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1 温泉の魅力
温泉の歴史
世界の温泉の歴史
温泉の定義
温泉と医療
温泉と観光
2 温泉の種類
温度による分類
液性による分類
成分による分類
放射能泉
3 温泉の効果
4 日本と世界の温泉
5 温泉の起源
6 地球の起源
7 温泉の分布
8 温泉の問題点
温泉での事故
温泉での健康被害
温泉と自然
温泉と社会環境
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図書館の新着コーナーで手に取った。
本著で感心したのはChapter5、6の「温泉の起源」「地球の起源」で地球の成り立ちなどをほんとコンパクトにまとめているところだ。確かにこのスケールで温泉を理解すれば、温泉の水(H2O)や熱、成分がどのようにしていまここにあるのかに思いを馳せることができる。たいしたものだ。
以下、覚え書き
日本三大古湯:有馬温泉(兵庫県)
道後温泉(愛媛県)
白浜温泉(和歌山県)
・日本書紀、風土記、万葉集
日本三名湯:有馬温泉(兵庫県)
草津温泉(群馬県)
下呂温泉(岐阜県)
・室町時代の万里集九、江戸時代林羅山
α線:ヘリウム原子核4He、紙一枚や皮膚で遮蔽
β線:電子
γ線:高エネルギーの電磁波、レントゲンを撮るエックス線中性子線:中性子、遮蔽困難
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温泉についての解説。
効能としては、温かい水に入る効果、ミネラルの効果、いつもと違う場所に行く効果の3つ。
放射線を含むのがラドン温泉。
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これからの季節、温かい温泉に入ってくつろいで、美味しいものを食べて、景色を眺めたいなあと思う人がは多いと思う。
意外と知らない温泉の秘密を知ることができるのが今回の本だ。
温泉というと熱いお湯を連想するが、冷たい温泉もある。
鉱泉の泉温には次の4つある。
冷鉱泉(泉温25℃未満)
低温泉(泉温25℃以上34℃未満)
温泉(泉温34℃以上42℃未満)
高温泉(泉温42℃以上)
温泉にもいろいろな種類があるなあ。
「日本三古湯」と呼ばれる温泉がある。共に奈良時代の720年代に記された日本書紀と風土記、そして927年にまとめられた延喜式神名帳に載っている。
前者には三古湯は兵庫の有馬温泉、愛媛の道後温泉、和歌山の白浜温泉。
後者には有馬温泉、道後温泉、そして福島県のいわき湯本温泉が記されている。
変わった場所にある温泉を著者は数か所取り上げている。
その中に富山県の中部山岳国立公園区域内にあるみくりが池温泉がある。標高2430mで日本最高の温泉宿。
観光で訪れるならお土産は外せない。
温泉というと温泉まんじゅうが浮かんでくる。
温泉まんじゅうは、生地に温泉水を使ったり、温泉の蒸気を使って蒸すことから名付けられたそうだ。
しかし、まんじゅうを作るのに適した蒸気やあのふっくらした生地にするための重曹成分がちょうどよい温泉は限られている。
あとは温泉煎餅と温泉卵だ。特に温泉煎餅は、炭酸を使っているのでパリパリした食感がたまらない。
温泉に行く前のちょっとした豆知識を得るのにちょうどいい。