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投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメのアンパンマンはかわいいけれど、原作は、もっと背が高くて大人っぽいですね。かじられて顔半分がなかったり、全部顔がなくなってしまったり、すごいヒーローだなと思いました。
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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
不朽の名作、あんぱんまんのはじめはこれだったんですね!
今のあんぱんまんより背が高くて、絵もちょっと違うかな。
シリーズの他の本も読んでみたいです。
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もう50年ですか。自分を食べさせるヒーローというのは、今でも新しいですよね。(アニメのアンパンマンしか知らないのは悲しい。)
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アンパンマン初の絵本なのかな!?アンパンマンのバランスが人間のバランスでびっくり!ぱんこうばのおじさんと読んだら娘にジャムおじさんだよ!と言われました。最後には今のアンパンマンのバランスに近づいていました。アニメの第一話と違うのね!
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たぶん、初期のアンパンマン、ですよね。
旅人に顔を半分あげて、そのあと子どもに残りの半分をあげるあんぱんまん。「顔がなくても飛べるの!?」と、とてもシュールな絵面に沸々と笑いが出てきてしまい、私の反応に娘たちも笑ってしまっていました。
長女は気に入ったのか、「あんぱんまんってすごいね」って言いながら、何度も絵本をめくっています。
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2025.1.30 6-1
2024.2.15 6-1(ひ)
2023.10.26 6-2
7分くらい
誰もが知っているアンパンマンの始めの一冊。
そこにはバイキンマンも出てこない。
困っている人に頭を食べさせるだけのアンパンマン。
アニメのアンパンマンしか知らないと、このアンパンマンはちょっと怖く感じるかもしれない。
だけど、この一冊にやなせたかしさんの一番の想いが秘められているんだと思う。
最後のあとがきまでがこの本の本文だと思う。
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あんぱんまんって元々はこういう話。敵と戦うんじゃない。おなかが空いている人に食べもの(自分の顔)を与えて助けるんだよ。アニメより何よりまずはこっちの絵本を読んでほしいね。やなせさんの意思表示。
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アニメのあんぱんまんとは違ったあんぱんまん。やなせたかしさんの原点でもある絵本です。本当の正義が描かれています。
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本書は、翠さんのおかげで読むことができました。ありがとうございます。
『正義』という言葉を堂々と口にすることは、おそらく年齢を重ねれば重ねるほどに、とても勇気のいることではないだろうか。
何故ならば、生きれば生きる程、心の片隅では『正義』という言葉に疑問を感じるようになっていくからであると共に、そもそも『正義』とは何なのだろうかといった戸惑いのようなものも、今の世の中であれば感じるのかもしれない。
本書の初出は、1973年「月刊キンダーおはなしえほん」10月号の『あんぱんまん』だそうで、その時代であれば、『正義』という言葉の定義もしやすかったのではないかという考え方もあるのかもしれないが、ここでやなせたかしさんが述べられていることは、当時の世の中にだけ通用するような価値観によるものではなく、おそらく未来永劫変わることの無い、普遍的な『正義』というお話なのだと感じられたからこそ、54歳で本書を発表された、やなせさんの心中は如何ばかりであったのかと思いを馳せてしまう。
おそらく、私は幼い頃に本書を読んだことがあることを、ようやく確信することができたが、マントにつぎはぎがあることまでは覚えておらず、その頃はあんぱんまんの行動と相手の様子にしか目が行っていなかったのは仕方ないと思いながらも、その顔の欠けた絵は当時の子ども心にかなりの衝撃があったことを、はっきりと思い出した。
本書は、もっと現実的な理由で、不特定多数ではない、ひとりひとりの特別な悲しみに寄り添ってこそ『正義』なのであることを教えてくれるだけではなく、それを為すことは決して容易いことではない、『正義』の名の下に行動する側の苦しみもあることを知ったことには、今読むとハッとさせられるものがあり、それは淡い水彩で虹のように描かれた爽やかな空とは対照的な、あんぱんまんの状態と、それを気遣う子どもの言葉からも痛いほどに感じられたことから、一方だけが支えるというよりは、お互いに支え合う世界こそが理想なんだろうなということも教えてくれて、こうしてみると、改めて正義の味方の孤独感を浮き彫りにしていることにも沁みるものがあった。
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あんぱんまんの初期。立ち読み。
突然現れて、おなかをすかせた人に顔であるあんパンを分けてあげる。この部分は変わらない。最後はジャムおじさんらしい人に出会う。こうして、アンパンマンの世界は生まれ広がっていったのだなぁ。
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1973年に初めて絵本に登場した新装版。
当時の「あとがき」に、焼けこげだらけのマントを着て自分を食べさせることによって、飢える人を救うカッコよくないヒーロー。
正義のためには自分も深く傷つくし捨て身の献身の心なくして正義は行えない。正義の超人は物価高や公害、飢えということにこそたたかわなければならない。
とあって、現在にも通じる民衆の心があるからこそ今も支持され続けるのだなと思った。