紙の本
ツェント選び
2023/05/23 07:26
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オレンジたま - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰がどういう決断をしてツェントになるのかというのが見所です。
この巻ではマインはあまりやらかしてませんが、代わりにジギスヴァルトと神様達がやらかしてます。
でも、マインも女神に読書より大切な記憶を絶たれているのに、貴族としての日常生活が困らないって時点でやらかしてます。
エグランティーヌとアナスタージウスは分かり合えているのに、アドルフィーネとジギスヴァルトは全く噛み合っていないのが笑えます。
最終巻ではフェルディナンドが報われることを望みます。
紙の本
安定の面白さ!
2023/06/05 00:27
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
顔色の悪い王族達との今後に関する会議から継承式、アーレンスバッハの祈念式と大規模魔術まで。
web版既読。
プロローグはフェルディナンド視点で前回の女神降臨時に彼が何を考えていたのかがわかる。
エピローグはグレーティア視点。
側近としての忠誠心は高まるのに、一年半遠ざかっていたフェルよりも主の役に立てずに悔しがる。
ついでにグレーティアの事情の苦境も明らかに。
まさか手を出されていたとは……。
書き下ろし短編はエグランティーヌ視点から見た会議から継承式の裏側。
彼女が何を考えて行動し決断したのかがよくわかった。
また、規格外主人公やフェル以外の貴族から見た神々の理と人の理も浮き彫りになって良い短編だった。
それからアーレンスバッハの平民漁師。
webからはわかりやすいように細かく説明が追加された加筆が多かった印象。
ていうか記憶が繋がらない危うさや不安さはあるけど、フェルへの異性としての意識は自覚ないだけでしっかりされてるなぁと再認識。
しかし、その芽生えかけた男女の機機微を摘み取ったのは素直になれないフェル自身の行動と言動だ。
次の最終巻は書き下ろしもガッツリみたいだし、期待して冬まで待つ。
ハンネちゃん外伝の刊行も良い子で待ってます。
電子書籍
次完結か…
2023/05/22 01:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Aki - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうやら私の記憶も繋がっていないようです。
どこから読み返したらいいのかな?
ところどころで感じる、既視感が悲しく感じました。
また、悲しいはずのことを、明るく描写している部分もつらいです。
次は冬か…前倒し希望?
紙の本
まだ読んでいたい
2023/05/31 19:22
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kusukusu - この投稿者のレビュー一覧を見る
残すところ後わずか
今回はツェント選定と、魔力放出作戦ですね
漁師たちから見た領地の変化が気に入ってます。
ハルトムートの号令で祈りをささげる姿、皆でグ〇コ
ナイスです
電子書籍
最終巻が待ち遠しい
2023/05/27 08:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しろいぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る
web版既読。
最終巻の発売まで待って一気に読もうと思ったのに、待てずに読んでしまいました。
この巻だけじゃないけど、書き下ろしや加筆が多いので、web版を読んでいても本当に読み応えたっぷり!
女神降臨中のやりとり、エグランティーヌとアナスタージウス王子の覚悟、本編最後のローゼマインが命をかけた大規模魔術の時の側近視点や平民視点…
出来事がより鮮明に没入できて、読み終わってから現実に戻るのが辛いです笑
投稿元:
レビューを見る
メスティオノーラを敵視するフェルディナンド様
何というか、ローゼマインを通して色々と挑発めいた事してるからなぁ
そりゃぁ降臨を避けるお守りを作るわけだ
ジギスヴァルトの求愛の魔石が金粉化したのに、自分が作った髪飾りのお守りをこれ見よがしにアピールするフェルディナンド様
いやらしいわ~
それをローゼマインは女神の御力による金粉のおねだりという勘違いしてるというのも微笑ましいのやら何やら
新ツェントのお話し合い
王族に対して容赦ない追求をするフェルディナンドとローゼマイン
義弟と養女の所業に我関せずとばかりに笑顔でスルースキルお発動するアウブエーレンフェスト夫妻
ジルヴェスターの胃よ、頑張れw
「悪夢のような最悪の婚姻を強いられる」と言ってのけるフェルディナンド様
表現の強さよ
まぁ実際問題として、エーレンフェストのために王命を受けて自らの身を賭してアーレンスバッハに向かったのに
後を任せたローゼマインまで王族に取られそうになって、しかもローゼマインは生活の質が激落ちとへこんでいるという状況ですからねぇ
他領や貴族の一般常識は別として、二人にとっては本当に悪夢のようだったでしょうね
アーレンスバッハを糾弾するジギスヴァルト
自分の立場が見えてないよなぁ
この期に及んでフェルディナンド様を責められる立場ではないのにね
今までのような認識でツェントになれるはずもないのは当然
寝言は寝て言えと王族に言えるジルヴェスター
それまではフロレンツィアと共に我関せずだったのに
やはりフェルディナンドは家族として思ってるんだなぁ
その後に女神の化身の寵愛云々でニヤニヤからかうギャップ
アダルジーザの離宮をエグランティーヌの住まいにさせるフェルディナンド様
ローゼマインの離宮にしようとした意趣返しでしょ
因果応報ですねー
アドルフィーネの離婚への執念
それだけ祈ってたらユーゲライゼも応援してくれるわなぁー
これがハンネローレの貴族院五年生のオルトヴィーンの行動理由になっているのがすごい
もしヴェルデクラフがツェントになるとしたらという仮定で準備されていた文章
ローデリヒは書けるジャンルが広いなぁ
この場合、ノンフィクション?ルポ?になるのかな?
「クインタはエーヴィリーべの影響が強くて、彼のゲドゥルリーヒが関連すると辛抱強さは消し飛ぶようです」
エーヴィリーべの影響が強いのって理由があるのかな?
