紙の本
老人性うつのほうが恐い
2023/02/19 10:46
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投稿者:Ken - この投稿者のレビュー一覧を見る
認知症は現代医学では完全には予防ないし治療することはできないと筆者は言う。認知症よりも老人性うつのほうが恐ろしいとおっしゃる。そしてうつ症は死に至る病と言う。老人性うつは、適切に治療すれば、かなりの確率で治る病気のようですが、認知症と症状が似ていて、周囲のひとは気づきにくい。実際接しているひとは難しいんでしょうが、うつには共感を示すことがクスリになるようです。最後に脳の健康寿命を延ばすリメディを示している。睡眠・有酸素運動・歯(よく噛むこと)・好きなものを食べる・社会的交流等々。もうちょっとで70になります、有酸素運動等を心がけて、脳の健康寿命を伸ばしたいと感じた。
紙の本
親が認知症になった場合の備え
2023/02/23 09:17
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
認知症になっても徘徊する人は少数,家族が「予防のために…」「私のついでに受診して」と言って病院に連れて行く,認知症になったとき過保護にせず何もしない等,将来自分の親が認知症になった場合にとるべき初動がわかり,認知症へのむやみな怖さが減りました。読んで良かったです。
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良書。
初期のぼけの人は放っておく。怒らないで共感して話す。一般の対人関係でも参考になった。
高齢者の免許返納など、政府の対応は間違っているとも感じた。
先のことは分からない。心配しても仕様がない。楽しく、やりたいことをやって過ごしたほうがよさそうだ。
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・字が大きく読みやすい
・「認知症」と「老人性うつ」に特化した内容で、
もっと早くこの内容の本が読めていたら、亡き
母への接し方も違っただろうな・・・と、少し
後悔と反省
・還暦を過ぎた自分の生き方に、ひとつの指針と
して参考にしたい
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和田秀樹「ぼけの壁」、2023.1発行。脳の健康・老化の話。認知症と老人性うつ。認知症は治療はできないけど、ゆっくり進行する。レーガンもサッチャーも認知症。進行を遅らせるには、人との交流、適度な運動、趣味の3つ。加速させるのが、引きこもり、運動不足、無趣味。認知症より恐ろしいのが老人性うつ。自殺につながりやすい。でも薬で治療できる。予防は、社会との接点、日光にあたること。加速させるのが、ストレス、不眠、飲酒。
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通常の書籍より字が大きく、わかりやすい。そして本自体が薄くて良い。
普段本を読まない高齢者がこの本を読むのは少々大変だと思うので、代わりに読んだ。何か家族の役に立てればと思ったが、色々と自分も勉強になった。
老眼鏡をつけるように、耳が遠くなれば気軽に補聴器をつけても良いんだ。カレーライスも食べた方がむしろ良いんだ。ボケ(認知症)はむしろ「脳からの最後のプレゼント」なんだ。
あまりネタバレはしたくないので、ここまで。
勉強になりました。『80歳の壁』もそのうち読んでみようかな。
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第1章 「認知症」という病気を誤解していませんか?―もうお終いだ、という不安と恐れを消す
第2章 「老親がちょっと変!」と感じたときの心得―親子とも倒れは絶対に避けたい
第3章 認知症よりも恐ろしいのは老人性うつ―「心のがん」から大切な人の命を守るために
第4章 「脳の健康寿命」を延ばす考え方・暮らし方―60歳をすぎたらわがままに生きていい
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オーディブルで視聴。
世間一般からは忌避されがちなぼけだが、本書で著者はぼけは「人生最後の贈り物」と言っている。
確かに、ぼけた人を世話する周囲は大変だけれど、本人は死への恐怖に怯えることなく、ある意味自分の気持ちに素直に最後まで生きられるのだから、あながち悪くはないのかもしれない。
それでもぼけたくないと思うなら、よく食べ、よく笑い、「もう歳だから」と諦めないこと。
まだ少し先の話だが、覚えておこうと思う。
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”生きたいように楽しく生きる”
