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ドラえもんと学ぶ本の歴史と未来。解説ページに加えテーマに沿った傑作漫画を収録。解説は世界と日本の歴史をバランスよく記載しています。本の他に漫画や電子書籍にも触れており充実の構成。価格も安くお得な1冊です。
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本にまつわる漫画とともに、本の歴史や本に関わる仕事のことがたっぷり。文字を持たなかった時代から、粘土板、木、骨そして紙に記録するようになり、印刷技術が生まれ、今のような本の形になるまでの歴史。そして現代の本がどのように作られ、どのように読者に届くのか、まんが家や編集者、印刷会社、書店の仕事も解説してある。人類の伝えたい、知りたいの結晶が文字であり本。媒体や方法が変わってもその根本の知識への欲求は5000年前から変わらない。そういえばのび太は漫画好きだしジャイ子は漫画を描いているし「ドラえもん」は本への愛が溢れているね。日頃は文字の本を読まないのび太が夜遅くまで小説に熱中するエピソードがいい。
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文字や紙の誕生や発達から、現代の電子書籍やオーディオブックに至るまで、簡潔にその歴史が俯瞰できる。豆知識もたくさん載っていてためになる。
印刷技術がなくて本を書き写していた時代、活字を一つずつ拾っていた時代、図書館の本に鎖がついていた時代、女性は図書館を使えなかった時代……手軽に本が読める現代、ありがたすぎる。
本の意義として「知らないことを知る気持ちよさを得る」「自分ひとりで得るには限界がある、経験や知識の共有」を挙げていて、その通りだと感心してしまった。
また、本や漫画を題材としたドラえもんの漫画が12本入っていて、アンソロジーとしても楽しめるお得な一冊。中にはインターネットのような、Chat GPTを彷彿とさせるような道具もあった!
このシリーズの他の本もぜひ読んでみたい。
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おりゃすごいな…『図書・図書館史』で学んだことがほぼまるっとまとまってる。しかもわかりやすい。とっても勉強になる…!