投稿元:
レビューを見る
『みんなこわい話が大すき』のシリーズとは知らなかったのでめちゃくちゃ美味しいはなしだったー!!ラッキーラッキー!!
ホラー小説の面白さに気がついてから、ホラー小説か実話怪談しか読んでないかも。
飽きることはなかなかないと思われるのはほんまに新しいホラー小説が日々生まれてるからですね!
いやー尾八原ジュージ先生の『よみご』シリーズはまだまだ続きそうで楽しみが増えた。ありがとうございます。
時間経過みたいのがちょっと分かればさらに最高かも。
新キャラ鬼頭さんのどぉーーーーんもかなり迫力だしめちゃくちゃワクワクします!
投稿元:
レビューを見る
『みんなこわい話が大すき』と同シリーズ。よみごのシロさんが出てきます。
が。シロさんは幕間に出てくるのみで、本編は全く違う話が進む。読んで驚いてほしい。読みやすい文体に安心していると、あっという間に日常が歪み始めて、横っ面を張り倒される気持ちになる。
前回の『みんこわ』も複雑な構成だったけど、というか尾八原ジュージさんの作品(書籍化されていないものはカクヨムで読めます)は、毎回、よくこれ収束するな⁉︎というトリッキーな展開を見せるので、驚いてほしい!
みんな、しあわせになりたいだけなのに、その願いの強さと方向性の違いが、どうにもならない溝を生んでいく。軽やかな文体だが、描かれる惨劇は凄まじい。
複雑な展開が、そうとは悟らせない読みやすさで書かれていることに驚嘆する。
シロさん黒木さんのバディに加えて、かわいそかわいい二階堂くんも良い!
投稿元:
レビューを見る
面白かったー。『ずうのめ人形』のように上につき抜けるものでなくて良かった。登場するこの二人以外によみごはいないのだろうか?
投稿元:
レビューを見る
家に巣食う怪異に魅入られた家族の物語。不穏な足音が聞こえ、入ってはいけない部屋がある家からは何をしても逃れることができません。家の謎は何なのか。同居家族も次第に狂気の度合いが増していきます。一旦読むと止まらない「家」ホラー。
投稿元:
レビューを見る
「人間の入れ物」という概念での建物の嫌さが大暴れしている最上級の物件ホラーだった。
中盤の一言で一気に物語が合流していくところは震えた。こんな畳み掛けかたがあるのかよ、、、今回新しく出てきた鬼頭さん一生懸命でめちゃよかった。
投稿元:
レビューを見る
ひえぇ、めっっちゃ怖い!怪異のある家ってだけでもムリなのに、家族に執着する兄嫁さんが!!普段優しくみんなのために走り回っていた人が抱えていた闇に押しつぶされそうです。まだまだこの作者の本読みたい。願わくば美苗さんのお母さんは助かってほしかったなあ〜あんなにあの家から出たがっていたのにね…よくないモノは強引にでも縁を切った方がいいんだね。
投稿元:
レビューを見る
メッチャおもろい。家ホラーのいいとこ取り感。変な家であり、残穢でもある。家における怖いけれどもどこか優しさのある怪異によって追い込まれていく様子と、どう付き合うべきかわからない様子、主人公の夫よろしく良い面も悪い面もある家族とどう付き合うかという家ホラーになっている。思わなかったたもうひと展開もあり、楽しい作品。