かなりのスモールステップ方式で、読み進めやすかったです。
2025/05/13 12:28
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
たいそうなタイトルがついた当書ですが、優しい文章で著されているので、気を張らずに読むことができます。
しかも、1論文あたりの紙幅はわずか3頁程度。超スモールステップ方式の内容になっているため、かなり読み進めやすかったです。予想よりかなりの短時間で読み切れました。
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<目次>
第1章 長寿のヒント
第2章 生物の不思議
第3章 最先端科学の意外な発見!
第4章 「定説」を疑え!
第5章 幸福へのカギ
第6章 究極の思考実験
<内容>
「週刊新潮」連載の記事をまとめたもの。見開き4ページの短いエッセイながら、最新の知見と本人の教養がミックスされて、なかなか面白い作品となっている。すべてが科学論文からの話ではないが、「へえ~」と思うものも数知れず。タコの知識の話や自然界で最大勢力が昆虫類ではないこと(菌類)など、直接役に立つ話ではないが、ちょっと話したいな、と思ってしまう。
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ネットで見て購入。もともと池谷さんの本は好きでよく読んでたんだけど、いつもの脳の話じゃなくて、いろんな論文の紹介。人間の肋骨はなぜ胸にしかないのかの話にすごいな~と思いました。
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脳科学で有名な池谷先生の論文エッセイ。ここ数年の最先端の科学論文をやさしく学べる。科学への興味を得てここから深堀っていくというのに適した本かなー。
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脳科学者(というワードがよいのか分からないけれど)の池谷先生のエッセイ集(というワードがいいのか分からないけれど)です。
日常の気づきなどと、科学論文からの新しい知見をつなげたりして、解説しています。こなれた言い回しで、読みやすいです。論文の開設を含んでいて、勉強になります。
以前と違って、論文の範囲が広がっています。
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池谷先生の本、久々に手に取った。最近は脳以外も話題に出されるのか。
本書は著者が読んできた論文について、トピック的に紹介した一冊となっている。それぞれ3ページにまとめていること、掲載元が雑誌だからか、内容も平易にまとめられていると感じた。
時節柄かAIが多く、どこかで見聞きした話題もあるが、薬から動物の不思議など扱うものは幅広く、楽しく読むことができた。