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第1章 スマート物流サービスの意味とその社会普及
SIPと物流のスマート化
新しい環境要因と物流
先進国との比較の視点
人に優しいスマート社会
第2章 第1回シンポジウム
東北地方整備局における輸送の効率化への取り組み
SIPスマート物流サービスの推進
第3章 第2回シンポジウム
自動荷卸し技術の開発
第4章 第3回シンポジウム
物流サービスのスマート化による未来社会
第5章 物流におけるSDGsと静脈物流
物流部門における低炭素化
カーボンニュートラルと静脈物流
静脈物流のスマート化
第6章 グローバル化の中での航空貨物輸送による物流のスマート化の必要性
航空貨物輸送
LCCと貨物輸送
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労働力不足は20年後約20%減少。ニーズの多様化によりトラック積載効率は20年前に比べ25%低下している。これに加えて温室効果ガス排出量の課題、物流クライシスを乗り越えるには、スマート物流化が必要だ。
本著は内閣府の戦略的イノベーション創造プログラムにおけるスマート物流サービスプロジェクト。中でも、荷物データを自動収集、自動荷卸し技術のチームが開催したシンポジウムの基調講演を含む内容の文字起こしだ。
臨場感が伝わるが、挨拶が冗長に感じたり、重複内容が余計に感じるかも知れない。しかし、この問題が差し迫っている事がよく分かる内容。単に物流DXといっても、既にピッキングや配車、倉庫管理はIT化も進んでいる。これ以上を求めるなら、その個々のデータを横断的に活用する枠組みなのだろう。
空で走行するコンテナトラックの無駄を失くせ。こういうモノは案外多い。例えば飛行機の預け荷物。個人の権利を100%活用していない。平日に使用しない自家用車。自宅の空き駐車スペース。空き住居。遊休設備。ニートや暇な時間、暇な人たち。全てを活用するなら、窮屈な世界だ。だけど、少しずつ余裕を分け合う事はできるはずで、お金に付託されぬ再分配には、まだ可能性がある。
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福島県いわき市と北九州市でのスマート物流の取り組みを中心に、物流問題を取り上げたシンポジウムでの講演を記載したもの。講演での口頭での話を文章にしているため、読んでいて分かりにくい。講演で使用した資料も載っているが、小さいので見る気がしない。
スマート物流に対する具体的な内容と言えば、自動荷降ろしロボットのことのみ。
期待外れだった。
スマート物流が進んでいる中国やドイツの具体的な事例が知りたかった。