紙の本
リセット
2022/07/23 10:30
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作の「リフレイン」が何となく物足りなかったせいもあり、これぞリカシリーズ、という感じがした。
年を重ねてからのリカの「動」な部分はまだ見えず、高校生の「静」なリカが描かれていた。「静」でもリカはやはりリカだし、晃からみたら「静」なだけなのかもしれないが。
リカ側から描かれたら、かなり「動」で、狂気と悪意に満ちた世界だろう。
じわじわと背後から忍び寄る恐怖と臭気。次作も楽しみ。
紙の本
ジワジワくる
2022/12/09 13:07
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投稿者:うみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
リカシリーズ7作目!怖さとしては1番マイルドでサラサラと読めました。リカの過去を知れる1冊。発刊順に読むのはもちろん楽しいのですが、年代順に読むのも楽しく、2度楽しめる。早く次作が読みたい。
電子書籍
結花はリカ?
2023/07/27 22:14
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
え?どういうこと……。と思っていると、次々と事件発生。結花の担任の男性教師が教え子と校内で心中。そして、その事件を捜査していた刑事が家族と焼死。その上、転落死まで……。じっくり読まないと。
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シリーズ7作目。ただホント主人公が怖い。今まで読んだ本のなかでも最強の悪女といってもいいかもしれない。一気に読みました。
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サクッと読めちゃう
途中愚かな主人公に苛立ったけど、安定にやべえなぁ〜笑
リカの恐怖度はこれまでより低めかな〜
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こういう描き方もあるかぁ、と唸らされた本作。もうシリーズ第7弾ですか...。次作も予告されているので楽しみ。
あの臭い、嗅ぎたくない...。もし嗅いでしまったら、全力で逃げよう! ただ、リカに狙われたら逃げられないよね...。
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「リカ」シリーズ最新作は「リカ•クロニクル」7作目の作品で、時系列に並べると「リバース」→「リセット」→「リフレイン」→「リハーサル」→「リカ」→「リターン 」→「リメンバー」となります。
シリーズ第1作となる「リカ」との出会いから間もなく3年。
私のようにリカ様に取り憑かれた読者はその恐怖を約3年間も味わっています。
本作はシリーズの恐怖という意味では少々物足りなさを感じましたが、それでも彼女の周りでは多くの人が亡くなっていきます。
本作はリカの双子の妹である結花の母方の親戚にあたる升元家が舞台となり、高校一年生の次男•晃の視点で描かれていきます。
本作の中で結花は自らのことを「リカ」と呼びます。
双子の姉であるリカと母親は2人で宗教団体に入りその後の消息はわかりません。
そして自分のことを「リカ」と呼ぶ結花。
いやぁ〜プンプン臭ってきますねぇ。
そして次々と起こる不可解な死...
恐怖の連鎖はついに升元家へと...
説明
内容紹介
母方の親戚にあたる十六歳の結花を引き取って、ひとつ屋根の下で暮らすことになった四人家族の升元家。結花の父親は交通事故で死に、その後、母親が新興宗教にはまって出家したらしい。そんな訳ありの美少女に、高校一年の次男・晃は一目で恋に落ちてしまう。「あたしは結花じゃありません、リカです」淡い恋心をも嘲笑う、恐怖シリーズ第7弾。
著者について
一九六一年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業後、出版社に入社。二〇〇一年「リカ」で第二回ホラーサスペンス大賞を受賞しデビュー。同作はシリーズ化され累計75万部を超える代表作となる。警察小説、時代小説、青春小説、家族小説など幅広い作風で精力的に作品を発表し、その多くが映像化されている。『コンクールシェフ!』『パパとムスメの7日間』ほか著書多数。
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リカシリーズは魅力的です。
私はすっかり魅了され、沼に引きずり込まれ、いや、自ら沼に入って出られなくなってしまいました。
早く次が読みたい。
そんな沼には私と同じような人達がたくさんいると思います。
早く次を、、、ああ、恐ろしい。
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『リカ』シリーズの第7弾。
シリーズ最初の『リカ』2弾の『リターン』が衝撃的すぎて、そっから3弾からは『リカ』の少女時代、看護学生時代など『リカ』という女が出来上がるまでの振り返りで、いろいろ伏線もあったり、あ~、ここでつながるのかとなったり楽しめるけど、やっぱり『今』のリカが読みたい!
