電子書籍
緒方洪庵「実学の精神」を語る
著者 大川隆法
時代を変える一流人材を育てたのは、理想に燃える小さな私塾だった!
福沢諭吉、大村益次郎、橋本左内……当時、最先端の学問だった蘭学を通して明治維新における一流の人材を育てた「適塾」。
時代を変えた小さな私塾の理想と情熱―――その実学の精神と新しい教育ビジョンが、ここに。
緒方洪庵「実学の精神」を語る
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本緒方洪庵「実学の精神」を語る 「適塾」指導者による新・教育論
2017/03/15 07:29
弟子の働きが先生の評判を高める
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シュガーラッシュ - この投稿者のレビュー一覧を見る
実学の「適塾」として名をはせた緒方洪庵。表紙から頭がよく切れそうな顔立ちだ。
「教え子が金持ちになれる方法が学者の道」と成功を嫉妬せず、黙々とわが仕事をこなしていくのが「教育者の本分」と指導者論を述べる。
「一定のレベルまで上がれば物事は見えるようになってくる」と努力論を説きながらも「仁の心」「愛の気持ち」も忘れない。「理系には善悪と利益の概念が分からない」としてお金はどうやってつくるかという「商売人の心」の必要性も語る。
善悪のところはオーム教の理系高学歴者が不可解な行動をとったのは道徳心の欠如だろう。
著者は『精神論と実学を両輪として、新しい時代の学問を創っていきたい』とし人間を幸福にする方法を「実学の精神」から考察した。