紙の本
逃亡の始まり
2002/07/23 22:38
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投稿者:ポーリィーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の将来を捨て、子供・ヨハンの命を救ったテンマだったが、そのヨハンが殺人犯だと分かり行方を追う第2巻。近づいたものの逆に罠にかかり、テンマは殺人の容疑をかけられてしまう…。テンマを犯人と決め、執念深く追うルンゲ警部と、明るいが暗い過去を持つヨハンの双子の妹・アンナが魅力的に描かれていて面白い。
紙の本
深い闇2
2001/06/05 13:38
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投稿者:かいぶつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
医師としての仕事をしばらく休み、ヨハンについて一人で調査を開始したドクターテンマ。調査を進める内に彼はヨハンの双子の妹アンナの存在を思い出す。あわててアンナの元に駆けつけるが、再び悲劇が起きてしまう。そして、追いつめられたテンマは医師をやめ、一人でヨハンを追うことを決意する。
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すこしずつテンポアップ
2016/03/05 08:32
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投稿者:ひややっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻になるとDr.テンマに覚悟が。ただただ巻き込まれていたことに困惑していた彼が主体的に立ち向かおうとします。ニナがかわいらしくてほっとします。傭兵セミナーでの肉じゃがエピソードが一番好きです。
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▼第1話/ハイデルベルクの少女▼第2話/白馬の王子様▼第3話/失踪記事▼第4話/戦慄の誕生日▼第5話/惨劇の館▼第6話/あなたは悪くない▼第7話/追われる男▼第8話/老兵と少女●天馬賢三(デュッセルドルフ・アイスラー記念病院の外科部長)、ニナ・フォルトナー(ハイデルベルク大学法学部生。アンナ・リーベルトであることをテンマに告げられる)●あらすじ/ニナ・フォルトナーは、連邦検察庁の検事を目指す、ハイデルベルク大学生。充実した学生生活を送っている彼女のもとに、ある日、1通の不可解な電子メールが届く…(第1話)。▼9年前に病院から失踪した双子の兄妹を探していたテンマは、ミュンヘンでヨハンに語学を1年間教えていたという老人に出会う。その老人から、ヨハンの妹がハイデルベルクにいることを突き止めた…(第2話)。●本巻の特徴/この第2巻では、これまでに起きた殺人事件の犯人がヨハンであることが判明すると同時に、テンマが恐ろしい「モンスター」を生き返らせてしまったことに気付くまでが描かれている。●その他の主な登場キャラクター/マウラー記者(第3話)、メスナー刑事(第5話)、ミュラー刑事(第5話)、ルンゲ警部(第6話)、エヴァ・ハイネマン(第7話)
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病院内での白い巨塔(権力闘争)、猟奇殺人、医療倫理、幼児虐待、東西冷戦構造…。重いテーマと重いミステリーを絡めに絡めた、深い深い物語。これぞまさに大人の知的好奇心をくすぐる漫画と言えるのではないでしょうか。緻密な構成と格好良すぎの一話一話の終わりかたに、改めて全18巻を読み返すたびに唸らされます。
物語に直接は関係ないけれども、グリマーさんの一言「夜のプラハの街って、まるで、おとぎの国みたいだ」が、やたらと印象的です。
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図書館の本
出版社 / 著者からの内容紹介
この第2巻では、これまでに起きた殺人事件の犯人がヨハンであることが判明すると同時に、テンマが恐ろしい「モンスター」を生き返らせてしまったことに気付くまでが描かれている。
ヨハンがモンスターであるときがつき、病院の職を辞して彼を追い始める天馬。
インタヴュー、インタヴュー、それを繰り返し、ヨハンの人となりを知りながら追いかけていく。
やはり双子の妹がヨハンの気持ちの鍵になっているのね。
殺しを習う天馬は素敵だと思う。
少女が一人笑うと暗殺者が涙するんだよね。ほんとに。
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テンマの人柄の良さがいいなぁ。マウラーさん結構好きだったのに。まあ死亡フラグ的にヤバイなぁとは思っていたけど
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ニナは実はアンナ。
ヨハンの双子の妹だった。
20歳の誕生日にニナを迎えにいくヨハン。
医師を辞職し銃を学んだテンマ。
死ぬ必要のない人までも冷酷に惨殺される・・・
こんな「絶対悪」とは関わらないほうがいい。
テンマは責任感強すぎる。
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双子の妹の現在と、突き進むDr.テンマ
:)
第3巻 個人的名言
「あえるかどうかわからないが............
いかなくちゃならないんだ.........」
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ニナ……双子の妹……が兄の姿を見て記憶を取り戻す。
一方テンマは指名手配され、殺人術を習いに行く。
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読書録「MONSTER2」4
著者 浦沢直樹
出版 小学館
p46より引用
“姿を消す頃には、ほぼ完璧に二か国語をあ
やつれるようになった……
たった12歳の子がね……”
目次から抜粋引用
“ハイデルベルクの少女
白馬の王子様
失踪事件
戦慄の誕生日
惨劇の館”
天才的技術を持つ脳外科医を主人公とした、
長編サスペンス漫画。
大学の法学の講義、教授の質問に返答が無
く沈黙が流れる教室。静寂を破ったのは、遅
刻常習者が扉を開ける音だった…。
上記の引用は、主人公が命を助けた後、病
院から姿を消した双子の男の子の方に、英語
とフランス語を教えた老人の言葉。
天才というのはこういうものなのでしょう。
同じ事をしても、その事の身につき方が、凡
人とは全く違うのでしょうね。
時が経ち、青年となった殺人犯を主人公が
追いますが、主人公が自分の立場をまた危う
くします。医者として正しくあろうとしたが
ゆえ、苦しむことになった主人公は不運とし
た言いようがありません。
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最初の事件から9年後、20歳になったニナ(アンナ)の元にヨハンが現れる。ちょうどその少し前のタイミングで新聞記者のマウラーと共にニナの育ての親の元に駆けつけたテンマだったが間一髪で殺されてしまう。ものすごい密度の高い上質なサスペンス。ページをめくる手が止まらない。一瞬のスキをついてニナを連れて逃げたテンマだったが自身は殺人の疑いで警察に追われる身となってしまう。どうなるのか続きを早く読みたい。
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助けてはいけなかったのか?
助けてはいけない命ってあるのか?
助ける技術があると言うのに
助けてはいけなかったのか
今のこの現状があるからといって
こう言うことができる命だからと言って
止められるのか?
止めた方がよかったのか?
知っている人に言えば
そう言えるのかもしれないけど
どうなるんだろう
過ぎたからこそ言えるもの
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この巻でモンスターが誕生。まだ物語のモチベーションを産む展開で、かなり早く話が進展するので好きな2巻。