あとがきで五十嵐先生も次回作は時系列でいうと『リターン』のその後 と書かれていたので楽しみにしとこう。
『リカ』シリーズは刊行順で読んでそのあと時系列で読むと一層面白い。
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描かれるのは『リバース』後に親戚の升元家に引き取られたリカの高校時代。聡明でおとなしい美少女の仮面から時折垣間見える狂気の片鱗…。ステップファミリーである升元家もどこか歪で不安定さが拭えない。
リカの行動がほとんど陰に隠れてしまっているので直接的な怖さはないものの、現場に残る敵意剥き出しの臭気がおぞましい想像を広げる。
年上アタック止めて晃の好意に応えていればリカ幸せになれたんじゃないの~?って淡い可能性を打ち砕く絶望の幕引き。二重に裏切られた彼が不憫だったなぁ。
萌香は逃げきれたんだろうか。
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リカシリーズ第7弾
ようやく最新作
リカを初めて読んだのが2021年10月だから、かれこれ1年半、リカってるわけです
7作目だというのに全然飽きず、むしろ新鮮さすら感じる恐ろしい作品
なんだろ、主人公の立ち位置が変わるからかな?
なるほど…
これでリセットか
痺れるフレーズですわ
ただ、その前の方が衝撃すぎて声出そうになった
リカシリーズの怖さって、リカという恐怖だけでなく、人間の怖さも垣間見える感じがいいのよね
次回作はリターン後で復讐というキーワード
リターンとリメンバーは怖さが半端なかったから、リメンバーへの伏線とかあったらゾクゾクするな
そういや、あの傍点(というらしい)で強調されたワードはなんだったんだろう
気付けず見逃した伏線なのか、これからの伏線なのか…
「わたしたち」ってのも気になるのよね
しかも「たち」とは…?
あとがきでも読み直しを勧めていたので、やはり記憶ベースではなく読み直すのが1番だな
お勧め通り時系列パターンでいきますかね
有意義な読書タイムをありがとうございました
この読後感を噛み締めつつ
気になるのはもうひとつのものがたり…
これはやはり菅原さん?
俺の「リクエスト」がついに?
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リフレイン読了後に読んだので、ストーリーの展開が読みやすかったです。
リカ本人が直接手を下す描写は少なく、リカを取り巻く人達がリカの存在によって翻弄され殺されていくというシーンが多く、どうやってリカは死に追いやったのかと想像を掻き立てられる内容でした。
リカシリーズ一通り読み終えたので、次は年代順に再読します!
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リカ・クロニクルの第七作!
そして時系列的にはepisode2!
自分の家族がボロボロになって土地と借金が残った結花を引き取った升本家!?
升本家の次男は結花の美しさに一目惚れ!?
しかし、升本家の家族にも複雑な問題が・・・
結花は美少女ではあるが自分の事をリカと名乗ったり、例の異臭を放ったりと不気味さが物語の彼方此方に散りばめられている・・・
本作品は単品でも読めるが出来る事ならリカとリバースは読んだ後に読んで欲しいと思います。
最後に、後書きで五十嵐氏が嬉しい予告を残してます。
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相変わらずシリーズを通して読みやすいけど、もう時系列がめちゃくちゃで「リカ」以外の内容を覚えていない、、、、
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黒髪美少女とひとつ屋根の下……これがリカシリーズでなければ、どれほど魅惑的な状況だったか。残念!これはリカ!
さぁ恐怖の始まりだ。
前作に引き取られた親戚の家の事が触れられていたので、その話も読めるよね!と期待していたので嬉しい。リカの通るところ絶望の花が咲く。
今作の視点である彼が選択する行動一つ一つに、マズイそれはマズイ……とソワソワしっぱなし。絶望の足音しか聞こえないのがリカ。