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いつ...
2022/09/05 16:19
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽちぽち - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容は作品内容の紹介通り。
楽しく読ませて頂きました。
最終婚約発表した後にとうとうディオンはアンに手を出しますが、それまではTL小説のヒーローとは思えない程の鉄壁の理性を貫きます。
ちょっとストーカー気味だけど、本当に愛されてるね、アン。
もうちょっと2人のイチャイチャも読みたかったけど、一番気になったのは「いつクラークにネタバレするか」かな。
衝撃のシーンを読みたいので、是非続編お願いします。
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ディオン様、六年間も繰り返したそれはストーカーでは。
そして渾身の「月は綺麗ですね」は不発に終わる。
可哀想になってきた。
まあアンを(影ながら)追いかけるのに夢中で王太子にしては珍しく(?)チェリーさんでしたし、やむなし。
前世が社畜で長い物には巻かれるOLだったアン。
前世と合わせるとアラフォーということもあり、ディオン様のことは最初はどちらかというと可愛らしく思っていて、想いの自覚は少し遅かった。
側仕えたちが濃いのと、トップシークレットなお役目もあってそれどころではなかったのもあるだろうけれど。
ディオン様はディオン様で、アンのことを大切に思うばかり、途中は遠ざけてしまうし、すれ違うことも。
男装侍従として彼女を引っ張ってきておきながら、しれっと正妃教育を側仕えたちに任せるほど策士のくせに、肝心なところでヘタレになる王太子。
精神年齢はどうやってもアンの方が高いし(前世分のアドバンテージは埋められまい)可愛いとみなされてもやむなしか。
ただやるときは有能なので。
閨でも色々と有能なので(必死のフォロー)
王位を巡る叔父との争いにアンも巻き込まれてはいくが、対王族空気清浄機たるアンの実力は高く、叔父との対決が半ばコメディになったのには笑った。
前述のすれ違いなど切ない場面もあるが、濃い側仕えたちもコメディ寄りだし、ディオン様もご覧の状態なので、深刻にならず笑って読める作品だったと思う。
何よりアンが逞しいから安心して読める。
慌てていたのは男性陣たちだったような……これは、正妃に気後れするどころか、ディオン様を尻に敷く未来が見えるぞ。
頑張れ、王太子様。
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前世の記憶を持っているアン。転生者であることが原因で、王太子に会うことになるけれど、愛妾にはなりたくない!とすぐに拒否したのが面白い。理由は相手がどうこうというものではなかったけれど、それを知らないディオンはショックだっただろうな。と可哀想になったけれど。侍従として過ごすことになってからも、ディオンがアンを好きなのはひしひしと伝わってきてもどかしくなる。アンのことを考えるからこそ、中々一歩踏み出せないディオンの気持ちも分かるから余計に。転生者であるからこそ一緒にいることになったアンとディオン。でも、そんなこと関係ないほど仲のいい2人は見ていて幸せな気持ちになれた。
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誰も突っ込んでくれないなと思いながら読んでたけど、最後に突っ込んでくれる人がいて良かった。うん、ヒーローはストーカーだよね。真っすぐすぎて拗らせてるというか、外堀をせっせと埋めてるのが健気で良かった。
「気持ちいい時は絶対言え。張り切る」はそうだよね!と吹き出した。
ヒーローの周囲の人間との仲間関係も良かったから続き読みたいかな。