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夜葬(角川ホラー文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 2件

電子書籍

夜葬

著者 著者:最東 対地

ある山間の寒村に伝わる風習。この村では、死者からくりぬいた顔を地蔵にはめ込んで弔う。くりぬかれた穴には白米を盛り、親族で食べわけるという。この事から、顔を抜かれた死者は【どんぶりさん】と呼ばれた──。 スマホにメッセージが届けば、もう逃れられない。【どんぶりさん】があなたの顔をくりぬきにやってくる。脳髄をかき回されるような恐怖を覚える、ノンストップホラー。第23回日本ホラー小説大賞【読者賞】受賞作!

夜葬

648 (税込)

夜葬

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電子書籍夜葬

2018/06/24 16:12

追うものから一転して追われる者へ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ワシ - この投稿者のレビュー一覧を見る

地味ではあるが、丁寧に紡がれた地の文といい、多少粗さは目立つが謎を追っていた者が途端に追われる者に逆転する、この当たりの構成は見事。
事件の端緒は在京テレビ局で報道制作を請け負う零細プロダクション。ありふれた猟奇殺人の一件だったはずが、腕利きのプロデューサーは残忍かつ遺体の損壊手口に共通項を見出すも、奇しくもその仮説は的中し、彼自身も部下を失うハメになる。
本体はコンビニでおなじみの廉価なガイド本の体裁をしている。丸で罠の様に口を開けて待ち構えている。しかし、一度でも歯牙にかかると、謎を解こうとする者も逃げる者もあらゆる通信手段を駆使して追跡し、自らの贄にしてしまう。実にいやらしい。
ナビゲーションの目的地は自分、その対象・被対象の距離の縮まり方には、気味の悪いリアリティがある。

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紙の本夜葬

2017/08/11 08:46

リングの二番煎じ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

山奥の離村に伝わる奇怪な因習(もちろん架空)。そして村外の人間による因習の侵害の結果、封印が解かれ、惨劇の連鎖が発生。主人公たちの決死の激闘で収まったかに見えたが・・・。
 伝承とスマホの組み合わせが斬新なホラーで、テンポも良く一気に読みました。ただ「リング」の二番煎じは否めず、期待外れでした。残念。

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