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貧困を扱ったルポルタージュかと思いきや、潜入取材などではない実体験を基にした作品だった。著者の川上さんは元原発作業員で、何冊か原発批判の著書がある。言ってしまえば素人作家なのだが、読みやすい文章と確かな観察眼でホームレスの方々の姿を浮き彫りにする。
本作で舞台となっているのは都と区が共同で運営する自立支援センターで、最長6ヶ月衣食住を提供しホームレスからの脱却を目指すというもの。建前ではそうなのだが、職員も入寮者も本気で取り組んでいるようには思えなかった。真剣な方も多いのかもしれないけれど。
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まさに日記!といった感じの本ですねぇ…面白おかしく書こうとすると返って現実味が無くなってしまいかねませんからまあ、こういう書き方の方がいいのかな? と思いましたねぇ…全編、淡々と進んでいきますね…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
様々な人物が仮名で登場してきますけれども、気を付けていないと誰が誰だか分からなくなってしまいますねぇ…まあ、皆さん、個性的な人物ですからまあ、そういった個性的な人物が多数居るのが台東寮というところかと…(?) 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
その点、著者なんかはどちらかというとまともというか、普通な人、という感じで表彰台に乗れるような、というのは言い過ぎかもしれませんが、刑務所で言うなら”模範囚”といったところでしょうか…。
まあ、色々書きましたけれども、ホームレスといっても貧困老人ばっかりというわけじゃなく、現代には若いホームレスもいるようですね…それも大学を卒業してまで…社会に馴染めず転がり落ちてしまったんでしょうか…(´・ω・`)
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー
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自立支援の施設での生活ってこんな感じなのか〜。
利用者のエピソードが個性的で面白かったですね。
世の中には色んな人が居るなぁと。笑
ホームレスになると社会復帰は大変そうにも思えたけど、福祉などのサポートを受けて、やる気さえあればやり直しがきく社会の方が生きやすい気がするなぁと思った。