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だからドロシー帰っておいで(角川ホラー文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 5 2件

電子書籍

だからドロシー帰っておいで

著者 牧野 修

「お義母さん、ちょっと出掛けてきます」。たったそれだけの言葉を契機に、かつて内気で平凡な主婦だった伸江は、妄想を肥大させた世界の旅で、逞しく変貌を遂げる。しかし、現実では、彼女による血と狂気の宴が繰り返されていた……。恐怖のヒロイン・伸江が、あなたの中で全ての垣根を破壊する。『オズの魔法使い』をモチーフに、平凡な主婦の狂気とロマネスクを描く。

だからドロシー帰っておいで

842 (税込)

だからドロシー帰っておいで

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紙の本だからドロシー帰っておいで

2008/10/07 01:45

葬制による創世。ファンタジィが現実にあるということ。

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねねここねねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

牧野版、『オズ』。それはかように過酷で、そして残酷な美しいもの。

現実と空想世界とのリンク。ファンタジィはファンタジィであるゆえ美しく、現実は現実であるゆえ過酷である。
過酷であり、そして残酷。そして現実世界にファンタジィを垣間見たときから、残酷はその色彩を増していく。
湿度と粘度の増したもの。
色合いを牧野は暗色の赤で示した。

帰っておいで、ドロシー。
現実の隙間から漏れ出た、呼んだ声。
呼応する相補世界。
どちらがしあわせか、なんて、牧野にとっては自明のことか。

せかいにせかいをつくること。
創造、そして創生。あらたなるすべて。
終焉からなる、はじまりのとき。

現実がそして始まる。終えた旅から、残酷な現実が新たに生まれかわる。
醜さと、醜さとそして美しさ。自由を求める人間らしさ。
喜びも、怒りもそしてさびしさも。
劇画で戯画が語られる。戯れのなかからすべてが生まれだす。
二重世界のフェイクとリアル。残酷とやさしさもそして紙一重に。

かつてはすべてが不要だった。
ライオンも案山子もブリキの人形も、はじめて息ができるだろう。
力なきものの躍動と反逆。それは現実世界では、狂気の言葉で語られもする。

生まれかわる。創造と創生。創世の葬制。
やがて混沌へ秩序が生まれる。
とある契機で見出した、微小粒子の集合のように。
不規則なブラウン運動から、収縮し拡張爆発が生じるよう、混沌としての秩序になる。

生まれかわったせかいでは、すべてがやさしく、あかるく、昏く。
ドロシーはオズを夢みて笑っている。
ファンタジィの夢は現実で、残酷な混沌の美しさを描く。

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紙の本だからドロシー帰っておいで

2002/04/23 05:35

ドロシーはここにいる。血まみれのこの世界に。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐々宝砂 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 まず、平凡な三十代の主婦伸江が主人公として登場する。伸江はいつもの街でいつものように買い物をしようとして、いつのまにか異世界に紛れこんでゆく。しかし現実の伸江はどうやら発狂してしまったらしい。狂った伸江の内的世界での興奮に満ちた冒険と、現実での猟奇的な出来事が並行して描かれてゆく。……と説明しておこう、一応は。ほんとはちょっと違うのだけど、まだ読んでないヒトには内緒。

 タイトルに「ドロシー」とあることからもわかるように、この小説は『オズの魔法使い』を下敷きにしている。オズの世界でドロシーが連れていたのはトトとカカシと臆病ライオンとブリキの木こりだが、伸江の道連れはもっとグロテスクで異様だ。コト(一応は犬)、ミロク(実は単なるホームレス)、クビツリ(実は首吊り死体からもぎとってきた腐った手首)、地蔵(実は<ブリキ人形>とあだ名されている痴呆老人)、この三人(?)とともに響子はオズノ王がいるという地をめざして進んでゆく。オズの世界に道標として黄色いレンガ道があったように、この異世界にも黄色い道しるべ(実は盲人用の黄色い点字ブロック)があって、そういう細かいお遊びもたのしい。

 しかし単に『オズの魔法使い』グロテスク・バージョンというわけではない。異世界そのものが非常に魅力的で、へんてこりんなものがたくさん出てくる。雄も雌も裸の女そっくりのヒトニウマ、そのヒトニウマと人間との混血で頭のかわりにすぼまったイソギンチャクのような口を持つ唾女(つばめ)、傷つけると血液でなく漆を分泌するウルシビト……しかし、異世界での冒険と現実での出来事とが同時進行で描かれているため、読者は単純に異世界の楽しさを満喫するのではなく、幻想の裏返しである流血の惨事をも見せられることになる。最初のうちはいちいち舞台裏を見せられているような気がするが、実はそうではない。本当は何が起きていたのか? ということは、最後まで読まなくてはわからないのだ。

 ラスト・シーンでは、サザエさんの主題歌にのって戦慄すべき血みどろの光景が繰り広げられる。今私は「戦慄すべき」と書いたが、正直なところ、戦慄しなくちゃいけないよねと思いながら私はちっとも戦慄なんかしなかったのだ。むしろとても愉しくてサワヤカで晴れ晴れ……してしまったのだった。あとがきで著者が言うには、「この物語を愉しいと感じるか恐ろしいと感じるかで、あなたのつらさの度合いが測れるような気がしないでもない」のだそうだ。もちろん、愉しいと感じるヒトのほうが人生つらいのだ。でも、私、そんなつらい生活送ってるわけじゃないけどなあ……すごくいい小説なんだけど、このあとがきだけは言わずもがなではないかしら。 

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