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「浅見光彦」シリーズ(角川文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 25件

電子書籍

「浅見光彦」シリーズ

著者 著者:内田 康夫,著者:内田康夫

一人旅の女性が古書店で見つけた一冊の本。だが、その本を手にした彼女は、広島県の芸備線三次駅で絞殺死体となって発見された。しかも、被害者の所持品に本は含まれていなかった。捜査が進むにつれ、被害者は浅見光彦の妹・祐子と8年前にこの地方を旅していて土砂崩れに巻き込まれ、一人生き残っていたことが明らかになる。“後鳥羽伝説”の地を舞台に再び起きた悲劇の意味は……。名探偵浅見光彦が初めて登場した記念碑的作品。

後鳥羽伝説殺人事件

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みんなのレビュー25件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本箸墓幻想

2004/11/11 08:33

箸墓とは何だ?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 箸墓の存在を知っている方はどの程度いるのだろうか? 私も大和には関心、というよりは憧れがあり、かなり知識を仕入れていたのだが、それでも知らなかったのである。考古学にとくに関心がなかったせいかなのか、こうなると「もぐり」といわれても仕方がない。
 この物語も浅見光彦シリーズの一つでいつものように殺人事件を取り上げている。このシリーズでは、しばらくタイトルに殺人事件を冠していたが、内田氏は数年前からそれを止めてしまった。期を一にして社会を騒がす事件をモデルにするようになってきた。
 今回は考古学に絡んだ殺人事件がその主題である。古代の卑弥呼が君臨していた王国が現在のどこに栄えていたかは、昔から議論のあるところである。北九州説と大和説の2通りが真っ向から衝突している点は高校の日本史の教科書にも出ているほどである。解明する端緒となりそうなのが、この箸墓と数年前に発掘されたホケノ山古墳である。両方とも地理的にはきわめて接近している。いずれも奈良盆地の中では観光コースからは外れており、直ぐ近くを山辺の道が通っているくらいで、地味な場所といえよう。
 古墳では埋葬品として何が出てくるかで年代の特定がある程度可能となる。ストーリーはホケノ山古墳の発掘を手がける老考古学者の殺人事件をきっかけにして盗掘を巡っての謎解きとなる。それに戦中、戦後の複雑な人間関係と登場人物が描いた肖像画が鍵として登場してくる。内田氏は全体の構図を描くことはせず、いきなり書き始めて頃合を見計らって結末を考えるとのことだが、この出たこと勝負の筆法が意外性を生んでいる。しかし、途中で行き詰まったり、登場人物の書き直すなどの手戻りないのだろうか。殺人事件の犯人を終盤に突然登場させるわけにはいかないのだから。むしろそういう作法だからこそ、タイムリーに時事ネタをうまく殺人事件にすることができるのかも知れない。
 肖像画に関しては、信州塩田平にある美術館『無言館』が出てくるのは意外であり、驚きでもあった。窪島誠一郎氏が思いを込めて開館させた戦没画学生の作品を集めたところとして有名である。近くにはやはり同氏の『信濃デッサン館』がある。こちらも夭折の画家の作品を集めたユニークな高原の美術館である。
 これらを結びつける内田氏の視野の広さには驚かされる。この結びつきによって、考古学ファンだけではなく、美術ファンまで本書を読んでみようかと気にさせるのであろう。このシリーズの人気の秘訣はそんなところにもある。考古学界の内部や新たな世界に読者を誘い込む。今まで長らく読み続けてきたが、長続きしている理由もここにある。改めて感心させられる一編であった。

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紙の本遺譜 浅見光彦最後の事件 上

2016/11/26 17:17

ヒロイン大集合が面白い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hirotoshi - この投稿者のレビュー一覧を見る

浅見光彦最後の事件というのは間違いないでしょうか。本作品では過去のヒロインが光彦の誕生日会ということで最初から沢山登場するので、余計に興味が湧きます。美貌のヴァイオリニストのボデイガードという不思議な役割を経て、いつもの浅見ワールドを堪能できます。

