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私の今の状況にめちゃくちゃぴったりだった。親も自分も非難するのではなく客観的に見られて良き。読み返す。心も、体も心なしか軽くなった。
精神的に未熟な人はまさに私の両親であり姉であり。記憶にある先生のほとんどであった。両親が当てはまる精神的に未熟な人の特徴で、思わず笑ってしまったものは「仲直りが下手すぎる」
私が気持ちをわかって欲しかったのも、否定されたと感じて辛かったのも。精神的な繋がりが欲しいのも、全部健全なことだったんだと思えて気が楽になった。家族と精神的に繋がれなくても役目を下りても、自分で自分と繋がってくれる人を見つけていけるんだと思えてすごく力になる。
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感想
自分に合った親を選べる社会。マッチングを成立させ理想の関係を築く。そんなものは倫理的に実現されない。だから親から逃れる方法が必要。
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親は毒親ってほどじゃないかもしれないけど、親への違和感がどう頑張っても消えない。そんな感情を抱いてる人たちに読んで欲しい一冊。
自己肯定感がない私は、自分と親の間にある価値観の違いに気づき、改善しようと頑張ってきたがやはり難しかった。とても自分を責めた。
でもそんな必要なかった。今まで頑張った私を評価し、間違ってないと教えてくれた1冊。
落ち込んでいるのは必要な感情。成長への一歩を記しているから。そんなメッセージをもらい、これから自分のために自分らしく頑張っていく決意ができました。
少しでも共感したら絶対読んでください。
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(2024/01/02 1.5h)
親を客観視(観察)することで
自分と他者とを分けるスキルを持とうという本。
こういった本はよく咀嚼した上で実生活に運用してこそ価値のあるものになるので、即効性は低い。
「毒親」というインパクトの強い表現を「精神的に未熟な親」に置き換えることで身近に感じられる配慮がある。
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驚くのは、本書が2015年に米国で出版されて以降、26カ国で翻訳され「世界から大共感 50万部」の大ベスト&ロングセラー(カバー&帯より)となっているということだ。日本の親子関係のあり方は、米国とは異なると思っていたのだが、精神的に未熟な親に育てられた子の問題は、世界共通のものとなりつつあるようだ。
精神的に未熟な親というのは、言い得て妙。私自身は、4タイプのうちの「感情的な親」と「受け身な親」に育てられた。
副題にもなっている「『親という呪い』から自由になる方法」が、段階的に具体的に示されていたが、それらはACや愛着障害の自己回復と同様のものであり、さほど目新しいものではなかった。
ただ、親の方の問題に焦点が当たっているのが新鮮だった。親が抱えている問題を客観視することにより、「親に何も望まない」=「自由が手に入る」(p.261)状態が実現されるのである。
あなたのなかにいる「内なる子ども」はいつでも、「親が変わってくれて、自分がずっと望んできたものを与えてもらえる」と期待する。
だが、あなたがすべきことは……独立したひとりの大人として親とつき合っていくことだ。(p.243)
「親を変えることはできなくても、自分を守ることはできる」(p.230)のであるから。
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親との付き合い方、距離のとり方を述べる本。親の立場で読みました。
英語のタイトルは、Adult Children of Emotionally Immature Parents: How to Heal from Distant, Rejecting, or Self-Involved Parents。直訳は、感情的に未熟な親を持つ成人した子供たち:よそよそしい親、拒絶的な親、自己中心的な親からの癒し方。
成熟していない親の影響や、パターン、対処の仕方が、事例とともに丁寧に解説されています。親の振る舞い・感情の分類を行い、分類の結果に応じて対処の仕方を考えるというステップを踏みます。したがって、非常に苦しい環境に置かれている状況を理解しながらも、この本を読める子供であれば、自分のペースで確実に親や社会と向き合えるであろうと思われます。
親の立場では、本書を読みながら、改めて子供との接し方・フォローの仕方を振り返ることができます。それと同時に、一般的に本を読まず、感情に支配されている親・パートナーとどう接するか・どう促すかも難しい課題かと思われます。
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参考になりました。
イロイロな親がいるのだということ。
一見、問題なさそうな人でも問題を抱えている。
早くこの呪いから解き放たれたい。
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読んで良かったと素直に思った。
本屋に行くたび、手に取っては棚に戻すを繰り返していた。
やっぱり、自分が目を背けたい部分に焦点を当てた本は買うのを躊躇してしまう。