これに尽きるみたい。
よく噛んで食べる30分の有酸素運動(朝の散歩がいいらしい)人付き合いも脳トレにはいいらしい。
いろいろ参考になったわ。
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高齢の親を持つ人にとっては、とても参考になる一冊だと思う。認知症になったからといって不幸ではないのだということを、専門家から聞くことで大きな安心を得られる。
非常に読みやすく、あっという間に読み終えてしまう。
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★★★
今月2冊目
知らないこと多かったわ。
勉強になりました。
老人も1番怖いのは老人うつ。
やはりいつも楽しい事をやってる人がボケないらしい
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基本の一冊として、適度なボリューム、適度な水準ではないか、と思う。最初から詰め込み過ぎても消化しきれないし、ましてや実行に移す事は更に難しい。
より知りたいと思った分野があれば特化した本を読めばいいし、実践したいのであれば応用書を読めばいい。
江崎書店袋井店にて購入。
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一口に認知症と言うがそれぞれ違ってたのが分かって良かった。まだそこの域に達してない私らへのアドバイスがもっとあっても良いと思った。
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認知症に関する「誤解」を解きましょう/認知症は「暴れる病気」でも「叫ぶ病気」でもなく、「おとなしくなる病気」です/認知症になっても、「何もできなくなる」わけではありません/「認知症」は完治はできません。しかし、発症を遅らせることはできます/もの忘れには、「いいもの忘れ」と「悪いもの忘れ」があります/認知症の疑いがあって、医者にかかると、どうなるか?/家族が本人の行動記録をとっておく/認知症の初期ほど、迷子になりやすい/徘徊中の交通事故は意外と少ない/家族の顔を忘れ、やがて最期のとき/認知症の60%を占めるアルツハイマー病とは?/アルツハイマー病以外の認知症3つ
¥認知症と診断されたとき、家族はどうすればいいか?──「何もしない」ことです/一人暮らしの老親を呼び寄せてはいけない/認知症と診断されたからといって、リフォームするのは考えもの/認知症の進行を加速させる3つの「生活習慣」/認知症と診断されても、「変えず、やめず、続ける」ことが大切です/子どもにしかできないことは、「嫌がる親」を病院に連れていくこと/嫌がる親を病院に連れていくための「うまい言い方」/ゆっくり進む認知症には、がんばりすぎない/短期記憶、そして長期記憶を失う/家族を悩ませる「問題行動」をおさえるための基礎的な心得/介護のプロが「やさしい」のは、それが介護を楽にすると知っているからです/認めたくない、知られたくない、頼りたくない/親も子どもも、不幸にならないための「ものの言い方」/「ものを盗られた」といいはじめたとき、どう声をかける?/自宅にいるのに、「帰ります」といいはじめたときには?/排泄トラブルが起きているのに、オムツを嫌がるときには?/食事をしたばかりなのに「まだ食べていない」というときには?/同じものばかり買ってくるときには?/同じ話ばかり繰り返すときには?/わけのわからないことを頑固にいいはじめたときには?/風呂に入りたがらないときには?/昼と夜の区別がつかなくなり、夜中、起き出したときには?/デイサービスに行ってもらいたいときには?/「死にたい」が口癖になったときには?/末期の認知症患者は、どんな世界を見ているのか?
うつ病は死にいたる病/老人性うつ病をめぐる私の「痛恨事」と戒め/「老人性うつ」と「認知症」をどう見分けるか?/老人性うつを初期のうちに見抜く心得/「つらいね」──共感を示す言葉がクスリ/ストレスがセロトニンを減少させる/不眠と飲酒がうつを加速させる/うつは薬でここまで治る/長電話で孤独を撃退する/うつになるのは、決して「心が弱い」からではありません!
¥「睡眠不足」は脳の大敵。アルツハイマーの原因にもなります/1日30分の有酸素運動で快眠習慣!歯は高齢者にとっても命!よく嚙むことで認知症は防げます!
食べたいものを食べましょう!好きなものは、体だけでなく、脳の栄養にもなります!耳が遠くなったときは、脳のためにもすばやい対処が必要!人付き合い」こそ、最高の脳トレ!秋から冬こそ積極的に屋外に出る!
筋肉量が脳の若さを決める!運転しなくなると脳と足腰が弱る/脳の健康寿命を延ばす!
¥脳の健康寿命を延ばす「20の動詞」(一部抜粋)