紙の本
とても好みなエッセイでした!
2023/08/15 16:17
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投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る
熱量はすごいのに、静かなエッセイ。
やっぱり物語を作れる人ってすごいなと思いました。
感じ方とか、考え方の違いや深さとか…「自分にもできそう」とか、絶対ないなとしっかりわからされました。すごい。格好いい。
紙の本
エッセイのようなそうでないような
2023/07/10 21:20
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投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
又吉さんらしさ満載の、エッセイのようなそうでないような散文集です。綾部さんの話題が出てくるとなんとなくうれしくなってしまいました。
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
又吉直樹さんらしいエッセーで、面白く読むことができました。綾部さんのことなど、あたたかくて興味深かったです。
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命がけの指導でした
2024/01/21 15:52
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投稿者:kisuke - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです。特に小学生の時の担任の「命がけの指導でした」には、こんな良い先生もいるのかと感動しました。
人気のある芸人さんで、役者やエッセイ等でも高い評価を受ける人達がいますが、表現者として優れているから出来るのだろうと思います。
紙の本
静かなエッセイ
2023/06/29 12:07
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投稿者:302 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ふっと笑えたり、ふっと悲しくなったり、静かな文章で感情の振り幅が小さく、又吉さんのイメージそのもの。
常に何かを考えていて、それがどんどん深くなっていく思考もよくわかり面白かった。
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黒い花瓶の話が好きだったな。2.5万円の家賃の家に7千円の黒い花瓶。とてもとても大切にしていたのに友人に最期破られてしまうエピソード。
あとマクドナルドの話も好き
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又吉さん2冊目。読むととても好きだなと思うけれど、なぜかあまり手が伸びない私にとっては不思議な作家さん。
はじめに…の文章だけでもう惹き込まれた。頭に浮かんできたことをつらつらねちねちと書き続けているようで、でも、一字一句読み逃したくない気にさせる。作者の思考を共に追っている気になって、読み終えた後、今度は自分が頭でずっと文章を続けていってしまう。本当に不思議。
又吉さんのお父さんの話など、吹き出して笑ってしまうこともあり、愛すべき孤独感や拗らせの数々の合間に息抜きができた。自分もなかなか拗らせている方という自覚があるので、共感したり、ここまでいくとちょっとな…と思ったり…
7割程までは快適に読んでいたけれど、途中ちょっとしんどくなって、また面白くなった。お笑いに関することになると、その熱さや拘りについて行けなくなるのだと思う。
感想文の書き方を提案してくれるところがあるのだけれど、又吉さんの創作の仕方の一端が見えて、その後文章を読むときにそれが見え隠れしてしまい、ここは読まない方が楽しく読めたかもと少し後悔した。
個人的には「命がけの指導でした」と「なにか言い残したことはないか?」が好きだった。
共感できて心地良かった所
○一生を共にするような間柄であれば、本心で向き合う機会も必要かもしれないが、そこまでの関係性でない人との争いは極力避けたい。それが許される位の権利は誰にでも認められているはずだ。
○あの時、あの人に自分の正直な気持ちを伝えていればどうなっていたのだろう?と考えることがある。その瞬間は何度やり直したとしても同じことを繰り返すだけだと思うのだが、何か1つでもきっかけがあれば違う未来があったかもしれない。
又吉さんの性格の良さと可愛らしい拗らせ感が滲み出ていて、より好きになりました。テレビで見たいとかではなく、そっと近くにいて欲しいような、信頼できる類の人…みたいな感じで。拗らせていても、孤独を愛していても、他人を認め、人に優しく、人が好きなんだなと尊敬しました。
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私の中で普段決して口には出さないようなこと、頭や心の中だけにしまっておく捻くれた独り言や妄想があるように、又吉にもそういうものがたくさんあって、独特の感性やユーモア溢れる言葉によって表現されているのがとても良いなぁ。
読んでいてクスッとしたり、勝手に救われたりした。ずっと手元に置いておきたい一冊。
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●なぜ読んだか
芥川賞「火花」は受賞後すぐ読んだが、いまいち面白さを感じられなかった。でも、又吉さんが生み出すものには相性が合うはずとの思いが捨てきれない。このエッセイ集で確認してみたい
●読了感想
初読「火花」が面白くなく、又吉作品と決別するか決めるため読んだ。距離を感じる人と何度も会っているうちに、内面の人となりも理解でき、気づいたら親友になっていた、感じ。「東京百景」も読んでみよう
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おもしろい!
終始ニマニマして読んだ。
同級生との会話をサッカーでたとえてた話が好き。学生からの友人との感覚に共感、じんわりきた。
綾部との関係もいいね!
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やっぱり又吉さんが書くエッセイはいいなぁ。
個人的にエッセイはその人の目や感性で感じた世界を本という装置を介して見る事だと思っている。
又吉さんご見たそこに広がる世界はちょっと不思議で、どこかしら哀愁が漂っている。
タイトルの影響もえるかもだけど、夕方から夜にかけて読みたくなる1冊。
読み終えてもしばらく余韻が残って、いつもバタバタしてる日々の中でも、たまにはのんびり月をぼーっと見上げててもいいかなとか思えてくる。
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又吉さんらしさ全開でした。
例えるなら、又吉直樹という豚骨スープを何時間も全身で浸かりながら飲んでる感じです。共感できる話や、なんだそれっていうのもたくさんあります笑
内側と外側から染みる豚骨スープがしつこくもやみつきになる味でした。
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よかった!!!!
又吉直樹 っていうのがよくわかる本
自分もなにしてても恥ずかしいから冒頭から引き込まれたし自分のことかと思ったそれぐらいよかった
読み終わりたくなくてちまちまゆっくり読んでたよ
ピースの漫才も見てみよかなー
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思索や意見、感想などを形式にとらわれず、簡潔に述べた文学の一ジャンル。エッセイまたはエセーは日本語では一般に「随筆」の意味で用いられ、文学の一ジャンルとして確立している
まぁそんなことはどうでもいいんですけど、繊細だと自分で主張する人は繊細じゃ無いと馬鹿が言うは、すごくすきです。特に好きなのは他者から発せられると軽んじることができない理由を「理屈と理屈」で拮抗してるのではなく「自分と他者」と言う存在が等価であることを重んじるがゆえに理屈と同様に拮抗してると錯覚してしまうからだと述べているとこです。
よく自分は流されやすい人間なので他人の意見が自身から出る思いつきなどなら即答で「あり得ないと」取捨できるものを謎の魅力で納得しそうになることが多々あり、悩んでいたので文字にされ理由を見つけることができたからです。
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The 癒しという感じのエッセイ集。又吉さん、面白すぎる。ニヤニヤしながら読んでしまう。
僕の生きてる世界も、又吉さんの眼で捉えなおしてほしい。ツッコんでほしい。人生をしっかり味わっているな~と思った。
高かったけど、紙版で買ってよかった。どこをぱっと開いても面白い。
ナイーブな性格も、突き詰めていけばこんなにも素敵に映るんだなぁと、励まされたような気がした。
以下お気に入りのエッセイ
銀河系永久光のチャンピオン
どこで間違って本なんか読むようになってしまったんや
字がうまくなりたい
想い出が映るんだよ
参拝
昭和最後のヒット曲
この夜の話も伝説みたいに語られるんかな?
花の家
泥を飾る