でもそういう本ほど読んだ方が良いことは、経験上理解している。
読む前から感覚的に分かっていた部分もあり、まるで答え合わせしている気分だった。
それでもちょっと救われたなあ。
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昔から何で親のことをあまり好きじゃないのか自分でも分からなくてずっと悩んでいました。
ただただ私の心が狭く、親に対して求めるものが大きくわがままなのか、、、自分が悪いのかと思っていました。でも最近親の介護をするようになって親のことを改めて考えるようになり、そのタイミングでこの本に出会いました。
毒親というほどではない 愛されていない訳ではない なのに違和感がある
同じ思いで悩んでいる人がいる事を知れただけで心が晴れました。読んで良かったです。
ただ変えの効かない親なのに心が通じ合えないのはやっぱり寂しいですね。
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良かったです。
「親という呪いから自由になる本」のキャッチーにつられ、親に振り回されっぱなしに疑問を感じ手に取りました。
心の重荷を少し下ろせた気がします。よほどメンタルの強い人でないとなかなか行動にうつし、実現させるのはハードルも高い気がしますが。
親を幸せにしなければならない呪縛から逃れる事を正当化できるバイブルになってくれると思うので、悩んでる人には是非読んでもらいたいです。
現実は厳しいですが、自分の心を正常にするためには必要な事が書かれていると思います。
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こういうタイトルの本はなかなか、手に取るのもためらう。
ペンギンはいるけど。
どうも、親の影響で苦しんでいるんじゃないかという人が身近にいたので、試しに代わりにその人に勧めても大丈夫か考えてみるために自分が読んでみた本。
まぁ大丈夫なんではないかと思ったけれど、やはりセンシティブな内容なので、結局その人が自分で親との関係を振り返られるようになってから勧めてみた。
とても、あてはまると言って、なんかすっきりしていそうだった。
こういうのを読むこと自体が、自分がいけないんじゃないかって思ってしまうかもしれないけれど、そう悩んでいること自体が、もうがんばってるよと言ってあげたい。
こういう親はやばいんだなと、自分が親の立場として大丈夫か確認するため、という体で読んでみるのもありかもしれない。
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とても参考になり、心がスッと軽くなった。親との関係に疑問を抱くたび、どうしても自分を責める気持ちが少し捨て切れずにいたが、嫌いでも苦手でもそれはわたしの感情であり間違ったものではない。
本著で繰り返し言われた、親と精神的に親密な関係を築くことを諦めるということが、悲しいけれど納得した。何度もこれまで心を尽くして伝えてきたけれど、無理なのだ。親は理解してくれる、ありのままのわたしが帰れる場所がある、というヒーリング・ファンタジーを手放すことが少しずつできそうな気がする。
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最近読んだ宗教本や啓発本でも似たような内容があった気がする。
改めて、ずっと親との関係がうまくいかないのはいつか親が自分を認めてくれる、愛してくれるというファンタジーを心の中に持っているからなのだと実感。そして、親が精神的に未成熟だったが故に私の要求に応えてくれなかったこと、そして、これからもおそらくその状況が変わることはないことも理解した。
心の中に内包して、勝手に自分で傷つかなくて済むように、外から観察して、相手の様子を言葉にしてみる事。できるだけおだやかに、客観的に自分の言いたいことを相手に伝えて、結果をコントロールしようとしない。結果に意識を向ける。未熟な人に精神的に巻き込まれず、目標に向けて付き合いかたを管理する。
これからは意識して人との関係性に対処しよう。
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家族関係の本を読むのは苦しくなる。この本は、自分が成熟すると必要があり、そのためには親から心が解放される必要があるので、その方法を説いているように感じた。親を特別扱いしないという意味では同じかもしれないが、「だれもが未熟なんだから、それを前提に生きる。未熟であることプラスの面に突きあげることが人間的である。」と説いた岡本太郎のほうが気が楽になる。
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予約して購入し、8割以上読んで最後のワークを熟成させており…本日ようやくやり終え読み終わりました笑
付箋の量がとんでもない。
いわゆる"毒親"を"精神的に未熟な親"とし、掘り下げて書かれています。
このね、"精神的に未熟な親"っていう定義が、新しいなと思ったのと同時にとてつもなく腑に落ちて。
最初からなるほどーの連続。私はHSP(HSS型)だから(と思ってる)"不安型愛着スタイル"なんですって。
うちの父親は…自分の意見と考えが絶対に正しい。親の自分より子供の思想や言動が良いとは絶対に思えないタイプ。(対子供というか全ての他人に対してそう。子供には特に強いと思う。)
自分のこと以外は認められない受け入れられないタイプだから反論されるといきなり声を荒げたりする。何に怯えている?
