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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
オーストラリアでの森の大火災により、多くの動植物が瀕死の状態に陥ったのは、人間生活から生み出された温室効果ガスによる地球規模の温暖化が原因だ。
森で罪無く生活していたコアラが、火にまかれ途方にくれているニュース映像を見た記憶がまだ新しい。あのコアラの目が忘れられない。
そんな悲劇を児童書として世に出された本書に、あの時の記憶がよみがえってきました。
誰が、罪のない動植物たちに対して責任を取るのか?償うのか?
何としても、この温暖化を阻止しなくてはならないと強く思いました。
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#コアラのなみだ
#今西乃子
#合同出版
#児童書
#読了
ノンフィクションのような科学読みもののような物語のような素敵な本。本質を理解できるのは高学年以上かもしれない。環境を大切にする心を育むため、いろいろな人に読んでほしい一冊。今こそ生き方が問われているのだなあ。
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お話の内容はご記憶にある方もいらっしゃるかもしれませんが2019年から半年に渡り起きたオーストリアでの大きな山火事を題材にし作られたお話です。
ユーカリの木がコアラの親子を大きな愛で見守る姿が描かれています。
おとなは、5分もあれば読めてしまうボリュームですが、長編の本を読み終えたような充実感がありました。人としてのあり方を考えさせられました。
小学校低学年の読みきかせにふさわしい児童書だと思いました。
絵本だと簡単すぎてしまうし、児童書ですとちょっと長いな、難しいな、という本がほとんどの中、この本は貴重な位置付けになると思います。
押し付けがましくなく、自然と子供たちの心に優しくストレートに届く文章。言葉一つ一つ簡単でありながらも胸に迫る文章に感動しました。
地球の生きとし生けるものへの愛情が感じられ、今西乃子さんの願いが込められている、その気持ちがヒシヒシと伝わってくるとても心あらわれる内容でした!
いろんな方に薦めたいです!
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オーストラリアの山火事でコアラたちが受けた被害が、ユーカリの木の視点から描かれている。
小学生1年生から読める、環境問題についてわかりやすく書かれた本。
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人間のしていることが地球上の生き物たちを追い詰めていることを、コアラを通して子どもたちにもわかりやすく伝えてくれる。
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人間を責める言葉が多すぎやしないか?と思ったけれども、実話なら仕方ないか。もう少し、話の中で人間が侵してしまったことをわからせる方がいいとも思ったけれど、対象が小学1年生からと裏表紙に書いてあったので、小さい子にはストレートに伝えた方がわかりやすいのかもしれないと思い直した。