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16件
この闇と光
著者 著者:服部 まゆみ
森の奥深く囚われた盲目の王女・レイア。父王からの優しく甘やかな愛と光に満ちた鳥籠の世界は、レイアが成長したある日終わりを迎える。そこで目にした驚愕の真実とは……。耽美と幻想に彩られた美しき謎解き!
この闇と光
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この闇と光 改版
2019/06/07 19:03
最高!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:la lune - この投稿者のレビュー一覧を見る
服部まゆみはやはり素晴らしかった!
是非体験してほしい!
この闇と光 改版
2016/08/12 23:39
耽美
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mino - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の表紙と帯の煽り文に不満があります。
大変良い作品です。ですが、作品の主題はこの帯や表紙から受ける印象とは違いが大きいようにおもいます。
この帯の『大どんでん返し』や『ゴシックミステリ』などといった文字に期待した方はきっと満足されないでしょう。そしてまた、この装丁はこの本を読んで、何度も読み返すような読者が手に取ることを難しくするでしょう。
世に広く広めるための戦略なのでしょうが、もしそのような結果になっているなら、結果的にこの作品を損なう行為ではないかとおもいます。
恩師に勧められて読みました。作者の服部まゆみさんは大変に芸術に造詣の深い方らしく、豊富な知識と審美眼を持つ方であることが本書から窺えます。10冊の作品を遺し、既に他界されているとのこと。
幻想文学にミステリの要素を足して大衆モノにしたという印象を受けました。
テーマがはっきりしており、読後もその耽美な世界観に思わず読み返したくなります。
芸術に興味のある方は気に入るかもしれません。
帯の大どんでん返し…といった煽りには不満がありますが(笑)ミステリ小説としても楽しめると思います。
騙されたとおもって一読することをお勧めします。
この闇と光 改版
2021/01/27 03:45
美しく息が詰まる傑作
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく暗い。ほぼ絶望しか存在せず、痛々しくて読み進めるのに苦痛が伴う。何も面白い所なんてなくて恐らく人に勧める事はないだろうというくらい精神的に崩壊しそうな物語なのに、途轍もなく惹かれ美しいと思ってう。所謂、完全なる洗脳