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紙の本遺譜 浅見光彦最後の事件 下

2016/09/18 07:48

浅見光彦もいよいよ年貢のおさめどき

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

光彦が34歳の誕生日をむかえいよいよ結婚か。佐和さんや昔の女性達に囲まれるお祝い会、初めてドイツに飛行機で行くとか、いつもの約束を破る構成になっています。これを読むともうそろそろペンを折るのかと思わせる作品となっています。最後にまだ4作品かくような雰囲気もありこれからの作品の出版を大切にしてほしいと思いました。

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紙の本壺霊 下

2013/11/04 09:09

浅見光彦って

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トーマス - この投稿者のレビュー一覧を見る

まえからシリーズは読んでいたけれど、あまり浅見光彦を気にしないで読んでたような気がします。ただ、おなじ男性としてはも少し女性に思いをよせる場面もあればいいのに、と思います。女性ファンからは叱責が飛んできそうだけど。光彦がんばれ!理想の女性と恋愛しようぜ。

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そろそろ方向転換してはどうか? 気になるストーリー展開

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 チャイコフスキーの有名な作品に『イタリア奇想曲』というオーケストラものがあった。イタリア幻想曲とはそれを意識して命名したわけではなかろうが、随分派手なタイトルである。貴賓室の怪人というサブタイトルから、あの豪華客船『飛鳥』の続編だと想像がつく。
 豪華客船はイタリアを訪れる。欧州には行ったことがなかったが、全編を通じてまるで観光旅行記録を読んでいるような気がしてきた。まさに、旅情ミステリーの面目躍如たるものがあると思った。
 訪れる場所や事件の発生場所などもイタリアの観光地である。サービス精神満点ではないか。先日、テレビの美術番組で大理石の採石を取り上げていたが、そこも登場するなど、美術愛好家への気遣いもなかなかのものである。
 この内田康夫の浅見シリーズで鼻についてきたのが、ストーリー展開である。登場人物、舞台となる場所、いずれも興趣をそそるのであるが、その解決がいかにもお仕着せと辻褄あわせで終わってしまっている。これだけの材料をそろえているのだからもう少し盛り上げても良いと思うのだが、如何にも時間切れでお仕舞いですといわんばかりのフィナーレである場合が多い。
 もともと私は内田小説の論理性に面白みを感じたからこそ読み始めたのであるが、最近はそこに粗さを感じてしまう。よく内田氏が巻末の解説で語っているように、結末を考えずにストーリーを展開していくという。この手法は当然プラス面とマイナス面がある。プラス面は結末を考えないのだから、かなり型破りな展開もありうるので、波乱に富んだ予測ができない面白さが出てくる。一方でマイナス面は、かなり散らかし放題の展開を如何にまとめていくかだが、これが最近無理な収束の仕方になってはいないだろうか? 自然な流れからは離れてしまい、偶然やキーとなる人物が終末になってから唐突に登場したりする。どっちもうまくまとめるのはさすがの内田氏をしても無理が出てきている。
旅情ミステリーもいつもどおりに楽しめるのは、内田氏自身が手間をかけて現地に赴いて取材をしているからであろう。浅見家をはじめとする常連も読者に安心感を与えている。ここまで来ると、妙に変化をつけて全体が崩れるのを恐れる気持ちは分かるのだが、別のキャラクターもあるので、思い切った方向転換をしてもよいのではないか。

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紙の本遺譜 浅見光彦最後の事件 上

2016/11/23 21:51

大河探偵小説の終幕か

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

浅見光彦最後の事件というタイトルは、シャーロック・ホームズ最後の事件からいただいたとあとがきに記されていた。最後ということは事件が最後ということであるそうな。したがって、今後一切浅見が登場しないということではなさそうである。その辺りも未練が感じ取れる。たしかに、いつまでも33歳でもなかろう。このシリーズが始まってからだいぶ経ているはずだが、浅見もその周囲も歳を取っていない。

 しかし、本編では結婚話が持ち上がり、以前登場した女性が再登場している。その女性はある程度の歳である。これもどうも規則性がないようだ。矛盾がなければそれでよいのだろう。

 最後の事件ということで、今まで事件を通じて知り合いになった女性たちとの再度の出会いも用意されている。読者サービスの一環なのかもしれない。それならば、今までもこの手のサービスを披露していけばよかったのにと思う。新しいテーマが次々と浮かんでくる内田氏には昔の登場人物を再登場させる必要はなかったのかもしれない。

