紙の本
知りたいことが書いてある
2016/06/06 14:22
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りぼん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今の時代、どうすれば農家が生き残っていけるか、著者の実践を具体的な方法を交えて教えてくれます。農家も個性が必要だと思いました。
投稿元:
レビューを見る
西田栄喜『小さい農業で稼ぐコツ』読了。
率直に30aで1200万といのは凄いこと。
キモは漬物の加工、特にメインは白菜キムチ。
それを中心にして野菜パックの直販、各種漬物、お菓子、農村文化事業の展開を行っている印象。
合わせて読んでいる書籍には、今後の農業は大規模化による契約栽培、という主張もあり、それはそれで一つの経営手法。
要は稼げれば問題ないわけだから、30a1200万農業はとても参考になる。
投稿元:
レビューを見る
コンパクトなので、日本ほど直売に向いてる国はない
⚫︎小さい農業のメリット
作業の時間もコスト(肥料代など)もかからない
高額な機械もいらない
少量多品目農業は飽きない
混植によるリスク(病害虫など)分散
忙しさに振り回されない
⚫︎ネット発信
自分の体験した一次情報を出す
人柄ごと売る
過程を見せる
クラウドファンドで繋がる
引き売りで販売能力を鍛える
引き売りができれば、何でもできる
投稿元:
レビューを見る
普段は絶対に読まない系の本です。
先日、ちょっとした切っ掛けで著者を知り、勉強のために手に取りました。
たぶんこの切っ掛けがなければ手に取ることはなかったでしょう。
ただ読み進むうちに、この出合いに感謝しましたね。
内容は農家としてはとても小さな著者が幸せに稼いで行く方法を具体的に書いてあります。
たまに、具体的過ぎて野菜を育てたことなかったりするとわからん部分はあります。
まぁ、これをサル真似すれば良いということでは無いのですが裏に見え隠れするメッセージはとても納得がいきのみ込みやすいものでした。
あまり内容を説明しちゃうとあれなんですが、「絶対差」何て考え方は「継続は力なり」みたいなことで今始めるのと明日始めるのは埋められない差があるということ。
これは何事にもつながるではないかと思います。
昨今の規模拡大路線の農業に疑問を感じる人、農業を始めたけどなかなか稼げ無い方。そして流行りで農業を目指す人。そんな方は読んでみては?
家庭菜園で野菜が余ってる方や小遣い稼ぎしたい人にもタメになるかもね。
とても読みやすいし!
投稿元:
レビューを見る
一番最後の表が肝だそうです
この方は、言い方だと思うので!
書いてあることもそのまま。参考にもなると思う。
だけど裏技など特になくて、とびぬけて目新しいことが書いてあるわけじゃない。要は自分がこれを実践できるかどうかなのだと思う。
投稿元:
レビューを見る
http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_54015136/ ,
http://www.fuurai.jp/
投稿元:
レビューを見る
思っていたの以上に何の役にも立たない本でした。
サラリーマンを辞めて農業に転身するとなると一番のハードルは土地。しかしそこには一切触れていない。もともと土地を持っていたらしい。農協との関係とかそういう知りたいことが何もない。毎日ブログなんか書くわけないでしょめんどくさい。
投稿元:
レビューを見る
ただ育てて売るだけでなく、加工や売り方なども考えていかに効率よく稼ぐか。あとは、稼げるからって必死になりすぎないこと。
投稿元:
レビューを見る
【目的】農業で生計を立てる場合の全体像をつかむため
漠然としていたことが少し輪郭をあらわしてきた。次に考えることがはっきりしてきた。
♧インターネットで2日以内に全国に届けられるという日本の大きさを活かす
♧閑散期にぬか床教室などのイベントを設ける
♧混植により病害虫の被害を減らせる
♧稲作農家では10ha以下または30ha以上、露地野菜農家であれば2, 3ha以下または10haくらいが収入と労働のバランスがよい
投稿元:
レビューを見る
『本来、農業は鍬一本でできるもの。』はじめに、に書かれていた最初のこの言葉にとても納得した。小さい農業には小さいなりのやり方が確かにあると思う。それが、この本を読んでなんとなく形が見えてきた気がする。
始めたことを続けていくことで生まれる『絶対差』を持つことで自信につながるし、値段や量で勝負する『比較差』とは違い、追いつかれることがない。
『農は一つの仕事としてとらえるより、生き方と一致させることで幸せにいちばん近い産業となりえる』まさに、小さくやる農業の醍醐味であると思った。
投稿元:
レビューを見る
風来を経営している西田さんの工夫盛り沢山の本。
印象的だったのは引き売り。完全なる営業販売で個人のマーケティング能力がためされる。これだ!とも思いました。自分は今会社勤めですが、この能力が身に付かず年老いていくのにガクブル震えております。このまま震えながら会社の営業マンとして震えた人生を送るのは後悔することになると思います。
何かできないかと思って手にとったのがこの本。最初からノウハウぎっしりで知恵の宝庫でした。なにより実際に挑戦する、自分で経験することが大事という言葉にはグサリと鋭利な刃物で刺された心地よさがありました。っておーい。
師匠も言っていますが、死ぬ間際に後悔することは挑戦しなかったこと。挑戦したことについては意外と後悔しないとのこと。だからこそしっかりと地に足つけてデータを拾い集めて挑戦する理由・意味を明確化してから挑戦したい。
なにより必要な免許が具体的に記載してあったのが勉強になった。あとは工夫あるのみ。
見様見真似でどんどん風来さんを参考にしたい。
投稿元:
レビューを見る
自称日本一小さな農家さんの著書。30aと聞いてもなかなか想像しにくいが、想像する農家さんの畑からすると小さいのだろう。小さくともちゃんと稼げる。小さいが故の機動力を生かし、作物を育てる以外の加工や販売に至るまでを行う。それによって小さくても稼げる体質となる。農の世界の広がり、奥深さ、可能性を感じさせる活動である。出来池を見据えられるか。これまでとは違ったスキルが求められているのだと思う。こう見ると農の世界も面白そうに感じる。
書の中には、筆者が行なっている漬物の加工方法や、農つながりの集いを催す話、販売のための経路の話など、実際の活動を具体的に説明されており、リアリティも感じられる。