電子書籍
宗教観の違い
2022/03/02 09:25
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投稿者:宮村みやこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
イザベラが咳が止まらず熱も下がらないので聖書のGodにお祈りしていると伊藤が「神が病気を治してくれるか?そんなわけが無いだろう」と言うシーンがあるけど確かに日本人は当時も今も即物的です。それはそうですね。で、イザベラは蝦夷地に上陸したけどそれ程奥地には行かれなかったのでストーリーはそろそろ終わりですね。
紙の本
自然災害が
2024/04/06 21:21
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投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近のエピソードで多いけど、これは原作はどうなんだろうと気になります。ともあれ、最初の頃からだいぶ、アドベンチャー物語になってきてますね。
電子書籍
単純に読んで
2022/03/21 23:31
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投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
楽しいので大好きです。実話に基づいたフィクションなので、雰囲気を楽しんでいます。そしで、原作もそろそろ読んでみたいです。
紙の本
本州から蝦夷へ。
2022/02/17 00:15
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本州の旅もこれにて終了。
後半はとうとう、函館へ。
しかしながら、函館到達までに大きな山場があり。
更には宗教絡みのエピソードも。
盲信は忌避すべきと思いますが。
更には体調が悪いにも関わらず...
実際はどうだったのか、気になります。
後半は津軽海峡を渡り、函館へ向かう船上でのエピソード。
バードさんが蝦夷を目指す切っ掛けを作った人物はあの...
そして、舞台は函館へ。
到着が大幅に遅れ、ヘボン博士は...
バードさんは蝦夷探索が可能なのか。
その鍵は初登場のある人物が握る?
その意図は何やら壮大な話になっている気もしますが。
あの彼と再びの対決もあり、次巻は荒れそうな気も。
昔の蝦夷の暮らし。
今とどの様に違うのか、知るのが楽しみ。
しかし、時代の移り変わり、常識の変化には感慨深いものがある。
変わらないものと変わるもの。
これからも、そういったことが続いていくのでしょう。
電子書籍
とうとう
2022/02/16 10:11
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
苦労の末函館の地を踏む。
ヘボン先生にも診てもらい、イギリス領事から特権パスまでもらっていざ蝦夷へというところで伊藤がマリーズに連れていかれてしまう・・・
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今回もめちゃ面白いです。
過酷な山中の道行ですが、そこに生きる人たちの逞しさを描き、その様子を眺めるバードさんはそこに「日本文化」を見出し、そこから人類のそれぞれの文明についての「真理」を探そうとする。そして、傍らでその様子を眺める通訳の「イト(伊藤)」は、バードさんのその姿勢にあらためて感銘を受けたようで……。
今回は、わりと、伊藤の内面が垣間見えるシーンが多くて嬉しいです。英学校の生徒さんたちへの対抗心とか、船酔いの姿とか、イトの人気がまた上がってしまう……と、ニヤニヤしながら読みました。
船中でイトと一緒に浮いたり横に飛ばされたりしてるネズミさんたちからも目が離せません。
そしてそれらの「イト」描写が、終盤から次巻への「マリーズさん」との話しにスパイス効かせてくるんだろうなと思うと、続きが楽しみでなりません!!
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青森碇ヶ関、黒石、津軽海峡を渡り函館までの旅
バードさんの肉体はボロボロです
それでも探求心で持っている
ダーウィンまで出てきた!
キリスト教の青年たちに会う
戦争は痛みしかないですね
イトがマリーにさらわれた!
次号どうなる⁉️
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本作では全然出てこないが、原典では、
「鍛冶屋の作業見てたら現地の人に見られた」
「宿では私を見に来る現地の人と宿の主人との言い合いが」
「愛しのヘンリエッタ、おねえさんは現地の人に見られて負けそう」
「ここの祭りに出るイヴェントのうち、一番人気はイザベラ・バードという異人さんであった」とか
出まくってゐるのである。
東北以北が当時文明圏であったといふアレがあるのである。
関川夏央先生が、抄訳版の原典評で「プライバシー」に関する訳語がないといふのを言ってゐたが、はい。
てふか本作に出る渡航中のバードさん(後にビショップへ改名)は多分歴史考証に基づいてるとかなんだらうなぁ。
さらに敬虔なクリスチャンで、この大無謀な真似をさらす言訳も御父上のキリスト教的なものに基づく薫陶による、敬虔なキリスト教徒のバードさんは、原典では秋津島のキリスト教について土人がいかに忌避してゐるかが出てゐるのだがまぁカットだわな。
てふか、伊藤さんのインテリとかに関する複雑なアレがまだあった。
ダーウィン(そら彼と言ったら蚯蚓だけども)がバードさんと接触してゐる。
アイヌのさう言ふ説は、出し方はまぁよかった。
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伊藤が笑った!(笑)
クララか…でも、本当に人間丸くなったよね。
また水害で足止めをくってしまった2人。
自然災害が起こると、今以上に
被害も甚大だったのだろうな。
この巻では、バードさんが
アイヌ文化を知りたいと思ったきっかけの話も。
青森では風邪ひいてヘロヘロだったのに
出航したとたんげんきになるのが彼女らしい!
そして、ついに北海道上陸。
ヘボン医師が出てくると和む。
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困難な旅を乗り越えて、津軽海峡を渡る。ついに蝦夷へ。アイヌへのバードの想いを知る。その前にマリーズとの決着が。
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青森から函館まで。
・日食について。月や太陽って解明される前まではとても神秘的だよね。今も宇宙に謎はたくさんあるけど。
・土砂崩れによる孤立。バード女史の強さと自然の怖さが分かる回。松は食べられる。
・取越正月について。苦境でも笑っていられる人が1番強い…
・明治時代のキリスト教について。ヘボン式のヘボン先生は日本にローマ字以外の文化(初めての和英辞書など)も教えてくれていたんだね。度々信仰について触れられる事はあったけどこうしてメインにする事は初めてなので色々考えさせられる。
バード女史の蝦夷を目指す理由、目的などがどんどん明確になっていく巻。また函館に到着し英国の思惑などもあり旅行記だけでない内容も。マリーズ氏との決着は次巻なのかな?
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誰もが平然と笑って_滅んだら受け入れるのが当然のような_ずっと考えていたの_この国の文明の深淵 生活も文化も技術も世界観も_文明の遍く万象が_気候風土の奥深くに_起源をもっているんじゃないかしら イエスを知らない善良な人々に出会う度_信念が揺らぐのを感じる_それでも_神しか救えない苦悩もある アイヌは太古の白人種(コーカソイド)ではないか?_シーボルトはそう主張している_骨格が他の黄色人種(モンゴロイド)と異なり_我々と同じ深い彫りと二重瞼_濃い体毛を持つからだ 現在の国際秩序は_冬でも凍らない港を求める露国と_それを阻む英国との_鬩ぎ合いの上に成り立っています_露国にとって北海道は_政治学的に理想的な土地_虎視眈々と狙っています_野望を阻止せねば_世界を巻き込む戦争となる