 本編では、飛行機嫌いの浅見が海外へ出かけるという設定外の事件も起きている。新書版で上下二冊となる長編であるが、読んでいても長いとは感じない。東京の自宅を中心に、
兵庫県、外国を飛び回り、七面六皮の大活躍である。

 考えてみれば、浅見が生活をしている家庭も皆歳をとっていないばかりか、兄の刑事局長は一体いつまで刑事局長を務めているのだろう。これも小説ゆえであるし、内田はあまり読者に違和感を抱かせない技を持っているようだ。

 別の機会に登場する浅見光彦を楽しみに待つとしよう。どんな小説に登場するのかも含めて楽しみではある。

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紙の本壺霊 上

2012/12/09 20:48

京都らしさを大いに味わえるが、やり過ぎないように願いたい

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

浅見光彦シリーズはまだまだ続いている。光彦は歳を取らないが、周囲の人々、とりわけ家族も歳をとっていないようだ。物語がいつ頃の話なのかもはっきりしないので、歳の心配をする必要がない。うまく出来ているものだ。しかし、作者の内田ももうかなりの年齢に達してしまった。

 本編の舞台は京都である。このシリーズの舞台はあちこちに移動するのが常である。しかし、本編は京都から全く離れない珍しいストーリーである。また、実際の存在する店や場所、学校なども次々に登場する。権利関係などで迷惑がかからないようにするために架空の名前にすることが多いのに、全く珍しい。

 さて、世界の観光都市でもある京都なので、本編の中でもまるで観光ガイドブックでも読んでいるかのような記述もある。それはそれで読んでいて楽しめることは確かである。とくに京都好きにはたまらない。実際の名所、旧跡が実名で登場するので行ってみようかという気にもさせてくれる。

 肝腎のストーリーは、いつもとおりである。多様な登場人物、とりわけ京都らしい骨董店などの人物が出てくるのは京都らしくて良い。嵐山のトロッコ列車や保津川の川下りなど、観光的なポイントも忘れてはいないが、推理小説としては、やはりいつも本人が語っているように、終盤に来てドタバタが始まる。

 辻褄合わせで大忙しである。中途で突然犯人が出てくるよりはましであろうが、やはり不自然さは免れない。また、登場人物の女性がみな魅力的な女性に描かれているのも不自然である。

 ということで、本編は実際に登場する飲食店などとタイアップしたところが、架空ではない点で小説兼ガイドブックという付加価値がある点で評価できるが、毎回これでは困ってしまう。しかし、京都好きの私には大いに満足した。ホテルの代わりに町家を紹介されて宿泊するなどは大変魅力的である。

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紙の本貴賓室の怪人 「飛鳥」編

2004/03/18 16:57

続編に期待!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:cocco - この投稿者のレビュー一覧を見る

ご存知浅見光彦の活躍が海外に広がった一冊。続編が出る前に、もしくは続編を読む前に必読の一冊です。
今回はなぞのスポンサーからの依頼により豪華客船に乗ることになった浅見光彦名探偵。スポンサーの謎はこの本では明らかにされていません。あとがきによると、書き下ろしにより、三部作か二部作になるとのこと。続編の舞台イタリアで、スポンサーが明らかになるのか? また、海外でも兄・陽一郎の印籠の効果はどれだけのものか。続編が期待されます。是非、三部作もしくは二部作の全冊を読破してから総合評価をしたいシリーズ本です。

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紙の本遺骨

2001/06/25 19:01

現代医療の進歩とは

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sansho - この投稿者のレビュー一覧を見る

 かつて戦時中に日本軍が秘密組織を形成していた。中国人を人体実験で利用し、毒ガス兵器を開発する秘密組織731部隊である。人を人として扱わない非人道的組織を率いた若き日の責任者が数十年の月日を経て現代医療のドンとなり、臓器移植などの最先端医療へ携わっていることの矛盾さをついたストーリー。
 浅見光彦シリーズでは珍しく歴史的背景よりも医療の分野での盲点を突いている。若干医療分野の専門用語に古さを感じるが、読み応えのある一冊である。