他人に全く興味がない。共感力が乏しすぎる。想像力が足りない。他者への配慮や我慢が出来なくて、いつも周りがヒヤヒヤ振り回されて尻拭いさせられて。先読みもできない。当然深い話なんてできない。いつでも自分の気持ちや欲望が最優先。
会話のキャッチボールができない。自分の興味のあることしか話せないし、相手の受け答えも全部自分の話にしちゃう会話泥棒。自分が思ったことを相手がどう思うか関係なしに口にするから、返事の予測ができないし、いきなり傷つけられて怖いし、本当につまらないから会話をしたくもないしなんなら一緒に食事をするのがとても苦痛。
自分の言うことをきく?支配できる?自分が絶対に上に立てる?相手としか(動物とか子どもとか?)関係を築けないから、つまらない人間を通り越して、哀れな人だなって思ってる。
母親は。
感情ジェットコースター。子どもは親の言うことを聞いて当たり前。機嫌が悪くなったらフキハラして周りが私に気を遣いなさいよ。そして重度の察してちゃん。めんどくさ過ぎる。
他者からの目がとにかく気になるタイプ。自分に甘いのに、良い人素敵な人上品な人と思われていたいみたい。自分を持ち上げてくれて自分の言うことを聞いてくれて思い通りに動いてくれる人が大好き。
私は人をよいしょするのも嫌いだし、母の自慢話も大嫌いだし、エスパーじゃないし。そもそも考えが母親の考えとは違うから私は好かれてないなっていっつも感じてる。
"私と同じ苦しみを味わうべきよ""私より良い思いをするなんて許せないしありえない"って凄く感じる。
大学入ってからかな。なんかある時からすんごーく同性が苦手になって。
女性特有?というか女性に多い"表面上では仲良くしてる風だけど、影では物凄く悪口を言ってる"とか、"言わなくてもわかって!"とか、なんか"女性の嫌なところを全て煮詰めました!"みたいなのがうちの母親だなって気がついてしまったのだ。
私は女性というか母親が苦手なんだなってある時気がついたんだよね。
こんなやばい父親と一緒にいる母親ヤバすぎって思ってたけど、どうやら母は"夫を支える良き妻"みたいな役割を自分に酔いながら演じてるのかなって最近���がついた。同じ穴の狢なんだなと思った。
人に贈り物とかするの大好きで一見気配り上手なようで、実は見返りを求めるタイプ。それが私には透けて見えるからマジで気持ち悪い。
お誕生日とか祝ってあげないと返信に絵文字が一切なく短文になっちゃう。わかりやすく不機嫌。だから仕方なく送ってるけどいい加減にして欲しい。
父親が私の誕生日忘れてるってブチギレたりしてくるし。知らんがな。カレンダーにわかるように書いて一週間前から毎日お伝えすれば良いのでは?察せません。
私に対して「あなたは感謝が足りない」が口癖なんだけど、お祝いも感謝も他人から強要されてすることじゃないですと…本当は言ってやりたい。言わないけど。
墓参りとかしたい人がするんだから、いちいち"兄弟くんはいつもお墓参りしてくれるのよ"って私に報告しなくて良いです。信仰の違いです。
そんな両親に育てられた私ですが、同じ親に育てられた男兄弟は全然私と感じ方は違うみたい。
私は典型的なHSS型HSPだけど、彼は表向きは母親の思想に近い感じだけど、中身は空っぽで共感力と想像力に乏しく会話もあまり成り立たないケッコーやばいやつ。(個人的な感想)
