い付けず。
「郷土史症候群」はタイトルが上手いのと、「犯人」の大胆な計画にびっくり。
私は以前からTwitterで笛吹さんのお人柄をかいま見ていたので、帯の『ほがらかにデビュー』という文言がご本人にぴったりでなんだか嬉しくなってしまった。
次回作もお待ちしております!!
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年明け二冊目は楽しみにしていた新人の短編集。
物語はユーモラスにゆるい雰囲気ですすむが、真相には毎回驚かされるし、発想のひねり方が絶妙でくせになる。特によかったのは『コージーボーイズ、あるいは謎の喪中はがき』で、ミステリを読み慣れた人でもこの真相には驚くはず。
ミステリ好きにもはじめてミステリを読む人にもおすすめの作品集だ。
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優しいミステリ連作。
コージーミステリという古き良き世界を愛するメンバーが推理合戦をする。しかし誰も当てられず店長が解決するパターン。しかもミステリ部分はあえて優しく解けるように考えられてると感じる。気軽に楽しめるミステリというのも頷ける。
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ゆるっと読めておもしろかった。
ある程度正解に近いところまでたどり着けるものもあり、メンバー達と一緒にワイワイやってる気分になれました。
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カフェ「アンブル」に集う作家、古本屋、同人誌の主幹、編集者。
月に一度、ミステリについて語り合う「コージーボーイズの集い」と呼ばれる会合を開く彼ら。
そんな会合に持ち込まれる不思議な出来事を、さらりと店主の茶畑さんが解き明かす。
アリバイ立証のための居酒屋はどこに?
ナッツを使用していないケーキがアレルギー源?
愛犬コーギーの毒死の謎
小学生の息子は何故大事にしていたロボットを壊したのか
身内に不幸はないのに、姉が出した喪中葉書の謎
机の引き出しに入れた新券札が増えていた?
大学生たちが郷土史に興味を持った理由とは
どこかで聞いたような読んだような謎で、割とすぐに思い当たってしまう結末…。
そして、毎回なんでか作者からのあとがきつき。
謎はともかく、茶畑さんのカフェの余韻を楽しみたいなーと思ってるところにあとがきがあると、一気に現実をつきつけられる感じ。
あとがきは別に好きでないので、最後にまとめてもよかったのでは。
いろいろ残念だった。
後日、実家の片付けをしていて「黒後家蜘蛛の会」を久しぶりに読んで、あれ、もしかしてこの「あとがき」はコレかも、と気づく。
失礼しましたー。
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気楽に読めるミステリー短編七本
コーヒー飲みながらリラックスして読めるミステリー。謎解きを楽しむというよりは、解決編のテンポに魅力される。SFでの名声が勝ってると思うアシモフの黒後家蜘蛛の会スタイルをかなり厳密に継承しているんだけど、私には同様の鯨統一郎作品が強くイメージされたな。もちろん本作のほうが推理小説として論理的だし、謎解きもフェアで楽しいのだが、私は美女が探偵役で話に関係ないウンチクが楽しいの鯨作品のほうが好きかな。
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カフェ〈アンブル〉で月に一度行われる「コージーボーイズの集い」。評論家、作家、編集者、同人誌主幹というメンバーが、ゲストの不可思議な話にああでもないこうでもないと推理合戦を繰り広げた後に真打ち登場とばかりに店長の茶畑が謎を解き明かす。
元ネタはアイザック・アシモフの『黒後家蜘蛛の会』だそうで、通常のあとがき以外に各話毎に付記もつけられているのも『黒後家~』に倣っているのだとか。
行った筈の居酒屋がない、起こる筈のないアレルギーが起きた、大切にしていたオモチャのロボットをバラバラにした、誰も死んでいないのに出された喪中ハガキ、三十年前の愛犬毒殺、引き出しに入れていたお金が倍に増えた…等々、様々な謎と推理が繰り広げられる。
いわゆる安楽椅子探偵ものであり、話だけで進むので『コージーボーイズ』のメンバーも読んでいるこちらも生々しさはなく、単純に謎解きを楽しめる。
途中で気付くものもあれば、全く予想外のものもある。犯人は分かっても動機が意外だったり一捻りあるのも楽しい。
あとがきによると、この作品は現代を舞台にしているものの現実世界とは『少しズレた世界にいる』そうで、そうした作り物感も相まって、殺人事件などがあっても気楽に読める。
カフェ〈アンブル〉で出てくるお茶やお菓子も美味しそうで、私もコーヒーを飲みながら楽しんだ。
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SL 2022.6.1-222.6.2
肩の凝らないミステリ7編。
サクッと読めて気軽に楽しめる作品。
表紙のイラストが好き。
テーブルの上に全部乗せだね。
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まあまあ楽しく読んだ。
けど、何か言われた人が
「や、〇〇で〜」というのが頻出して
すごくオッさんくさかった…