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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ちょっと待ってくださいよ」
大阪府知事になった橋下徹の訓示に異を唱えた府職員
のち、奇跡の“システムエラー”でれいわ新選組の衆議院議員となった大石あきこが〈維新と橋下徹の圧力に「抗う理由」〉を開陳
〈「お腹がすいた」こそが正義。
草の根の力で未来を切り開こう!〉──帯の紹介文
うそとすりかえで問題の構図を錯覚させる維新の手法=“だまし絵”のカラクリをあばく第4章は一読の価値あり
維新の悪政に警鐘を鳴らす木鐸の書、2022年6月刊
橋下徹行政の失敗から維新の闇まで
2023/05/21 10:09
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投稿者:たろさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
橋下徹が知事になって行われた公務員への強烈な締め付け。
理想と現実の違いの犠牲者となった公務員には自殺者が増えたそうです。
我々の様に外に居れば橋下手腕は有能に見えていたし気が付かない内側の実情がよく分かります。
維新が言う二重行政の解消。
これは上級優遇のための嘘だった事が分かります。都構想で大阪が成長できると見せかける捏造グラフ。
嘘が上手なとても危険な団体、それが維新です。
身を切る改革の身を切るのは住民であり。住民サービスが削減されるので住民にはメリットはありません。
先の選挙で維新に投票してしまった方、これから投票しようとしている方には必見の内容です。
大石さんが目の前で話しているような本
2022/06/29 11:09
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投稿者:犬いちご - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごく人間くさくて泥くさい大石あきこさんが、社会に何度もぶつかっていく様子が、彼女自身の言葉で描かれています。
まるで目の前で大石あきこさんが話しているみたい。
(ほんとにユーモアも表現力もある方ですね~)
強気に見えて、随所で自分時のことも振り返って反省したりしている。
どストレートに見えて、実は多角的な視点の持ち主。誠実な方だなと感じました。
「橋下徹みたいになったらアカン」と自身を戒めているのには笑ったw
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維新きらい 大石あきこ 講談社
大石あきこの人となりを知る本
議員としての素質を磨き出した
中々の稀有な人生だ
親にも恵まれているし
ハシシタや維新との出合いすらも
必要条件だったのだろう
今後が楽しみだ‼️
本人も言われていることだが
驕る平家に陥らないでほしい
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自分語りな本は得意ではないんだけど一気読みだった
う~ん、個人的な感想や考えはあるのに
大石さんや水道橋博士の事があるからなぁ…
なんて萎縮している自分に気づいてハッとした
なるほどこういう事か!
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元大阪府庁職員で、当時の橋下府知事と対立した経験を持つ国会議員が語る本。橋下知事との対立のあたりは面白く読んだが、政策らしい政策が語られていない。れいわ新選組はまだ小さな政党で国政のキャスティングボードを握っていないからいいと考えることも出来るかもしれないが。しかし、これをやりたいというテーマをもっとはっきりさせないと、そこらのタレント議員と変わらない。この人も、現時点では、橋下知事と対立したことだけが有名な人物。そこから、議員として何をしたかで有名にならないとダメである。
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新興の政党に拠り、国会議員としての活動を始めた方が、来し方を回顧し、政治に身を投じて行くようになる中で抱いた問題意識や、目指したいことを語るという内容である。何処かで御本人に御会いして、御話しを聴いているかのような感覚でドンドンとページを繰った。
題名の『維新ぎらい』が酷く目立った。著者は大阪府職員であった経過が在り、大阪府在勤中に<維新>が台頭する状況を経験し、その中で「こういうので善いのか?」ということを考えるようになったということが在ったということが本書の叙述で判る。そこで『維新ぎらい』なのだ。
<維新>は基本的には大阪の地域政党で、やがて国会議員も擁するようになって行った経過を有している。自身は当該地域の有権者ということでもなく、自身が住んで居る辺りで関係する国会議員は聞かない。そういうことなので、<維新>に関しては「大阪の発信力を高めながら、何やら政策を展開しようとしている」という程度に観ていた。
が、大阪府職員でもあって、大阪の有権者である著者は<維新>に関して「疑義在り!」と感じ、その疑義が膨らむ中で政治に身を投じるようになって行ったのだという。
所謂「大阪の“都”構想」である。著者は反対なのだという。本書の中で「大阪市廃止/特別区設置」としていた。実は「そういうことだよな?」とは思っていたが、この「大阪市廃止/特別区設置」という表現は個人的には余り視ていなかったと思う。結局“二重行政”なるものが「必ずしも??」ということや、大阪市が説明に用いた「豊かになる筈」の資料が「全然判らん…」ということであるということが、本書では少し詳しく説かれている。
こうした<維新>の唱えたことへの疑義という話しの他、働く女性としての著者が積み重ねた様々な想いは考えさせられた。
“大阪府”というような自治体職員は、概して「相対的に働き易い」という目線で視られているかもしれない。が、各々に色々と在る訳だ。“意見”が湧く故に、それが「言い易い?言い悪い?」は在る。他方に“意見”も湧かないので「言い易い?言い悪い?」は関係無いかもしれないが、そういう状況の「息苦しい感じ?」が在るというような論が記憶に残った。
そして保育所の件だ。授かった娘を保育所に預けて職場復帰をしようとしたが、何やら「少し長い“待機”?」というような様相で困っていると、「おめでとうございます。空きが…」となったそうだ。その時に「これが“おめでとう”な筋合いか??」と強く思ったそうだ。そういう「人々のための…」が「粗末?」という問題意識が高まる出来事であったようだ。
著者は小選挙区で敗れた後、比例代表で最後の順番に確定した議席を得て国会議員としての活動に入った。そこまでの経過や様々な想いが綴られている。何か「好い意味」での「素人性」を有しながら、議員活動に謙虚に取り組まれている様子で在るのだが、何時か少々の年月を経て「何を成した?何が成せなかった?」を綴って伝えて頂きたいというように思った。
少し話題になっている本なのかもしれないが、興味深く読了したので、広く御薦めしたい。
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「生産性向上」の為の競争を全否定できないし、
それを著者のいう「無意味な競争」と、全肯定もできん。
どっちもどっちもだなぁ。