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紙の本恐山殺人事件

2002/02/23 09:13

とてもいい感じでまとめてあり、読み応えがあった。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みんみん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 音楽教室教師の杉山博之が何物かに毒殺された。実は、数日か前から博之の祖母でイタコでもあるサキが、「北から来る者に殺される」と予知していたのであった。そして、また同じ音楽教室の教師、高川伸男も何物かに殺されてしまう。高川の生前に事件の真相を探るように手紙をもらっていた名探偵、浅見光彦は、青森県の下北半島の恐山に向かう。
 イタコが出てきて、死者の予言や死者の言葉を語ったりして、ちょっと怖い部分もあったが、最終的には、とてもいい感じでまとめてあり、読み応えがあった。

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紙の本幻香

2010/11/14 21:48

香水をめぐる殺人事件、何だかストーリー展開が奇妙だ

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は浅見光彦が活躍する内田康夫作の推理小説である。本書では警察関係者も多数登場するが、内容は推理小説である。探偵の浅見が殺人事件の謎解きをする。もう一つの特徴は、本書の主題が香水にあるということである。

プロローグが付いているが、これがこの物語の背景である。一つのエピソードとして紹介されているが、これだけでは何のことやら分からない。そして、ある日浅見に封書が届く。これがこの物語の幕開けになる。

 ところが、ストーリー展開はやや分かりにくい。登場人物が複雑で、新たに発生した殺人事件の裏にもう一つの殺人事件が存在していた。それも十年も前のことである。舞台はフランスであったり、栃木県であったりして、その辺りはいつものように多様である。

今回は主題が香水だけに、香水産業や業界にスポットライトが当てられている。さもありなんと思われる業界事情も描かれているが、真偽のほどは定かではない。香水の決め手は何であろうか。これは素晴らしい香水だと万人が認める香水があるのだろうか。匂いについての好悪は人それぞれであろう。これが同じ化学工業分野ではあっても薬品とは異なるところだろう。

 そこで止めておけばよかったのに、別物と結び付けて香水の存在を違う方向に導き、無理やり殺人事件との関連を明らかにしようとしたところに多少無理があったと思われる。途中から展開に違和感を覚えるようになった。

 さしもの内田もその場その場で展開を考えいき、最後に何とかまとめるという方式が破綻したのかと考えたが、実際は最後の解説で種明かしがあった。ここでは詳細は秘すが、大勢のアイデアを内田がまとめることになったというのだ。一つにまとめるのは相当苦労したようだ。

 これを出版しようということになったらしい。率直に言って出来はよくない。作品の数がこれだけ多くなると、こういう類のものが出てきても仕方がないかとあきらめたくなるのだが、これを最後にしてもらいたいものだ。飽きないように登場する設定を広くしようという意欲は分かるのだが、無理はいけない。