何の疑いもなく素で両親を尊敬しているそうなので、両親にとても好かれている。かわいいかわいい。どんな奇行をしても許されてる。
はいはいって感じです。
子育てしながら何度も何度も自分のインナーチャイルドと向き合ってきた。
たくさん愛されたかった。あの時こうして欲しかった。どうしてあんなひどいことをしたの?ありのままの私を見て欲しかった。たくさん私の話を聞いて欲しかった。私の好きなもの、したいこと、見ているもの全てを肯定して欲しかった。たくさん抱きしめられたかった。勉強をしなくてもピアノを弾かなくてもあなたがあなたのままでいてくれればそれで良いよって言って欲しかった。無条件の愛情が欲しかった。
もっと友達と遊びたかった。中学受験なんてしたくなかった。成績が悪くて怒鳴ったり殴ったりみんなの前でして欲しくなかった。門限もあってバイトも禁止で勉強勉強。しかも自室での勉強はしてないとみなされてずっと親の前でやりなさいって。
どんだけ私のこと信用してないの。
何かしたいと言ったら、勉強したらよいよ、とか〇〇したら良いよとか必ず条件付きだった。
もう嫌になった。
親が言うからこんなに勉強頑張ってるのに、いざ大学受かったら「そんなところ行かないだろ、浪人するだろ?」って言ってきてさ。……最低。
そんなに自分の子どもの出来が悪いと怖いの?あなた達と私は別人格なんだよ?
人格なんて認められたことなかったね。
歌を歌えば、下手くそな歌を歌うなと言われたし。
自分で選んだ服は下品で汚い色だから着るなと言われたし。
どうしてね。子供にこんなこと言えるんだろうね。
いつかは巣立っていなくなるのに。
子どもといられるときは限られているのに。
どうしてなのかな。どうして。どうして?
自分がそう育てられたからまた子供にするの?
どうして?
そのやり方しか知らないなんて言い訳、人を育てると言う大仕事の前では通用しないよ?
大切な人格形成を何だと思っているの?
どうして?
どうしてそんなこと出来るの?
自分の子どもは幸い私の親のことをすいているようなので、会わせる努力頑張ってる。自分の子どものために。今は。
でもね、やっぱり早く子供が会いたいって言わなくてならないかなーとか圧倒的な物理的距離が欲しいなって思っちゃうんだ。子供にも被害が及ぶ前に。そんなことされたら私絶対崩壊しちゃう。心が。
どうしてそうなの?って思うけど、考えても仕方ないね。相手は変わらないから自分が色々変えないといけない。
老後覚えてろよって本当に思ってる。
それどころかもう一生会わなくて大丈夫って思ってる。
この世からいなくなっても知らせてくれなくて結構って。
そう思ってると少し楽になるよ。
自分の子供に優しくするたび、抱きしめるたび自分のインナーチャイルドが少し癒されている気がする。
私は絶対同じ悲劇を繰り返さない。
そして、世の中にいる毒親に傷ついた人たちの心を癒すお手伝いがいつか出来たら良いな。
負のサイクルをこれ以上増やさないように。
親に愛されたかった。あー愛されたかった。
でも、その欲しかった無条件の愛を夫と子ども達がくれた。
もし…もっと早くこの愛を知っていたら私はどんな人生を歩んでいたのかな。
死んで生まれ変わったら今度は、生まれた瞬間からたくさん愛される人生になりますように。
良い本でした。
たくさん読み返すと思う。
感想というか独り言。