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続きが読みたい
2022/09/30 14:54
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投稿者:クリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
レビューにあった「中華版シャーロックホームズ」という単語が気になり購入。
文章が読みやすく、登場人物もいい感じに変人ばかりなので先が気になりグイグイ読めます。
主人公の紅花がワトソン。
髑髏真君の九曜がホームズ。という感じでしょうか。
凄く楽しく読めました。
二人の先がとてつもなく気になります。なぜ九曜が髑髏を持っているのか謎なので、是非先が読みたいです。
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医師として戦場で父の手伝いをしていた紅花。
その戦いの中で父をかばい利き腕を怪我してしまう。それが原因で腕が震えるようになってしまったため、医師としての道が閉ざされてしまう。
そんな時に姉が請け負った検死の仕事を変わることに。
ここから始まる紅花の新しい検死官としての道。
シリーズですね。
紅花の相棒となる九曜がちと(-"-;A ...アセアセ
今後の展開は気になるんですが、続きを読むかはその時の気持ちですね。
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軍医の父と戦場で治療を行っていたが怪我により医師の道が絶たれた紅花
後遺症を抱え引きこもっていたら検屍に駆り出され、事件解決したつもりが真犯人にされ、捕まれば処刑が待つ中、さらなる真犯人を見つけるために奔走する
中華版SHERLOCK
作中では朝から晩までの一日しか時間経過がないので、是非もっと詳しくキャラの背景が知りたい
これから黒幕が絡んでくるなら、中華舞台ゆえに複雑になりそうでとても楽しみ
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主役は医師の娘で検屍も武術も堪能な少女、紅花。
ただ謎解きは天才かつ変人の九曜の方。
彼が感情の機微を読み解くのは苦手だが、大体一目で真相を見抜き、何なら女装も難なくこなす。
天才と変人の紙一重な探偵と武術派の医者(の娘)
というわけで、中華風なシャーロック・ホームズだなとと思いながら読んだ。
ワトソン、確か拳銃使えたはず。
紅花の場合は弓だ。
但し、怪我とトラウマでその腕が発揮されるのは随分後のことになる。
最初は九曜の勢いに巻き込まれた感じだったが、やがて事件が連鎖してくると紅花が容疑者扱いに。
しかも彼女に何故か言い寄ってくる天佑も登場でややこしいことに。
後半は別の意味でハラハラしたが、紅花はトラウマを克服、力業ながら自身の潔白も証明できてよかった。
天佑の件はきっちりの決着とはならなかったけれど。
九曜に天佑に、紅花の周囲はまだまだ落ち着きそうにない。
ただ類は友を呼ぶではないが、紅花も変人ではある。
彼女が興奮する場面、イキイキする場面を見ればお分かりいただけるかと。
彼女の場合、それを自覚しているのでまだましだけれども。
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最近どうも検死をテーマとした本によく行き当たる。入りはとても良かった。戦場で怪我をして都に戻ってきた紅花が負けん気を発揮してどう立ち直っていくか、九曜とどういう関係を築いて行くか気になって読み進めていたので、結末にもやっとしたものはないのだが、父上と姉上の設定がちょっともったいなかった印象。でも九曜との相性は良さそうなので、今後の2人の活躍には期待できそう。
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1042年の北宋が舞台。
戦場で父と共に医師として働く17歳の紅花、ケガによる手の震えで戦場から戻ったまま引き込み理になった彼女を心配しつつはれ物に触るように接する家族。
そんな紅花が姉の代わりに検死に携わるようになってからの巻き込まれる「事件」たち。その謎を解くのは紅花と美少年九曜。そこに科挙にも合格している医官天祐も加わって恋の加速度も増していく。
気付かなければ間違った結論で終わりにされる事。「検死」によって見つけ出される事。そこにある「真実」。
若き検死医の今後に期待。
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難しい内容かと思ったらそうでもなく面白かった。紅花と九曜と天佑の関係が心地よい。紅花の芯の強さが清々しい