紙の本
読みごたえありました
2022/03/18 07:46
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投稿者:太郎丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
数十年前の学生時代を思い出せるかなと思い購入しました。当時の私とは全く異なる、リア充的な主人公の恋愛、でも意外な展開。とても読みごたえがありました。
紙の本
自分はどうだったのか考えました
2022/10/31 21:27
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投稿者:セパサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうにかしたいけど、どうにもならない毎日。。
でも、愚痴りながらもがく毎日が実は楽しい日々だったと後から気づく。
それを『人生のマジックアワー』と表現するのが面白かった。
読みながら、自分はどうだったかなと思い返す時間も良かった。
紙の本
読みやすい!
2022/01/16 16:12
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投稿者:流行り好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常に読みやすい本です。話題になった当初は興味が湧きませんでしたが、映画化を受け読んでみました。学生が社会人になって感じる気持ちは共感できます。移動中の読書やちょっとした隙間時間に読むお話におすすめです。
電子書籍
ノスタルジー
2022/09/21 23:17
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投稿者:harugakitakita - この投稿者のレビュー一覧を見る
2010年頃に学生や新入社員になり恋愛していた人にとっては、懐かしさのあまり胸が締め付けられると思います。
ただ、後半で驚くことが判明し…。もし主人公が女性だったら、読者の感想も変わると思います…。
電子書籍
若者の恋愛モノ
2022/10/25 08:24
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
でも、単純な恋愛モノではなく、後半に、驚くべき彼女の事情が判明します。コレ、ちょっとひどくないですか……と言いたくなりました。これでは、男性側は、裏切られた気持ちになりませんか……
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尚人の「23~24歳の時期は人生のマジックアワー」という表現が印象的で好きだった。大学生の時期は人生のモラトリアム、などとはよく言われる表現かもしれないけど、本当のモラトリアムはその後の社会人になってすぐの時期かもしれない。このお話の主人公の高円寺での思い出のように、背負うものが何もないこの期間の思い出って、良くも悪くも無責任だから、楽しいものばかりだった気がします。
でも主人公たちはマジックアワーをどうにかこうにか生き抜いて、時間が経って大人になっていく今、「あの頃のきらきらは失われていく」ということを、一つの事実として前向きに受け入れていく。清々しいとは言えないけれど、苦しみや悩みの狭間にいながら、それでも現在を受け入れる主人公の姿が、なんだかリアルでよかったです。
あと明大前とか高円寺とか下北なんかの街が持つ”来るもの拒まず去る者追わず”のちょっと雑多な雰囲気は、「本当は弱くてダメな自分」と「働く社会人としての自分」を繋ぎとめてくれるような感覚を持たせてくれたなと、ふと、自分の悩んでいた時期を思い起こしました。そしてその街がもつノスタルジーはきっとずっと人を惹きつけるけれど、そこに縋り続けてしまうとそれはそれで多分ダメになってしまうなあと、弱い心のどこかで理解している感覚も心に残っていて、ちょっぴり胸が苦しくなります。
でも時間が経ってから間違いなく、こういう”なつかしさ”の感覚は、もう戻れない時間の美しさやあの頃の想いをのせて、時に人の心を温めてくれる。あの頃の記憶、経験、匂いなんかは時間の経過とともに確実に薄れていくけれど、時間のふるいにそぎ落とされて、なお胸に留まり続けて残った思い出が、人生の一つの拠り所として機能し続けるのもまたいいよねって思いました。
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出だしから全てを斜めに見た表現の連続に疲弊した。
大学生から社会人になって、きっと誰もがぶつかる社会の中での自分の居場所や存在意義、理想と現実の差。
共感できる部分もあるけど、
僕も彼女も全く好きにはなれなかった。
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場面場面で曲が入っているけど、
自分はアジカンかなぁ。
映画の音楽が気になる。
懐かしい感じがして、
すぐ読めました。
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友人に薦められたので、映画公開前に。
