遺作となり特別発行
2024/10/30 21:40
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投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者の死亡により通常2話をおさめて刊行される単行本が、1話のみ納めて発刊された(他に特別読み切りあり)本です。
本人も最後の作品と思っていない内容なので尻切れトンボはやむなしですが、編集者の言葉がいろいろ掲載されており今後予定していた展望もわかったので、遺作として満足しています。
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投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
憧れの人と付き合い始めた田中さん。
デートするにあたって朱里に相談すると…。
巻末にこれからの大体のあらすじを書いてくださってます。
が、やはりこの物語を漫画で読みたかったなぁと思います。
「些細なことでも生きる糧になる」とキャラクターに言わせていた作者さん。
最後の日にその「些細な事」はなかったのかなと本当に悲しい。
ご冥福をお祈りします。朱里ちゃんには本当に笑かせて貰いましたし、bread and butterは時々読み返しています。
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本当にこれで最後なのかと思うと悲しくて仕方ない。
この先ももっともっと読んでいたかった。
とはいえ、最後の話がきちんと単行本になり芦原先生の考えていたこの先の構想もきちんと載せてくれて本当に有り難いし、小学館の方たちには頭がさがる。本当にありがとう。
芦原先生、本当にありがとうごさいました。
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本編は1話のみの収録となっていて実質、完結巻だけど芦原先生のご遺志を尊重し完結巻とは記されない。三好との初デート、笙野との会話から田中さんは三好と向き合いきちんと知ることを選んだだろうな。この先も周りの人たちといい関係を持ち続け生き生きと過ごしたはず。愛子の生徒のエリナ登場でまた流れが変わりだすこと、編集部からの後記で今後の展開が語られていた内容からこの後もすごく楽しい話が続いていったのだろうと思うと残念でならない。田中さんや朱里の未来を描きながら他の作品も思い出し芦原先生の想いを引き継いでいきたい。
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テレビドラマ化で原作を手に取り読みはじめ、ドラマも楽しみつつ原作をじっくり味わっていたところにあの騒動が起き⋯未完のまま第15話がでた。
15話の内容はドラマの終盤の展開の変奏曲。三好とのデートで傍目にもわかるほど挙動不審になる田中さんかわいいし、自分の経験を踏まえて状況を察し田中さんに寄り添おうとしてくれる同僚がうれしい。新キャラも出てきてさあこれからどうぶつかる⁈とワクワクしてきたところで幕・・・ ああなぜこの続きが読めないのか、ほんとうに残念無念としか言いようがない。
[第15幕]底なしの優しさ
初出:「姉系プチコミック」2024年1月号
後半は読み切り作品。「架空の兄」の登場は謎多くちょっと怖いと思いながら読んでいったけど最終的にはあたたかい話でよかった。
winter fool
初出:flowers 2016年11月号
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自分はドラマから入りました。
ドラマがとてもよかったので大人買いをして原作を楽しみました。
しばらくしたら色々炎上し、信じられない悲しい結果になりました。
8巻は2024.10.10(確か)、発売日当日に買いました。
しばらくそのまま置いて…本日(11.15)やっと読みました。
コミックで、絵で最終回までを読みたかったです。
同時収録の短編も、辛い経験を健気に一生懸命耐える主人公が最後に新しい光を感じる本当に心がほっこりする作品でした。
ありがとうございました。
書いていて涙がたまってきました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
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本編は前半のみで終了。作者逝去につき、後半は別の作品が収められているんだけど、前半☆4後半☆2.5で、追悼のプラス分を合わせての4つ☆。新キャラも登場したし、ホントこの続きも読みたかったよな、と。
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大人になると、それなりに自分の価値観や評価基準が出来てくる。周りの声も大きくなっていって、そこには善意や正義があって。自分のための、周囲の優しさや愛情、助言はちゃんと受け取りつつ、自分の感覚もきちんと研ぎ澄ませておきたいなと思う。自分を出しても、それがすれ違っても、ちゃんと向き合える関係性も大切にしていきたい。
この8巻を通して考えたこと。本当に素敵な作品。