魔神皇子の愛しき小鳥【特別版】(イラスト付き) みんなのレビュー

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投稿者：ふる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

魔神の血を濃くひくクロノゼラフと人間のカイ。魔神の血をひく貴族しか乗れないはずの戦闘機に乗れてしまったカイ。クロノゼラフの想い人とカイの関係、また死神級戦闘機の戦闘シーン、盛り沢山な内容で面白くて一気に読了。

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投稿者：M★　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

魔人とか魔獣とか天使が闘う世界観。
冒頭はヴィルヴェルの戦死場面。蒼い空が広がる山。
そして、山里に住むカイの描写に移る。

三人の大魔獣の魔石を内蔵した戦闘機は、魔獣の人格を備えている
人工知能を搭載した、人格を持つ戦闘機「戦闘妖精・雪風」と構想が似た、SF要素入りのBL。

魔獣石を搭載し、魔獣の人格を持つ戦闘機は、戦闘機がパイロットを選ぶ。
魔獣と会話をしながら戦闘を行う場面は、とてもﾜｸﾜｸ。


アシュタル魔帝国の３機の魔獣戦闘機「テンペスタ」の死神級パイロットの物語　
「戦闘妖精・雪風」より砕けた内容の、エンタメ

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投稿者：ぽぽぽぽん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

普段は漫画しか読まないので、小説と分かった時にやってしまった、と思ったのですが、評価が良かったので読んでみました。
文章がとても読みやすく、設定も分かりやすかったです。
シナリオも面白かった…！

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

宮緒葵先生の大好きな「戦闘機のパイロット」が活躍するBLファンタジーです。

ネタバレがあります。

●魔神アシュタルトの再来と噂される力と魔瞳の持ち主で側妃が産んだ46歳の第二皇子攻め・クロノゼラフ
●養父母たちと貧しいながらも平和に暮らしていた18歳の受け・カイ
●アルディナート伯爵家の次男で魔瞳を持ちクロノゼラフの学友だったパイロット・ヴィルベル
●皇后が産んだクロノゼラフの異母兄の皇太子・レオポルト
●皇太子妃・リスティル
●側室から生まれたヴィルベルの異母兄・ローデリヒ
●暴風の源とされた大鷲の魔獣・フレースヴェルグ
●炎と生命力を司る魔鳥・フェニクス
●雷雲の魔獣・イムドゥグド
○受け視点、一部攻め視点

人間が人間を治める国と魔神の子孫が人間を治める魔国、天使の子孫が人間を治める聖国が対立するラクリマ大陸。

主人公のカイが暮らすアシュタル魔帝国は、魔神アシュタルトを祖とする国です。魔神の血が濃いほど高貴とされ、魔力が必要な戦闘機テンペスタに乗ることが出来ます。ところがある日、カイは平民でありながら偶然にも魔力を持つ者しか乗れないその戦闘機に乗って敵を退けたことから、第二皇子で魔帝国軍上飛将クロノゼラフの部下になり・・・

国の存亡をかけた戦いと継嗣問題、科学と魔力、そして第二皇子とその幼馴染みの執着愛をからめたBLファンタジー。

お、面白かったー！！

用語、例えば【戦闘機テンペスタ】や【死神グリムリーパー】などのルビに慣れ、国の成り立ちや争いの原因、人間関係が頭に入るとスルスル読めます。スリリングな戦闘シーンや地上での策略、カイの記憶と十八年前の真相など、最後まで楽しめました。

とくに攻めであるクロノゼラフのキャラ設定が素晴らしい（笑）。受けへの愛が重すぎて、種付けに成功するくだりはのけ反りそうになりました。年下ワンコ攻めもいいけれど、高貴な執着攻めもいいね！カイでなければ無理でした。

SSでカイのマタニティライフが読めましたが、もっと続きが読みたいです。

イラストはみずかねりょう先生です。作品の世界観やキャラクターの内面が伝わるイラストが素晴らしい。

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投稿者：KoLe　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

戦闘ものでどうかなと思いましたが、すごく面白かったです。長いお話のはずなのに戦闘機並みに展開が早い、複雑な筋もすんなり読者に理解させてしまうのはさすがプロです。すっかりめり込んでしまいました。
ルビの名前がやたらカッコよく、魔神魔獣キャラも素敵でした。スカッとしました。
おまけも幸せいっぱいでとても良かったです。

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投稿者：まぐろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

戦闘機に乗って戦うお話になるのですが、個人的にはどんな戦闘機か上手くイメージできなかったので、挿絵がほしかったなあ、と思うところです。
今までなかなか読まなかった部類ではありますが、先生のおかげで楽しめました。

主人公のカイと故人であるヴィルベルがどう繋がるのかハラハラドキドキの展開でした。
そして18年分の精◯はさすがです。
この執着攻めは先生にしか描けません。

まだ続きが読みたい作品なので、ぜひ続いてほしいです。