一貫した「彼」の目線での描写。「彼女」がどう思ったとか、何を考えているか、とかは分からないけれど、こんな風に一生懸命人を好きになれるって素敵だと思うし、好きになってもらえるのも羨ましい。
メンヘラ男子だなぁと思いつつ、イマドキの若者感をものすごく感じる。きっと読めば昔の恋を思い出す。カツセさん自身が若いからこそ書けるし、同じような苦い恋愛をしてきたんだろうな。
映画化のキャスティングがハマりすぎてるので絶対見に行く。「彼女」は黒島結菜なんだ〜と思いながら読んだけど、イメージピッタリ。
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もう一回読み直したいと思う感じ
ところどころいい名言があった
読了した後なんかずどーんきて切ない
世の中うまくいかないことばかりだ
尚人みたいな戦友ほしい
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最低な女とメンタルがクソ童貞な男の物語をそれっぽい文章で哀愁漂う風味に仕上げた作品。これエモいでしょ?ってのがこれでもかってくらい伝わって痛々しい。でも好き。
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自分と同世代ということもあって、何者にもなれずもがく若者たちの小説はとても好きな分野。
しかし…切なくて綺麗な恋だと思ったものが、最初から分かっていた不倫とは。「法律が許してくれなくてもただ彼女といたかった〜」とか、気持ちは分かるけど、やっぱりただの言い訳でしかないし、なんというか、全然綺麗じゃない。
男側の思いは切実で、こんな風に愛してもらえたら幸せだろうなと思うけど、彼女は……。3年ぽっち待てない旦那さんのこと、本当に大事に思ってると言えるんだろうか?3年間付き合った浮気相手は、その旦那さんの更に下ってことで、それなのに、「ちゃんと好きだった」とか「同じだけ愛したいと思った」とか、なんかもう不倫で全部が台無しって感じでした。
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「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑?」
彼女みたいに魅力的な人になりたい。決して美人じゃなくても惹きつけられる彼女みたいに。
私も「こんなはずじゃなかった」未来を生きていくんだろうな。
友達の感想が素敵すぎたから載せます
「こんな恋したことないし、することもないんだろうなと思う。でも、全部がなんだか羨ましいと思った!こんなに恋してこんなに傷ついても、解決は時間がしてくれて、自分の過去に囚われがちだったことがバカらしく思いつつも、過去ってどうしても美しく見えちゃうもんなんだな」
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出てくる場所全てが大学生活過ごした場所そのもので、その時間が恋しくなったりした。
まさに新卒1年目で全然思い描いてた社会人ではないけど、今がマジックアワーの渦中ならばこの瞬間を大切に生きたい。
そうすることが将来の思い出をつくるのだと思う。
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あらゆるものには、優劣が存在しているとおもう。
平等や公平なんてものは存在しなくて、どちらかが優勢で、どちらかが劣勢で、そのバランスが安定したところで落ち着いているだけだ。
だって、何者か決められちゃったら、ずっとそれに縛られるんだよ。
結婚したら既婚者、出産したら母親。
レールに沿って生きたら、どんどん何者かにされちゃうのが、現代じゃん。
だから、何者でもないうちだよ、何してもイイ時期なんて。
間違いのない人生って、きっと楽しくないんじゃない?
人生は、打率では表さないんだよ。
野球と違って、何回打席に立ってもいいし、何回三振を取られてもいいの。
ただ、一度だけ特大のホームランを出す。
そうしたら、それまでの三振は全てチャラになる。
野球は、打率が下がったらレギュラーから外れちゃうでしょ。
でも人生は、何回空振りしていようが、一発当たれば認められる。
だから、打席には多く立った方がいいのよ、きっと。
バッターボックスから降りられない状況つくって、バットを振り続ければ、いつか一本くらいホームランが出る。
そのときまで、ひたすら三振し続ける日常を受け入れることを'覚悟'って言うんじゃね?
フラれた相手のことは、同にも忘れられないものだし、飽きるまで、好きでい続けるしかないよ。
体だけでも前を向かないと、心は尚更後ろを向いたままだよ。
人間の体は、あっためて甘いもん入れたら、少しは落ち着くようにできてんだよ。
俺が彼女を好きで、彼女が俺のことを一瞬でも好きだとおもってくれたなら、二人がいっしょにいたいっておもったなら、それがもう全てでいいのにって。
よくよく考えてみると、RPGには必ず「逃げる」ってコマンドがあるだろ。
どんな勇者でも、逃げていいんだよ。
普段、連絡をとっていなくても、ふとしたときにはきちんと繋がる。
数年会っていなくても、再開した瞬間、昨日の続きのように話ができる。
そういう人間が人生には数人存在していて、その人たちだけを親友と定義しようとおもった。