電子書籍
斬魔大聖デモンベイン
著者 著者:古橋 秀之,原作:鋼屋 ジン(Nitroplus),イラスト:Niθ,著者:涼風 涼(DIGITURBO)
うだつのあがらぬ探偵、大十字九郎。トラブルに巻き込まれている少女アルと逃げ込んだ先で、彼は巨大ロボット「デモンベイン」と出会う。それは“偶然“か、それとも何かの“意思“か!?
斬魔大聖デモンベイン 無垢なる刃
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2004/09/06 20:48
正しくデモンベインであり、同時に正しく古橋秀之である
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投稿者:彬兄 - この投稿者のレビュー一覧を見る
古橋秀之ファン待望の新作は、なんとデモンベインの外伝。クトゥルー+巨大ロボというカルトで豪快な世界を、あのブラックロッドシリーズの作者、古橋秀之が描いたら……。両方知ってる人からすればまさに夢のような組み合わせ。
舞台は、本編からさかのぼること数十年、覇道鋼造と何代か前のマスター・オブ・ネクロノミコンが主人公。豪快で奇怪で魅力的なキャラクター、人外の魔物がぶつかり合う戦闘シーンの迫力の描写、そしてある種退廃的な空気を漂わせる世界。デモンベインの世界においても古橋テイストは衰えることを知らず、どっぷり濃厚な世界を味わうことができます。
ゲーム本編を未プレイなのですが、とりあえず原作に関する予備知識なしでも読めました。どこが古橋オリジナルでどこが原作の設定なのかというところについては詳しいことはわかりませんが、原作者自らが「正しくデモンベインである」とあとがきにて宣言しているところを見ると、凄いものですが違うものではないようです。同様に「正しく古橋秀之である」ともありましたが、こちらについては彬兄も異存ありませんです、はい。