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生成AIを使いこなすためのプロンプトエンジニアリングが実際の操作画面が入りながら説明されていてわかりやすい。
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ざっと拾い読み。OpenAIはChatGPTの3.5(たまに4)をプログラミングの補助に使っているだけで、たまに役立つけど検索したほうが早いよねみたいな感じでいまひとつ使いこなせている感がなく、効果的なプロンプト作成方法が知りたくて手始めにこの本を読んでみた。
この本の目的はカスタマイズしたAI応答のchatbotをノーコードで作るというものだが、プラットフォームの存在も知らなかったし、プロンプトエンジニアリングの基本(プレフィックスとサフィックスの違いや関数の指定の方法など)から解説されていてchatbot作成目的以外にももちろん使える。おまけ的にイメージ生成のプロンプトについてまとまっているのも良い。文章も画像も方法を知らずに闇雲に生成するのは難しいなと思った。そしてプロンプトが呪文と呼ばれるのもわかる。プロンプトインジェクションの章は呪文によるバトルっぽくて少しわくわくする(笑)
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よくお世話になっている掌田津耶乃氏の著作。入門書としてはとても向いていると思う。非ITエンジニアでも分かるように書かれていて、筆致はとても優しく易しい。画像も多くて理解に困ることは全くなかった。逆にAIの中身についてより詳しく知りたい人、AIを組み込んだハイレベルなアプリ開発を求めている人などには浅く感じるだろう。その時は人工知能やChatGPT関連の本を紐解くべし。
本書を読んでおく意義はいくつかある。
ChatGPTをはじめとする生成AIが普及したことで、今後仕事や生活のあらゆる面で、ググるのと同様に生成AIに困りごとを一旦聞いてみるのが普通になっていく。そうすると生成AIを使ってスピーディに問題が解決できるのが標準となり、相対的に生成AIを使わない問題解決方法が「遅い」と捉えられるようになる。つまるところ、社会の基準スピードが早まるわけだ。
携帯や交通機関やインターネットを使わず、手紙でやり取りしたり、本や口伝でのみ物事を調べたり、徒歩で移動したりといった生活をしようと思うと、それでも生活は可能だとしても、ビジネスでは競争力が下がってしまう。
同様に、生成AIを使った方が勝ち残れるとなると、使うのが当たり前になる。
そんな中、生成AIに適切にプロンプトする技術は一種のリテラシーになっていく。
生成AIはハルシネーションを起こすだとか、情報漏洩の可能性があるとか、仕組みを理解した上でプロンプトすることによって回答精度が上がるといった知識があるとないとでリテラシーの強弱を測られるようになると、知らない・出来ないというのは弱みになる。
自分の頭で考える、自分で仮説を立てる、正確な情報を調べる、文章を書く。こういった作業は生成AIに頼ることで鈍ってしまうため、頼りすぎてはいけない。しかし、そういった学習やトレーニングを確実に積むこととは別に、活用スキルとリテラシーの獲得という意味で、今後はプロンプトエンジニアリングは常識化していくように思う。
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open aiのプレイグラウンドのツールを使ってこうしたらいい指示が出せますよという記述の実例を教えてくれる本。
自分はGPTsを使用しているがそこで周囲に教えてもらったり調べたりしてちらほら知っている情報がこういう技ですという形で記載されている。知っている内容が多く目新しいものばかりではなかったが一読したりふいにどうすればいいか振り返るときの参照に使うかも。
正直読んだ時期がよくなかった。もっと早いうちに読んでいたら逆に新しい情報ばかりだったと思う。
今日ではそもそもaiにいいプロンプトの書き方聞いて調べた方が早いかもしれない。