今まで特に祈っているようではないし、属性は揃ってるし
単なる言葉の表現としてかな?
それにしても、神と交渉できるフェルディナンド様がヤベェ
エアヴェルミーンに躊躇なく即死毒を使ったり、銀の短剣を投げるとかね
まず神に攻撃する発想はどこからきてるんだ?
もし即死毒でエアヴェルミーンが死んでたらどうするつもり���ったんでしょうね?
この後の人たちはメスティオノーラの書を手に入れられなくなってたところだぜ?
あと、気になったのは
名捧げ石を返されたとして、既にされている命令も解除されるんだろうか?
もしそうなら口外法度の命令を下しても意味なくない?
魔力枯渇の方法
領地の境界線を引く時に神の御力が増えてなさそうということは、神の名前を言う必要ないのだろうか?
だとすればそれを繰り返すのも一つの方法だったのでは?
または採集地を更地にする勢いで刈り取って回復を繰り返すとかね
「色々な方法を思いつくということは、君の状況はかなり良くない」
という君の癖について
回避したいことはアイデアが湧くって事なのかな?
礎の間に籠もったローゼマインとフェルディナンドを待つユストクスとグレーティア
それにしてもグレーティアの境遇が酷い
救われてよかったなぁ~
投稿元:
レビューを見る
いよいよ物語も動き出すかと思ったら、急に貰い過ぎた
神様の力を使い切らなきゃ!!で大騒ぎし出した
ここでその話の流れが必要なの?
投稿元:
レビューを見る
わ~んまたしても次回に続くだぁ~
いよいよラストということで、冬まで待つのが楽しみな様な寂しい様な……ローゼマインちゃんの記憶はどこまで戻るのか、フェルディナント様との関係は……う~む引っ張るな~
投稿元:
レビューを見る
やっぱりあと一冊で終わるようです。最後から二冊目の本作。味わって読ませていただきました。
マインの頃の大切な記憶がごっそり抜け落ちてしまったローゼマインはさらに危機的状況に。もちろん名捧げしたあと人やこの人も道連れ。巻末おまけのマンガが凄く笑えます。ローゼマインのまわりがキラキラしてる表現も面白。
個人的にはワガママも劣ったところもないゆえにあまり登場場面のなかったエグランティーヌ様の活躍と、ダンケルフェルガーのハンネローネ目線の短編が載っていて嬉しかったです。
投稿元:
レビューを見る
フェルディナンド様が甲斐甲斐しい。
王族の名前を忘れてしまい、あたふた。
いよいよ、次巻は最終巻。
楽しみなような寂しいような。
えっと、なろうも読んだが、少し違っていた。
フェルディナンド様が好きなので、
最初から最後までずーっとフェルディナンド様と一緒にいられて楽しい読書だった。
投稿元:
レビューを見る
本編
今後のユルゲンシュミットの体制についての極秘会議
グルトリスハイトの継承式
神々の御力消費のための奮闘
ローゼマインの魔力枯渇したようだが、なかなか皆の前に現れず、どうなってしまったのか、ということで次巻最終巻。
終幕が近いことが伺える。
これまでの総決算であるかのような王族に対する倍返しが見どころかな。
短編では、エグランティーヌ視点が面白かった。
おそらく彼女はローゼマインを、貴族院時代からの友人でありながら、自身の利を確保する場面では駒としてしか見ていない冷静さを常に持っていたのだろう。
また、他の王族がツェントの地位に伴う不利益にしり込みをする中、騒乱を可能な限り減らし、また娘と共に生活していくために、名捧げや神々との契約という不利益を何事もないかのように受け入れていく。
女性のしたたかさと強さがよく表現された短編だった。
投稿元:
レビューを見る
フェルディナンド様が可愛い。ローゼマインが自分で言った「家族の様なもの」という言葉を覚えていない事に拗ねて見せるって…。
物語の方は、最終巻手前という事で仕舞いにかかった感。あちこちの伏線が回収されて行き、ローゼマインの粗忽さが笑いを誘い。良いね、『本好き』だね。
大団円まであと少し。冬が楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
フェルディナンドとローゼマインのやりとりがおもしろい。フェルディナンド、ローゼマインと出会って変わったね。いいふうに。マッドサイエンティストはそのままやけど。マインの記憶はどうなるんだろ。フェルディナンド様!
投稿元:
レビューを見る
web版既読。通巻32巻。これぞまさしく「本好きの『下剋上』」。第1部で平民だったマインが、遂に王族に跪かれる「女神の化身」に。王族が一枚岩で無かったら、そりゃ国も荒れるわな。トラオクヴァールは正統なるツェントでは無かったかもしれないけれど、引き際をキチンとわきまえる事の出来る正しい人であった事は評価したい。それにしてもローゼマインとフェルディナンドは、なんと言うか相変わらずで何より。「本は二冊が良いですか?」「いえ、違います」で爆笑。エグランティーヌも、わかってきたなぁ…。次がいよいよ最終巻!いよいよ完結かぁ…。感慨深いです。
投稿元:
レビューを見る
Web版読了から時間が経っているので曖昧だけれとも、かなり肉厚になったなと感じる。
プロローグは王族との話し合いの前段階が側近の動きで描き出されているし、エピローグでのグレーティアとユストクスの会話も興味深かった。閑話はハンネローレ、エグランティーヌ、ジフィ(アーレンスバッハの漁師)視点。大規模魔術に興奮する平民視点の話は「そうそう、これこれ!」と思いながら読んだが、自分にはその美しい(らしい)魔法陣が映像で見えないのが非常に残念な気持ちになる。
いよいよ次で最終巻、記憶が戻り領主会議で承認され…閑話で何が語られるかな?楽しみで仕方がない。