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「あの世」と「この世」をつなぐ お別れの作法
著者 矢作直樹
実体験から「あの世」といえるようなものの存在を確信した医師が、患者や肉親の死の現場に臨んで気づかされ教えられた、逝く人、見送る人のなすべきことを紹介する一冊です。肉体が死ねばすべて終わりではないという可能性に気づくことによって、現在の生を存分に生き、どう生きるかを見つめ直すことの大切さを説きます。
「あの世」と「この世」をつなぐ お別れの作法
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2014/01/30 16:03
逝く者も、残される者も
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:阿蘭 - この投稿者のレビュー一覧を見る
死は厳粛なテーマだ。
しかし肉体の死は、本当の意味の死ではない。
そのことをしみじみと感じさせてくれる好著である。
とはいえ著者は、肉体死を悲しむなかれと
魂の永遠性を前面に押し出して達観論を展開しているわけではない。
愛する人の肉体の死はしっかりと悲しみなさい、
涙を流した後でお腹が減っている自分がいることに気づくはずだ、
だからしっかりと生きていきなさい、
そのことが残された者にとってのマナーなのです、
とお別れの作法を分かりやすい言葉で説いてくれる。