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丘の家のジェーン(角川文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 1件

電子書籍

丘の家のジェーン

著者 著者:モンゴメリ,訳者:木村 由利子

裕福だが厳格な祖母と美しい母と共に重苦しい生活を送るジェーン。ある日突然、死んだと思っていた父親が現れ、暗い都会から光に満ちあふれたプリンスエドワード島を訪れることに。温かな愛に包まれる物語。

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評価内訳

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紙の本丘の家のジェーン

2011/11/08 16:01

とけることのない魔法。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ティーンエイジ」という言葉を英和辞書でひいてみると、
〈13歳から19歳までの〉と、あった。
日本語の「十代」とは違い、11歳と12歳は含まれないそうなのだ。
意外で、それでいて納得してしまった表記だった。
青春は13歳からはじまるのかなぁ、と。
この物語は、ジェーンという少女の11歳から12歳までの魂の記録である。
主人公の年齢が13歳を目前にした設定は、
英語圏での「ティーンエイジ」が考慮されてのことだろうと思う。
ジェーンはこの2年足らずのあいだに、びっくりするくらい変ってしまうからだ。

カナダ・トロントの豪邸で、祖母、母、使用人らと暮らすジェーン。
美しい衣服を身にまとい、お嬢さま学校へ通う毎日だったが、
ジェーンの心は、まったく満たされることがなかった。
3年足らずで結婚生活から逃げ出し、実家へ戻ってきたジェーンの母親。
(当時のカナダは離婚に厳しかったので、籍は入れたままの別居状態)
祖母にはまったく逆らうことができなかった。ジェーンもまた然りであった。
祖母は、孫娘であるジェーンを深く傷つけていた。
娘と結婚相手のあいだにできた〈失敗作〉であるというレッテルを貼ることによって。
母は、ジェーンとふたりきりのときだけ、優しかった。
母がジェーンをかわいがることを、祖母は快く思わないからだ。
別居中の父は死んだと聞かされ、父の話を家ですることは禁じられていた。
ジェーンの心の支えは、ふたりきりのときだけ母に甘えられることだった。
そして近くに住む孤児のジョディーと(祖母の目をぬすんで)おしゃべりすること。
ひとりのときは部屋の窓から、たのしい月の世界での暮らしを妄想すること。
こんな抑圧された日常を送るジェーンは、いつも人の顔色を伺う子どもだった。

あるとき、死んでいたはずの父からジェーンに手紙が届く。
プリンスエドワード島で暮らす父は、夏休みに遊びに来ないかと娘を誘うのだ。
ジェーンの心中は複雑だった。
トロントではその存在さえなかったことにされていた父。
ジェーン自身も、周りの刷り込みにより、父に対して憎しみを抱いていたのだった。
しかし父は、ジェーンにいちばん必要なものを惜しみなく注ぎ込んでくれるキーパーソンだった。

自分のことを必要以上に過小評価せざるを得ない環境にいたジェーンが、
肉親のほんとうの愛情を受けて自信に満ち溢れ、かがやき出すようすは
読んでいて嬉しくなる。よかったね!とジェーンに声をかけたくなる。
ジェーン自身が変わったために、世界は大きく扉を開けて手招きをしてくる。
なんでもできそうな気がしてくる。
勇気が湧いてくる。
やさしい気持ちがあふれ出してくる。
ひとつひとつの自分の動作が、息をすることさえが、いとしくなってくる。
そしてジェーンをこんなにも変えてしまった父。
彼はただ、娘を大切なひとつの人格としてみとめ、すべてを受け止めただけなのだ。
特別なことはなにひとつしていない。
祖母が買い与えるような豪華なドレスもないし、家はぼろくて小さな一軒家だ。
けれど、父はジェーンに〈居場所〉を与えて、人としてのプライドを取り戻させたのだ。
自分の生をこんなにも喜んでくれる人がいた。ジェーンは最高の価値を見つけ出したのだ。
世界で唯一の無敵の味方とようやく出会えたジェーンは、もうびくびくしない。
理不尽なことにはきちんと意見する。ご機嫌伺いはもう必要ないのだった。
プリンスエドワード島から帰ってきたジェーンは、生まれ変わっていたのだ。
祖母はそんなジェーンの変化にすぐ気づき、あたらしい弱点を探し出すのだが・・・・・・。

プリンスエドワード島には人情味あふれる住人がたくさんいる。
夏休み中にジェーンと友達になったポリーは、
ジェーンがトロントへ帰る日に、おみやげをたくさん持たせるのだが、
それは丹精込めてつくったリンゴ2ダース。
1ダースはジェーンのぶん、もう1ダースはジェーンの親友ジョディーのぶんだった。
ポリーは、ジョディーにくれぐれもよろしくねとジェーンに伝える。
肉親のないジョディーはトロントで朝から晩まで働かされていると聞いたからだ。
ポリーはジェーンが帰ってからも、手紙にジョディーを気遣う言葉を綴る。
ちいさな友情のひろがりがとても微笑ましい。
そしてサイドストーリーとして、
ジョディーのハッピーエンディングも用意されており、ほろりとしてしまう。
ハッピーの感染はモンゴメリの真骨頂である。
それは人にかぎらない。犬も。猫も。家という建物でさえ。
すべてに生命が吹き込まれ、さわやかなドラマが語られていく。
ここに作者の本質が込められているように思う。

ジェーンのなかには、アンとエミリーが同居しているようだ。
(モンゴメリの代表作。アン・ブックスとエミリー・ブックス)
もちろんプリンスエドワード島へ行き、元気いっぱいになってからが、アン。
トロントの抑圧された生活が、エミリー。
しかし、アンが全開のときでも、わずかにエミリーが顔をのぞかせ、
おどろかされるような深い洞察のうえで行動するときがある。
ジェーンの、環境と心境の変化が、ティーンエイジを前にした激変の時期に重なる。
12歳。それは、少女が大人へと変わる大きなステップへの序章なのだった。

「丘の家のジェーン」は「赤毛のアン」出版から30年ののちの作品だ。
以前新潮文庫で村岡花子訳が出ていたが、いまは入手できないようだ。
今回きれいな状態で読めるようになったことは、とても嬉しい。
角川文庫からは、このところ「青い城」や「もつれた蜘蛛の巣」など
モンゴメリの作品がつぎつぎに刊行されている。
ぜひ、「果樹園のセレナーデ」と「パットシリーズ」も出してほしい。

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