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紙の本貴賓室の怪人 「飛鳥」編

2003/11/21 08:28

舞台設定は大いに楽しめたが、ストーリーが借り物だった?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 今回も浅見光彦が名探偵として登場した。いつもは偶然に殺人事件に遭遇して、その冴えた腕前を披露するのだが、今回は誰がスポンサーなのか分からないままに殺人事件と遭遇という設定である。「飛鳥」とは豪華客船の名称で、浅見がいつもの「旅と歴史」の藤田編集長から乗船記の執筆の依頼を受けた。だが、どうやらスポンサーは「旅と歴史」ではないようである。
 近年、船会社が豪華客船をこぞって造り始めた。いよいよ金満国家の誕生である。金満? 本書によれば、「飛鳥」の特等船室は世界一周の船旅で一人1,500万円もするそうである。夫婦で行けば3,000万円となる。マンションの1戸も買えそうな一財産である。最も安価な船室でも300万円もすると聞けば、一体どういう人たちがこの船旅を楽しむのかは、老後の年金を節約し、豪華客船での船旅には縁のない庶民でも興味が湧くところであろう。
 話はそれるが、往年の米国TVのヒット番組に『ラブボート』という豪華客船を舞台にしたドラマがあった。いわゆるグランド・ホテル形式で、豪華客船という舞台で様々な人生模様のストーリーが交錯する楽しさが売り物であった。それだけにシリーズものとして何回も続くのであろう。ネタには事欠かないのである。あるテレビ局では1日に3回も再放送を放映しているときもあった。
 船客には個人的な悩みや屈託があり、それをわずか1時間で解決する。もちろん、客だけではなく、乗員の個人的な事情もドラマの主題になる。『ホテル』という漫画家石ノ森章太郎原作の和製ドラマが日本でもヒットしたのを思い出した。
 浅見はいつもの調子で乗船記執筆の依頼を引受け、豪華客船に乗船したのだが、乗船記は口実で、とある筋から乗船することだけを依頼されての仕事であった。だが、それは浅見には明かされない。
 飛鳥は東京を出航して、神戸、香港、シンガポール、モルディブ、ムンバイというルートで世界一周の旅を始める。浅見のルームメイトは、といってもまったく見ず知らずの他人ではあるが、神戸からの乗船であった。普通、旅は道連れで互いの身の上話の一つも交わすのだが、このルームメイトは独自の行動をとり、浅見とはほとんど口を利かない。
 それが香港でついに殺人事件と遭遇する。そのルームメイトが下船したまま帰船しなかったのである。ところが、奇妙なことに船上で死体で発見された。浅見は早速兄の警察庁刑事局長に電話をすると、警視庁から警察官が派遣されてくる。この辺りも小説的で面白い。彼等はシンガポールから乗り込んできたが、その中に何と岡部警視がいた。いつの間にか警部から警視に昇任したらしい。
 内田氏は主役になったことのない岡部をこういう場面に登場させたのである。数多いこのシリーズで、浅見と岡部が解逅したことはなかったのか、初対面の挨拶があったのは意外であった。
 東京から警視庁の刑事たちが駆けつけた努力も空しく、犯人は捕まらず、とうとうお宮入りかと思いきや、浅見の推理では犯人の想像はついていた。被害者と特等船室の船客たちの経歴を調べていくと、船客のいずれもが被害者との関わりがあり、皆に動機があったのだ。
 しかし、浅見や刑事たちはそのままにした方が自然だという理屈で表向きは何もしない。ミステリー好きなら、なにやら、どこかの列車でそういうストーリーがあったことを思い出す仕掛けである。やれやれというオチであった。
 内田氏のこのシリーズには、こういう幕切れが多いので、また出たなとニヤリとしてしまうエンディングであった。

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紙の本後鳥羽伝説殺人事件

2017/03/15 19:00

私自身はあまりミステリーに慣れていないのですが

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る

一般的なミステリー小説であり、真相が少しずつ明らかになっていくものです。
本書の題名にある後鳥羽伝説はどうやら実際にそんな伝説があるようなのですが、源義経がチンギス=ハンになってモンゴルを治めたなどという伝説に比べると地味なもので、また一般的に知られていないものだと思います。そういった伝説こそ、こういったものの題材にふさわしいのかもしれません。
前半は真相もよくわからず、なんだか悶々としましたが、後半は真相を知りたい一心で読んでいきました。

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紙の本美濃路殺人事件

2002/05/15 08:00

美濃紙の産地ならではのミステリー

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みんみん - この投稿者のレビュー一覧を見る

犯人が残した小刀を包んであった和紙。警察が問題にもしな
かったその和紙を浅見光彦が目ざとく見つけて、作り主を探
しあて、果ては、犯人まで見つけてしまったのは、「和紙の
里」と呼ばれる美濃紙の産地ならではのミステリー。
プロローグで、浅見光彦が見知らぬ女性に女性に張り飛ばさ
れた、受難の日が面白くて笑えた。

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紙の本隠岐伝説殺人事件 上

2002/04/05 10:50

最後の締めくくり方には、ちょっと驚かされた。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みんみん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 佐田教授を中心とする浅見光彦ら5人のメンバーが後鳥羽上皇の遺跡発掘を調査するために隠岐へやって来た。その親睦パーティーの会場で、祟りがあるから掘ってはいけないと町長を殴った老人、小野が溺死した。そして、過去にも笑いながら死んでいった人達の謎を浅見が追う。
 後鳥羽上皇の過去や源氏絵巻などと絡まって、旧日本陸軍が隠岐に残していった悲劇など、うまく書かれていた。私は、最後の最後まで誰が犯人か分からなかったが、そういう締めくくり方もあるのかと最後はちょっと驚かされた。

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